2017年5月31日水曜日

5/30分 保有銘柄の値動きが不思議と気にならなくなる方法

ども! オザワークスです。

RY/ロイヤル・バンク・オブ・カナダ 5/30

さあ5月もほぼほぼ終わりです。明日もう一つ入るかなあ、というところでしょうか。

さて前回は与太話で終わってしまいました。一言で言えば、配当目当ての投資ってすなわち長期投資だから続けるのに色々コツが要るよね、ってことです。

でそのコツの一つを今回語るわけですが、いや、そんな大したもんじゃないんスよ。まぢで。

え~と、株式投資をやってるとみんなそうなんですけど、保有銘柄の株価って気になるじゃないですか。上がると嬉しくて、下がるとしょんぼりとか。でもあれ、気にしたらいかんのですよ。こちとら目的はずーっと保有して配当を貰い続けるだけなので、株価とかどうでもいいんですよ。上がろうが下がろうが、気にしたら負けなんですよ。

でもそれが、難しい。いや、わかりますよ。ぼくも投資家の端くれだからわかりますよ。特に下がると、変な汗出ますよね。でも、気にしたら負けなんですよ。株価を気にし出すと、ああどうしようどうしよう、自分の選択が間違いだったんじゃないのかって無茶苦茶不安になって、挙句売却しちゃったり、値上がりの期待できる銘柄に乗り換えたり、最悪投資はやっぱり怖いなんて言って辞めてしまったりします。要は、自分の投資の方針が崩れてしまう。配当投資が続かないんですね。このパターンかなり多いと思います。特に初心者に。

この株価の変動から始まる投資家心理の変調、これを防ぐ、というかまあ抑制するぼくの方法は、銘柄の数を増やすことです。30とか40とかそれ以上とか。これぼくは意図的にそうしたというよりは、毎日配当を追い求めて結果的そうなってしまったんですけどね。

保有銘柄が一つだと、それがすべてです。その銘柄の値動きは嫌でも気になります。いいときはいいですが、悪いときは食事も喉を通らないでしょう。多分ぼくもそうなります。これは仕方ない、イチはダメです。

ただこれが5とか10とかだったらどうでしょう。複数保有していると、どうしても上がってるの下がってるの色々出てきます。全部下がってるとあれですけど、一つ上がってるのがあれば、とりあえずの慰めにはなりますよね。とりあえずの。

更にこっちのほうが大きいですけど、一銘柄下がっていても、それはせいぜい1/5、1/10のことです。あなたの全体に与える影響が、ってことですよ。一つがどんなに暴れてもぶっ飛んでも、それはあくまで「一部」なんです。

なんだ「一部」なんだ。そう考えると、結構楽じゃないですか? 一銘柄だとどうしても執着してしまうけど、複数だと「そういうこともあるさ」と流せる感じ。これも分散投資の良い効果の一つだとぼくは思います。

ぼくなんかはもう60銘柄とかありますんで基本株価は、さっと目を通すぐらいですね。そんなまじまじとは見ません。多少イキってるのがいても「あ、そう」ぐらいのもんです。いちいち気にするのは時間の無駄です。というより、さっと目を通すぐらいの付き合いしか物理的に出来ませんね。

とはいえ、全く放置しているわけでもありません。そうですね、株価が上に跳ねても下に沈んでも、一日で5%以上動いたときは、ちょっと何かあった、と判断して多少調べて対処します。決算発表のタイミングとかが多いですが、一番の関心事はやはり配当関係で、これに動きがあったりすると「えらいこっちゃ」と能動的に活動します。でも、そんなに頻繁にあることではありません。基本はまあ放置で、たまに目が合うと「ど~も~」と挨拶する関係というか、それはちょっと違うか。まあ、分散させすぎていて、もはや細かいことがどうでも良くなりつつある、という状態ですね。

いや、書いていて、これはこれでまた考えものだな、と思ってしまいました。まあ60はやりすぎです。たった一人で60種類もの作物を育てる農家さんというか、それはないなと。やっぱり10~15くらいのプランターでこまめにお世話してあげると、時間はかかるけど大きなお花が咲くのではないでしょうか。全くの勘ですがね。実感ではあります。

そんな感じで、適度な分散投資は投資そのものを長続きさせる上での一助になる、というお話でした。

では今日はこの辺で。次回の配当でお会いしましょう。

2017年5月25日木曜日

5/24分 投資とかくれんぼの形而上的な共通性または駄文性

まいど、オザワークスです。

CAT/キャタピラー 5/24

キャタピラーくん来ましたね。早いとこ増配して欲しい銘柄の一つです。

しかしバンコブラデスコの株式配当が一向に来ない。調べたら去年は5/10には20株放り込まれていたのに、どうしたマネックス。その件をさっさと片付けてくれないと、ぼちぼち溜まってきた配当金を使いづらくてしゃーないですわ。でも待つしか無いと。

退屈で変化の少ない配当投資の傍らこのブログのネタを考えているんですけど、大体どのネタも共通の狙いというか、同じ考え方が隠れていることにフト気づきました。通底している、というやつですね。

昨日の記事でもちょっと書いたんですけど、思いつくどのネタも「投資を長続きさせるための工夫」なんですね。昨日の、目標は高すぎないこと遠すぎないこと、もそうですよね。スタート地点から一億円とかの大きな夢は抱かず、まずは100万円からやってみよう。理由は、そのほうが長続きするから、です。

配当狙いの投資って、全然儲からないんですよ。ほんと全然。資産なんか、カタツムリレベルの速度でしか増えていきませんね。それだって相場が弱気になれば、一気にズドン! すぐにマイナスです。はい、またやり直し。スゴロクのスタート地点に戻るの気分ですね。

更に弱気相場さえ無い状況だと、ひたすら退屈です。毎日何の変化もない。上がったとか下がったとか、株式投資の醍醐味がまるで無い。一回数百円とかの配当金が、たまにチャリンチャリンと入ってくるだけです。

自分、こんなことやっていて本当にいいんだろうか、なんてよく思います。なんかいい流れから外れたところで、一人だけ漂ってない? そんな風にも思います。

それが、そんなのが、配当投資です。とにかく華がないんです。だから、続け辛いんです。これから投資しようという人が「配当狙いで~」とかいうパターンはワリとあると思いますが、その人が言葉通りにずっと配当狙いで投資を続ける確率は、正直かなり低いと思います。ほとんどの人が結構すぐ配当投資に別れを告げて、それぞれの道を歩むんじゃないでしょうか。例えばこんな感じに。

  • 「配当金? ああ、何回かもらったけど思ったより全然額が少なかったよ。今はFXやってます」
  • 「株価が上がっても持ち続けるとか意味わかんない。うん、全部売ってもっと上がりそうなアマゾン買ったよ」 
  • 「配当金狙いで買ったらすぐに10%も下がったんだ。もっと下がる気がする。売った方がいいかな? 売った方がいいよね?」

マジであるあるですね、これ。配当投資あるある。これは、あるわ~。ま、大体こんなです。

配当投資は地味で退屈で成果が出づらくて、例えれば、かくれんぼでずうっと隠れていたら自分以外の子たちはいつの間にかかくれんぼを辞めて電車ごっこで仲良く遊んでいる、状態です。悲しいです。しかも自分だけはまだ鬼が探していると思って隠れているわけですから、さらにかわいそうです。

でも、隠れ続けてください。30年もし隠れ続けたら、あなたは多分お金持ちです。かくれんぼとは、そういう遊びです。他の子達はかくれんぼなどすぐに飽きて、やれファミコンだの、ベイブレードだの次から次へととっかえひっかえ遊びを変えますが、そうそう身に付くもんじゃあございません。30年かくれんぼを続け、かくれんぼの酸いも甘いも嗅ぎ分けたあなたが、やはりお金持ちになっているんですよ。

だんだん何の話をしているのかわからなくなってきました。かくれんぼで隠れてるときって、なんか色々考えますよね。

この際もういいや。もう一つ枝道に逸れちゃいましょう。ぼくは米国株に絞っていますが、30年運用するんだったら、日本株でかくれんぼ、もとい、配当狙いの投資をしても十分な資産を築けると思いますね。あらゆる面で米国株に劣る日本株ですが、それでも長期投資の効果というのは歴然と現れるものです。投資し続ける、というのが何よりも重要です。

え~、その投資し続けるための工夫の一つが本日の議題だったわけですが、残念なことにたかだか前説でここまで文章が進んでしまい、誠に遺憾ながら本題は次回、ということに相成りました。これもワタクシの構成力の無さ、計画性の無さ、不徳の致すところでございます。自分でもよくこうも中身のない無意味な文章が次々出てくるものだな、と感心するやら呆れるやらですね。おっと、またまたしょーもない一文が。も、これで止めますね。

では、次回をお楽しみに。といっても、そんな大したもんじゃないですからね。いつもの、グダグダっとした感じです。

シーユー、ネクストディビデンド。

でも自分はあまり考えずに勢いで書いていったほうが良い表現が出てくる気がするんだよなあ……。

2017年5月24日水曜日

5/23分 最終目標は3000万、そんなもんでいい 

お久しぶりです。オザワークスです。

NYCB/ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ 5/23

毎日配当だ、などと言ってて全然毎日ではないです、はい。2,5,8,11月はいまいち良い銘柄が少ないんですよね。その代わりと言っては何ですが、来月はグイグイ行きますんで。配当のガトリング砲をご覧に入れましょう。

ナショナルグリッド、約束通り30株買い直しました。$70.71ですって。高い。3月に$63で買って5月の初めに$65で売り、色々あった末に$70で買い戻す。酔狂と思うでしょう、自分でも思います。あら、でも不思議。よく見たら意外と損はしていない。おいしい話をただスルーしてきているだけ。でもそれが悲しい。

まあ、株式併合なんてものをこれから毎年やるようならナショグリさん、もう付き合いきれません。お別れです。わざわざ改行してまで書いておきます。

さて、ここからが本題です。と言いたいんですが、書くこともそんなに無いんすよね、ナショグリ買ってカネがないとかそんな寂しい話題しか。あ、あれいきますか。

資産運用のゴールについて。このブログを見る人は、おそらく積極的に資産運用をされている人だと思います。株とか、債券とかですね。積極的じゃないのが、まあ、銀行預金ですかね。あれも一応資産運用ではあります。ほとんどの日本人がそうは思っていないでしょうが。

んで、株とかやってる人は、大概は目標とする数字があると思います。自分が行う資産運用の一応のゴールですね。例えば、総資産一億円とか、年間受取配当額500万円とか。人間具体的な目標を定めると行動しやすいですからね、それはわかります。

でも、みなさん。みなさんの目標金額、少々高すぎやしませんか? というのも、ぼくが他の投資家さんのブログを幾つか拝見してちょっとそういうふうに感じてしまったので、今回記事にしてみようと思ったんですよ。

冷静になって考えてみてください。総資産一億円、要ります? 一年間で500万の配当金、要ります? もし現在年収500万の方が、将来働かないつもりで500万の配当が目標というのであれば、生活レベルを下げるのは嫌だから500万と言いたくなる気持ちはわかります。けれど、そんな金額必要ないと思います。なぜなら、現在は年収500万が必要でも、遠い将来においては、子供も独立し、家のローンも払い終え、同じような生活をしてもおそらく生活費は安く済むからです。年収500万の老夫婦なんて、非正規低収入のぼくから見ると金持ち過ぎて怖いくらいです。一体何にそんな使うんだよ、と。一億円なんて、単純に取り崩して生きていけばいいでしょう。変な贅沢さえしなければ、足ります。

目標金額が高すぎると思います。ゴールが遠すぎる。遠すぎて、ぼくなどは途中で確実に挫けますね。もちろん、人の価値観ですから好き好きでいいんですけど、あまりにも遠い目標は却って人の歩みを止めます。これから投資を始めようと思っている人はまだ何も知らないから「目標一億円」でもいいんです。しかし、勇気を持って投資の世界に飛び込んだばかりの人は、多分すぐに「一億なんて無理じゃん」って事実に打ちのめされて、そこで、投資を辞めてしまう。

それが惜しい!

投資で一番重要なのは投資し続けることですから、つまんない理由で辞めちゃうのが一番もったいない。だからぼくは言いたい。

別に一億とかいらないから。もっとずっと低い目標でいいんで。どうぞ、肩の力を抜いて投資してちょうだい。

とにかく辞めてしまうのが一番いけません。折角始めたんですから、身の丈にあったゴールを見据えて投資し続けてください。

ちなみにぼくの最終目標は、総資産3000万円、配当金は一年間で100万円です。最終目標ですよ。これに達したら、新たな投資元本の投入、それから配当金の再投資を辞めて、受け取った配当金は生活費に回しても良いと考えています。もちろん、100万円の配当金だけでは生活できませんから、同時に何らかの簡単な仕事はします。でも一日中働く必要はありません。贅沢三昧は出来ませんが、十分に自分の時間を持てるある程度余裕のある暮らしができると思っています。たかが100万、されど100万。100万円の不労所得は、よく考えてみると実際かなり効きますよ。

ぼくの最終目標3000万円を見て「だっさ、ビンボくせえ。勝ったし」と思った方、ほっといてちょ。「3000万! なにそれ、絶対無理だし」と思った方、サラリーマンでそこそこの給料を得ている人なら十分射程圏内の数字だと思います。節約と貯蓄ともちろん投資をコツコツと続けていけば、時間は掛かりますがたどり着けるはずです。そこそこの給料もない方は……と、とにかくがんばってください。1000万円でも、300万円でも、そこからの不労所得が、たとえわずかでもあるのと無いのとでは確実に人生違いますから。

よーし、長々書いたところで、今日はこの辺で。

次の配当でまたお会いしましょう。

2017年5月18日木曜日

5/17分 儲け話をわざわざ回避するこの回避力

どうも、悲しみのオザワークスです。

OKE/ワンオーケー 5/17
KMI/キンダー・モルガン 5/17
DIA/SPDRダウジョーンズインダストリアルアベレージ 5/17

今日はもう、かわいい配当たちに慰めてもらうしか無いですね。全ては終わりました。

え~、例のナショナルグリッドの特別配当の件ですが、5/17に権利確定していました。楽天証券他、SBI証券、マネックス証券、3つの証券会社で5/17の表示。ナショグリの公式ページでは5/22の表示。証券会社間違ってんじゃん(笑)、とか笑っていたのはどこの誰でしょうか。そして今日確認したらグーグルファイナンスでも5/17にDマーク(DividendのD)が付いている。更にヤフーファイナンスでも同じ。

マジか……。

オレもう売っちゃってるし。無いし。何も無いし。
え、これどういうこと? 5/22とは? 異次元? タイムホール的な?

混乱しつつしばし考えました。

あっ、受渡日……。

気づきました。そうです。株主とは、株を買い付けた瞬間になれるものではないのです。株主とは、株を買い付けた数日後、買い付けた会社の株主名簿に登録されて初めてなれるものなのです。

確かに特別配当を受け取る権利が決まるのは5/22です。5/22に株主名簿に名前があることが条件です。そして5/22に確実に名簿に名前を刻んでもらうには、遅くとも5/17までには株を買っておかなくてはならないというのが株式会社の仕組みなのです。だからぼくは株主ではないし、今から株を買っても遅いし、ナショグリの株価は今日だけで10%も上がっているし、もうすべてがやんなっちゃってるわけです。

初心者かと。証券会社さんたちがあれほど親切に5/17重要だぞ、忘れるなよ、と教えてくれていたのに、ぼくは「はい罠回避~」とか。バカが!

ん~、ブログですよ。ブログに経緯を書いちゃってますからねえ。むちゃくちゃ恥ずかしいですね。これがもし誰にも言わず、何にも書かず一人でずっこけていたら、まあ、あちゃー、ぐらいで済んだんですよ。でもあーだこーだなんか詳しいような顔して書いちゃってますからねえ。やべえ、すげえ恥。

……まあ、もう済んだことですわ。大きな配当を取り逃し、知ったかぶりで頓死して生き恥をさらす。オーケー、それがぼくさ。

んん、頭を切り替えよう。脳をゆすごう。まだ考えなきゃいけないことはある。

上記の通り、特別配当の権利取得のタイミングは過ぎてしまいました。それはいい。でも疑問。株式併合はどうなるのでしょうか?

楽天証券によれば、株式併合の「効力発生日」が5/22、「払出日」も同じ5/22。「効力発生日」と「払出日」の言葉の意味が、また完全にパーフェクトに理解できているわけではないです。なので断言するのは危険ですが(それをやって自滅した)、これは権利確定して即日株式併合がなされる、と見て良さそうです。何と言っても天下の楽天証券様がそうおっしゃってるわけですから、そうなのでしょう。どこかのへっぽこ投資家とは言動の正確さが違います。

てことは、あれですかい。5/17にハイパーデラックス配当の権利を確実のものとした賢い投資家の皆さんは、5/22までにナショグリを売っぱらっちまえば、くっそ高い配当を得つつくっそ意味わからん株式併合を完全回避できるって寸法ですな。マジか。それは、ぼくがもともと通るべき道だったはずですけど……。ああ、夢の利回り8%が……。

いかんいかん、クールになれ。お前にできるのは本当にもう見守ることだけだ。いやでも、5/22までに売れば、配当だけ貰えるような気がしますね。もちろん今株を持っている人だけですけど。この思考に抜けはない、はず。でもナショグリのこれからの株価が読めませんね。特別配当の実質的な権利日を過ぎてどう推移するのか。まあ、もとより株価なんてものは自分に都合よく動いてくれるはずもないんですけどね。

はあ、しくったなあ。そもそもナショグリが株式併合なんてよくわからんものを並行してやるからいかんのですよ。それがなきゃ30株そのまま持ってりゃいいだけだったのに。はあ、逃した魚は大きいなあ。

と、落ち込んでいても仕方がありません。まあ、こんなこともあります。結局、得はできていませんけど損したわけでもないので、またチャンスもあるでしょう。日々配当を貰いながら、投資の世界に居続けることです。そもそも投資をしていなければ、こんな機会もないですからね。このブログを読む方でまだ投資の経験のない方、とにかく一度始めてみてはいかがでしょう。他人のブログを見るだけでは、一円たりとも配当金は入りません。これだけは確実です。

よし、キレイに締めたところで、今日はこの辺で。

2017年5月17日水曜日

5/16分 日本株についての私見 

どうも~オザワークスです。

BBD/バンコ・ブラデスコ 5/16
DIA/SPDRダウジョーンズインダストリアルアベレージ(NISA) 5/16

いや~、毎日配当ですねえ。多分、明日もあるでしょう。
バンコブラデスコは近々株式配当なるものをかましてきますから、それはまたそのときに記事にしましょう。

さて、今日のお題は、日本株について、でいきましょう。日本株、日本企業への投資ですね。ぼくは今現在日本株を一円も保有していません。昔はやってました。ぼくが株式投資を始めた2013年の暮から2015年の夏にとりあえずNISA口座を空にするまで、たしかにやっていました。

ではなぜ日本株への投資をやめてしまったのか。それはまたぼくらしい理由なんですけど、日米企業の配当回数の違いが主な理由です。アメリカ企業の一年間の配当回数は、基本4回です。それに対して日本企業の配当回数は年2回が一般的です。年4回配当の方が、株を買って配当金を貰う(投資の成果を得る)までの時間が、当たり前ですが短いです。株を買って配当をただただじっと耐えて待つのが配当投資ですから、そこのサイクルが早いのは本当に助かりますね。

例えばこの間初めての配当をもらったアパレルのギャップ、あれなんかは買い始めたのが3月終わりで配当が4月末、待ち時間一ヶ月ですよ。これが日本株だと半年とか当たり前ですからね。半年ももんもんと入金を待ち続けるのはこれがなかなかのストレスで、投資すること自体に嫌気が差してしまったりするものです。

そしてストレスが溜まってくると正常な判断ができなくなり、自分の投資の方針と違ったことをやってしまいがちです。配当投資のはずが、株価が下がっただけで慌てて売ってしまったり、値上がり目的でよく知らない銘柄を購入したり、ぼくにも経験があります。

やっぱり原因は、身銭を切って株を買い、その成果である配当金を受け取るまでの期間が長過ぎることにあるように思えます。配当金って貰うと安心するんですよね、それがわずかな額でも。ああ良かった、投資したことが全くの間違いじゃなかった、って。

成果が数字として、ぽんっ、と目の前に現れると、人間は物事を持続できるようになるんですね。それが行き過ぎると、ぼくのように毎日成果を見ないと落ち着かないという。

毎日配当はいくらなんでもやりすぎですが、毎月配当ならホラ、なんとなく車輪が回るように行けそうでしょ。米国株なら年4回配当だから3銘柄で毎月配当完成。まあ、毎月分配型のETFを一つ買えば済む話ではあるけれど。

この毎月配当を日本株でやろうとするとさあ大変。日本株は配当の払い月が3,6,9,12月に異常に集中しているので、その他の月に配当を貰うのがなかなかに難しいです。いや、出来ないことはないんですよ、出来ないことは。ただ、そのために長い時間をかけて銘柄を探したり、やっと見つけたのが聞いたこともないような会社だったり……。大企業に絞ってみれば、やっぱり難しいですね。

大して米国株は、ダウ平均採用銘柄30社から選ぶだけでもポートフォリオを作れます。しかも日本企業と違って簡単には減配しない。それどころか赤字でも根性決めて増配したりしますから、日本株が勝てるところはありませんね。

いやいやいや、ぼくは証券会社の回し者じゃありませんよ。まあでも考えてみると、日本株から始まって徐々に米国株の比率が高まり、今は米国株のみになったぼくの投資ヒストリーは、必然だったなあ、と思います。日本株じゃあ、毎日配当どころか毎週配当も実現不可能ですもん。

というわけで、今後も日本株への投資は、無しで。といっても絶対にやらない、とは言いませんよ。ぼくも日本人でこれからも日本で暮らしていくわけですから、日本株にもある程度の愛着はあります。ホンダのバイクに乗って、スバルの車に乗って、富士通のノートパソコンでこの文章を書いているんですから。やはり「身近さ」では日本株に軍配が上がるでしょう。

日本株もアメリカ並みに株主還元力が高まるといいですね。

ではまたいつか。

2017年5月16日火曜日

5/15分 楽天ポイントで株が買える? 

どうもオザワークスです。

SAN/サンタンデール銀行 5/15

さて、スペインの銀行「サンちゃん」も入ったところで、今日はニュースがありますよ。なんと楽天証券が今年の夏をめどに、楽天ポイントで投資信託を購入できるようにする予定だそうです。とうとう現金無しで投資ができることになります。スゴイ。

このことはとあるブログの記事で見てそれから少し調べたんですが、ネットニュースの記事くらいで一次ソースを見かけないんですよ。肝心の楽天証券のサイト内では何も書いてないので、どうにももやもやとした気分です。なのでポイントで売買できるのが本当として、思ったことを書いていきたいと思います。

とにもかくにも楽天証券、なかなかやりますね。今までちょっと中途半端な印象だったのがまた少し変わりますね。ポイントで投信が買えるということは、さっきも言いましたけど全く現金がいらなということです。ぱっと書きましたけど、これってすごくないですか? ぼくはスゴイことだと思います。今までは確かポイントで売買の手数料を賄う、とかそんなまた中途半端なサービスはあったような気がします(どうだったかな?)。それに対して今回はズドンとこれですよ。楽天ポイント=完全に円という。

楽天スーパーポイントって、小売の楽天とともにどうもぼくの中で印象良くなかったんですよ。楽天のあの似たような店がごちゃごちゃいっぱいある感じ、欲しい商品を検索しても何してもごちゃごちゃしてて一向にたどり着けない感じ、あの感じですよ。送料もかかるの? どうなの? 店ごとに違うの? どこにそれは書いてあるの? いずれもごちゃごちゃしててぱっとわからない。ぼくのような情弱のおじちゃんにはあの雑多なサイトの作りがもう生理的に無理で、結局一度も楽天を利用したことはありませんでした。

一応楽天カードは持ってはいるんですよ。使ったことはないけど。カードを手に取る度に三木谷の顔が浮かんで、そして仕舞う。この繰り返しでした。カードのCMでア○ゾンを倒せとか笑わせるなと。使わない楽天ポイントを稼いでも仕方なく、楽天経済圏から距離を置いた男だったんです。

とと三木谷楽天の話はこのくらいにして。まあでも、投信じゃまだまだですね。やっぱり日本の個別株、そしてゆくゆくは楽天ポイントでの米国株取引へ。米国株はちょっと今の楽天証券の力の入れ具合だと妄想レベルですが、日本株は十分射程圏内でしょう。ポイントだけで東芝が買える、みたいな。そうなったらやっぱすげーな。

まあそんな頃には東芝はもう買えないかもしれませんがね。もし米国株と楽天ポイントが絡んでくるとしたら、楽天ポイントで米ドルを買えるのか、という問題が一つありますね。ドル転できるかどうか。いまでも楽天証券では日本円で米国株を買い付けできるけど、やっぱり米国株ならドルでやりたいじゃない。米国株を円で買うなんて、例えるならスイカに砂糖をかけて食べるようなものですよ。やっぱりそれは違う。米国株なら米ドル、スイカには塩。

何の話か。でも楽天ポイント→米国株のベクトルはやっぱり壁が高そうですね。鍵は日本における米国株投資の浸透具合なんでしょう。流行らないからやっぱり手数料も高いままだし、残念な仕様なんですよ。皆さんの周りに米国株投資家はいらっしゃいますか? まずいませんよね? そういうことです。楽天証券も儲からないことは頑張りません。投資家と一緒です。

さて、楽天からボールは投げられました。ライバルのSBI証券はどうするのでしょうか。もちろん楽天証券はマネックス証券など相手にはしていません。マネックスは、バイクメーカーで言えばスズキ、四輪メーカーで言えばホンダかな。ちょっとどこかズレている変わった証券会社というイメージです。ぼくの中では。

マネックスなどどうでもよろしい。楽天証券の今後も気になるところですが、これに対する業界最大手SBI証券の動きも要チェックです。ぼくは何故だかSBI陣営に肩入れしています。住信SBIネット銀行をメインバンクにしていたり、負け組のSBIカードを使っていたりするからですかね。……まあ、どちらもサービス改悪されていってるので、ここいらでSBIには一つ頑張って欲しいものです。

 とつらつら書いてまいりましたが、それはいつもの通り。まあポイントで株が買えるなんてすごい時代になりました。夢が膨らみますね。さあ、眠れる獅子の楽天カードが静かにアップを始めましたよ。

ではまた次回。

でも待てよ。もう少し先のことまで考えてみよう。楽天の小売業としての未来はあまりなく、銀行と保健と証券の金融グループになっていくとしたら、楽天ポイントの存在意義そのものが揺ら……いやいや考えすぎだろう。寝よ寝よ。

2017年5月13日土曜日

5/12分 遅咲きのアフィリエイター 

ども、オザワークスです。

PFF/iシェアーズ米国優先株式 5/12

今週は毎日配当でしたね。5月は後半が過疎なのでそこを何とか埋めていくのが課題ですね。

さて、ようやく広告が入りました。その名もグーグルアドセンス。広告が入るとページの表示がめちゃめちゃ重くて亀る。ぼく自身は地味でも軽くてサクサクなサイトの方が好きですけどね。まあやってみたかった、ということで。

本日は投資の話はちょっと置いといて、ブログの話でも。このブログも始めて一ヶ月と少しぐらい経ちます。ホントは毎日更新したほうがいいんでしょうけど、まあ、はっきり言ってネタがないですし、自分初心者なんで毎日はハードルが高すぎます。そこで考えて、配当金が入金した次の日は更新、という感じでとりあえずやってきております。今のところ2~3日のペースですが、ブログのタイトル通り毎日配当を実現した暁には毎日更新になるんでしょうねえ。ちょっとため息出ますね。配当投資ってバイ・アンド・ホールドが基本なんで、まあイベントがなくて退屈なんですわ。投資が退屈だからブログを始めたのに、投資が退屈でブログのネタに困る未来がありありと見えますね。

さてブログです。先にも書いたようにぼくは全くの初心者で、一ヶ月たった今でもこのBloggerの機能というか上手い使い方みたいなのをほぼ知りません。勉強不足です、はい。それどころかぼくはブログに限らずインターネット関係全般、コンピュータ関係全般まるでダメダメな単なるデジタル音痴のおじさんです。そんななんで、このブログもなんとか更新だけはしているもののいつまでもへんてこな調子の部分が多々あるかと思います。大目に見てやってください。

おじさん、ホントはこんな駄文じゃなく、配当に関する表とかグラフとかをメインのコンテンツにしていきたいのに配当データベースを常に一番上に表示する方法がわかりません。仕方なく表を更新する度に古い表を削除していたのだけれど、当初から記事の頻繁な削除はSEO的に問題あるかもと思っていたし、実際自分で検索して自分のブログを見てみると記事のリンクがおかしい、何よりやり方がスマートじゃない!

おじさん、ブログのレイアウトが多分大きすぎると思っています。これだとスマホで見たときにスッゲー見づらいんじゃないかな。試してないけど。想像するだけでなんにも試さないおじさん。でも配当の表は結構でっかくなるし。この辺も改善の余地ありそう。

記事が増えてくるとブログ内で記事を整理する必要があります。それがラベルです。という知識だけはあるけど肝心のやり方が全然わかんねーおじさんです。もう色々機能が多すぎてわけわかめなんですよ。

まあまあまあ、わかってます、大丈夫です、このブログはまだ始まったばかり。とにかく細く長く続けることが大事ですからね。デジ音痴のおじさんも少しずつ、本当に少しずつ進化を遂げていくでしょう。がんばれおじさん。

いつかこのブログでAT&Tやベライゾンの配当の記事をまた書くときがあると思います。アメリカ通信業界のツートップ、今まさに激しい鍔迫り合いを繰り広げる2社の広告が、おじさんの記事に連動してババンと張り出される最高にかっこいい瞬間を夢見て、おじさんは今日も眠りにつこうと思います。

駄文ですみません。でわまた。

……って、ちょっと調べたらグーグルアドセンスってそういうものじゃないじゃん。全部おまかせじゃん。あーそー、なーんだ、へぇ……


2017年5月12日金曜日

5/11分 投資のルールを持ちましょうという当たり前の話

どうもオザワークスです。

HYG/iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債 5/11
EMB/iシェアーズJ.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券 5/11
JNK/SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券 5/11
PFF/iシェアーズ米国優先株式(NISA) 5/11

特定口座とNISA口座が入り乱れたカタチ。あっちからこっちから毎日配当。

昨日ETFに関する自分ルールを長々と書きました。じゃあ個別株のことも言っておかなくちゃな、というわけで今日のテーマはそれで行きます。なるべく短く。

言うてもETFの選択売買ルールとそんなに変わりません。年間配当回数4回以上でなるべく高配当(利回り3%以上希望)、安定配当で時価総額70億ドル以上。その銘柄を各々$1500から$2000程度買い付け。配当を貰いつつ$1400を下回ったらちょこっと買い増し、反対に$3000を超えてきたら半分売却。出来た資金は別の銘柄へ。

まとめると、安定したいろんなデカい会社をちょこっとずつ買っていきましょ、ってことです。割りとシンプルなルールだと思います。そして基本、ルールは守ります。守っていかないと変なものを気分で買ってしまい、大抵大変なことになると相場は決まっています。三月に上場したスナップなんか見てください。大変なことになってますよ。

もちろんぼくはスナップなど買ってはいませんよ。それどころか今をときめくアマゾンやグーグル、フェイスブック等のかっこいい銘柄には目もくれません。ああいうのはチャラい層が買うんですよ。初めての投資で「1年で株価2倍~。アマゾン、マジで恍惚~」とかどうせ言ってんでしょ。やかましやコラ、です。

いやアマゾンも配当出せばな、とは思います。会社としてはとても強力なんで。でも、出ないでしょ、今後十年は。基本赤字だし。アップルなんかももうちょっと落ち着いてくれたら、結構いいかもですね。

気がついたら脱線してました。いつものまずいパターンです。とにかく自分で決めたルールは基本守りましょ、ってことです。ただし、ルールは投資家としての経験を積みながら少しずつ変化していくと思います。変化していってもいいと思います。ぼくも資産の総額がもっと増えれば、一銘柄あたりの買い付け金額を少しずつ増やしていくと思います。ルールの変化です。さらに、楽天証券限定で年間配当回数が2回の銘柄への投資を始めています。これなんかは完全にルールを破っていますが、そういうスパイスを絡めるのもまたいいと勝手に思っています。

でも自分の投資の中心、核になる部分は変わらないし、あまり変えてもいいようなものではないような気がします。ぼくにとってそれはやはり「配当」であり、だからこそアマゾンはやっぱり、買えないかなあ。

さて、迷える投資家の軌道修正が成ったところで、今日はこの辺にしておきたいと思います。
ではでは。

2017年5月11日木曜日

2017年上半期 配当入金日データベース

2017年個別株口座国籍外国税率入金日        
1SJR/ショー・コミュニケーションズマネカナダ25%1/52/23/2 4/4 5/26/2 
2LVS/ラスベガス・サンズマネ米国10%1/5   4/4    
3NOV/ナショナル・オイルウェル・バーコマネ米国10%    4/4    
4PPL/パシフィック・パワー・アンド・ライト・コーポレーションマネ米国10%1/5   4/5    
5COH/コーチマネ米国10%1/5   4/5    
6BAX/バクスター・インターナショナルマネ米国10%1/5   4/5    
7GRMN/ガーミンマネスイス0%1/5   4/6    
8HPQ/HPマネ米国10%1/6   4/7    
9STX/シーゲイト・テクノロジーマネアイル20%1/10   4/10    
10PM/フィリップ・モリス・インターナショナルマネ米国0%1/19   4/14    
11OXY/オクシデンタル・ペトロリアムマネ米国10%1/17   4/19    
12BCE/ビーシーイーマネカナダ25%1/20   4/21    
13GE/ゼネラル・エレクトリックマネ米国10%1/27   4/27    
14GPS/ギャップマネ米国10%???   4/28    
15BNS/バンク・オブ・ノバ・スコシアマネカナダ25% 2/2    5/2  
16T/エーティー・アンド・ティーマネ米国10% 2/3    5/8  
17VZ/ベライゾン・コミュニケーションマネ米国10% 2/3    5/8  
18CM/カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマースマネカナダ25% 2/2    5/9  
19POT/ポタシュ・コーポレーション・オブ・サスカチワンマネカナダ25% 2/9    5/9  
20OKE/ワンオーケーマネ米国10% 2/16    5/17  
21KMI/キンダー・モルガンマネ米国10% 2/17    5/17  
22NYCB/ニューヨーク・コミュニティ・バンコープマネ米国10% 2/24    5/23  
23CAT/キャタピラーマネ米国10% 2/23    5/24  
24RY/ロイヤル・バンク・オブ・カナダマネカナダ25%  3/2   5/30  
25BMO/バンク・オブ・モントリオールマネカナダ25%  3/3    6/2 
26ETR/エンタジーマネ米国10%  3/3    6/5 
27COP/コノコ・フィリップスマネ米国10%  3/3    6/5 
28FE/ファーストエナジーマネ米国10%  3/3    6/5 
29CMI/カミンズマネ米国10%  3/8    6/5 
30ENB/エンブリッジマネカナダ25%  ???    6/6 
31SO/サザンマネ米国10%  3/8    6/8 
32MAT/マテルマネ米国10%  3/7    6/13 
33CNP/センターポイント・エナジーマネ米国10%  3/14    6/13 
34EXC/エクセロンマネ米国10%  3/14    6/13 
35CVX/シェブロンマネ米国10%  3/14    6/14 
36IP/インターナショナル・ペーパーマネ米国10%  3/17    6/19 
37MOS/モザイクマネ米国10%  3/21    6/19 
38DUK/デューク・エナジーマネ米国10%  3/21    6/20 
39CTL/センチュリーリンクマネ米国10%  3/22    6/20 
40ESV/エンスコマネ英国0%  3/23    6/23 
41KSS/コールズマネ米国10%  3/24    6/23 
42GM/ゼネラルモーターズマネ米国10%  3/28    6/27 
43WMB/ウィリアムズ・カンパニーズマネ米国10%  3/29    6/28 
44GG/ゴールドコープマネカナダ25%  3/30    6/28 
45?????            
 ADR口座国籍外国税率入金日        
1SSL/サソール楽天南アフ10%    4/4    
2BP/ビーピーマネ英国0%    4/10    
3HSBC/HSBCホールディングスマネ英国0%    4/11    
4BBD/バンコ・ブラデスコマネブラジ15%1/132/143/133/214/13 5/166/13 
5GSK/グラクソスミスクラインマネ英国0%1/17   4/19    
6SAN/サンタンデール銀行マネスペイ19% 2/14    5/15  
7RDS.B/ロイヤル・ダッチ・シェルマネ英国0%  3/30    6/30 
8?????            
 ETF口座国籍外国税率入金日        
1-1HYG/iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債(NISA)SBI米国10% 2/93/9 4/104/245/86/8 
1-2HYG/iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債マネ米国10%1/42/93/9 4/11 5/116/9 
2-1EMB/iシェアーズJ.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券(NISA)SBI米国10%1/52/93/8 4/10 5/86/8 
2-2EMB/iシェアーズJ.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券マネ米国10%???2/93/9 4/11 5/116/9 
3-1PFF/iシェアーズ米国優先株式(NISA)SBI米国10%1/52/93/9 4/11 5/116/8 
3-2PFF/iシェアーズ米国優先株式マネ米国10%1/42/93/9 4/11 5/126/9 
4-1JNK/SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券(NISA)SBI米国10%1/102/133/10 4/12 5/106/12 
4-2JNK/SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券マネ米国10%1/112/133/13 4/13 5/116/13 
5-1DIA/SPDRダウジョーンズインダストリアルアベレージ(NISA)SBI米国10%1/182/153/17 4/19 5/166/13 
5-2DIA/SPDRダウジョーンズインダストリアルアベレージマネ米国10%1/192/153/15 4/19 5/176/14 
6BND/バンガード・米国トータル債券市場(NISA)SBI米国10%1/112/93/9 4/10 5/86/8 
7VCIT/バンガード・米国中期社債(NISA)SBI米国10%???2/83/8 4/10 5/86/8 
8LQD/iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債(NISA)SBI米国10% 2/93/8 4/10 5/86/86/26
9TLT/iシェアーズ米国国債20年超(NISA)SBI米国10%??????3/8 4/10 5/86/9 
10BIV/バンガード・米国中期債券(NISA)SBI米国10%????????? ??? 5/86/8 
11XLE/エネルギー・セレクト・セクターSPDRファンドマネ米国10%  3/29    6/28

5/10分 ETFの買い方

どうもどうも、ナショナルグリッドがまた値上がりしてしまい胃が痛いオザワークスです。

JNK/SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券(NISA) 5/10

今日は一つ。いつもだったらPFFのほうが先に来るんだけどJNKがここへ来て猛アピールですか。入金日はホント読めないですね。

さて、JNKもPFFも米国上場のETFです。なので今日はETFのワタクシなりの買い方を、頼まれてもいないのにご紹介していきたいと思います、はい。

ETFです。上場投資信託、というやつですか。正直、個別銘柄と全く同じ感覚で取引、保有できますね。もってりゃ配当金を貰える、というところも一緒(もちろん配当を出すETFであることが前提ネ!)。信託報酬というコストもぼくは全くというほど気にしていません。いくら資金を投入して、そこからいくら配当金を得るか、そのバランスだけしか見てません。

ちょっと余談ですが、ぼくは一切買ったことがないのですが、銀行とかで売られている一般の、というか普通のというか、いわゆる投資信託というものは、買って保有しているだけで年3%とかの経費を毎年取られるんですよね、下手すると元本から。いや、マジかって感じですね。ETFしか買ったことのない人間からしてみると。みなさん、ETFはそのようなボッタクリはございませんからご安心を。いやもちろん、上場してますんで株価の変動は普通にありますけどね。

本線に戻りましょう。ぼくのETFの選び方ですけど、まず、ETFを運営している会社(ブランド?)で絞ります。ずばり、iシェアーズとSPDRとバンガードの3つです。ETF市場はこの3社で80%のシェアがあるそうです。つまりは他は弱小。あえて弱小の会社を買う理由はありませんから、大手3社以外は無視します。最近マネックス証券で弱小の会社のETFを手数料ゼロだからと推してきますが、これは罠です。

次、大手3社のETFであればなんでもいいというわけではありません。3社の中で時価総額が50億ドル以上のETFを買うようにしています。つまり、大手の中でもデカイ奴らだけを相手にする、ということです。理由は、時価総額の小さいETFはお金の集まらないETF、人気の無いETFといえます。ETFを運営する会社も人気の出ないETFは「なんかだるいし、やめちゃうか……」と精算してしまう気がします。向こうもあくまで商売なんで。ぼくは利回りとかよりもまずその点を気にします。ちなみに、ETFの時価総額を簡単に調べる方法は、グーグルファイナンスでティッカーを検索にぶち込み、「Mkt cap」と書いてあるその数字です。マネックスのスクリーニングもいいですが、あれはETFに関しては何故か不完全です。

2つの関門をくぐり抜けると候補はかなり減るはずです。その中からぼくは毎月配当でなるべく利回りの良いものを選びます。ここまで来るとほとんど絞られていて具体的にはJNKやPFFやHYGやEMBといったところでしょうか。どれも利回りが4%から6%と高くかつ毎月安定しているのでなかなか頼りになります。しかし、ひとつのETFに投じて良い金額は個別銘柄と同じく$1500から$2000上限くらいなので、頼りにはなるが頼り切りにはならない、という感じでしょうか。ここでもリスクヘッジです。

でもそうすると4銘柄くらいすぐに買い終わってしまって投資用の資金がだぶついてしまいます。そしたら今度は毎月配当は守りつつ利回りを下げて探していきます。すると、結構候補があるんですよ、これが。利回り2%以上で見れば今度は買わなきゃいけない銘柄だらけで逆に資金が足らない。2%ぽっちですからなんか無駄なものを買っているような気もする日もありますが、ま、いいでしょ。

ちなみに毎月配当にこだわるのは、毎月受け取る金額の底上げを図るためです。個別銘柄だけだとどうしても決まった月に偏りがちになってしまうので。毎月配当の銘柄だけで毎月$100得ることができればいいなあ、と思っております。ETFで言えば、大人気のSPYやVTやVYMとかも欲しいは欲しいんですよ。でもカネがないわけで。故に後回しなわけで。まあ、いつか買いますわ。

ちなみにちなみに、ぼくはETFの中身をほとんど気にしません。それが株なのか債券なのかそんなことはどうでもよく、重要なのは配当が毎月安定して出ているか、です。……でもちょっと、中国関係の組入比率の高いものは若干警戒するかな、ぐらいですね。まあ、カントリーの偏ったファンドは時価総額がそこまで大きくない場合が多いですが。ぼくだけじゃなく、どの投資家も分散に余念がないってことですね。

さて、長くなりましたんで今日はここまでです。また、いつか。



2017年5月10日水曜日

5/9分 減配ルール

どうもオザワークスです。

CM/カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマース 5/9
POT/ポタシュ・コーポレーション・オブ・サスカチワン 5/9

うまくズレてくれてますね。

今日もらったPOTポタシュという銘柄、カナダの化学肥料メーカーです。この会社、ぼくが購入した2015年からこっち2回も減配しています。$0.38から$0.10へと大体額は四分の一になりました。

もちろんそれは悲しいです。悲しいですが、この減配をもって売却はしません。それはぼくの減配のルールに基づくものです。今日はそのルールを書いてみたいと思います。

まず、優良そうでもないにかかわらず1銘柄を買い付ける金額は、大体$1500から$2000くらいで決まっています。これは買い付けの「ルール」です。

んで、静かに保有し配当を待つんですが、運悪く減配という由々しき事態が発生。ま、しばしばあることです。ここで減配後の配当額を計算して、ひと月あたりの受取配当額が1ドルを下回ったら、売ります。わかると思いますが1ドルというのは一株あたりの配当額ではないですよ。上記の金額分を保有したとしてのひと月あたりの受取額です。四半期配当の銘柄なら一回あたりの受取額を3で割る感じです。それが1ドルを下回ったらダメ、ということです。四半期配当の銘柄なら、3ドル以下は完全アウトです。

何故かというと、1ドル以下の配当ではバカバカしくてまともに保有する気になれないだけです。100円以下ですからね。流石に売却してもっとマシな銘柄に乗り換えるわけです。

で、売ると決めたわけなんですが、全部は売りません。ビンボー症なんで10株だけ手元に残します。あくまでも手持ちの銘柄を増やして毎日配当を実現するためです。後、入金日のデータを残すためには結局保有し続けるしかない、というような理由もあります。

今現在この減配に絡む売却で10株保有に甘んじている銘柄は3つ。ピークの75分の1に大減配したエンスコ、10分に1になったナショナルオイルウェルバーコ、同じく10分の1になったゴールドコープ、です。これらへの投資は、現時点では失敗と言わざるを得ないですね。いずれ、増配してくれると信じて待ちましょう。

さて、減配に関するルールはこれまで書いたとおりですが、これが無配転落となるとどうなるでしょうか。答えは簡単、全部売却です。流石に温厚なぼくでも無配は捨て置けません。その時点でお別れです。

過去、保有銘柄で無配になったのは唯一つ、シードリルです。

いやあ、エンスコ、シードリル、その名を聞くと昔の苦い思い出が蘇ります。まあ、失敗ですね。それも結構大きな。まああまあまあ、いずれ大きな失敗談は別の機会に語ることとしましょう。どの個人投資家もそうでしょうけど、その失敗があったから今の投資法があるわけですし。

ほろ苦い思い出とともに、今日はこの辺で。

2017年5月9日火曜日

5/8分 株主総会、だと? 

どうもオザワークスです。

T/エーティー・アンド・ティー 5/8
VZ/ベライゾン・コミュニケーション 5/8
HYG/iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債(NISA) 5/8
EMB/iシェアーズJ.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券(NISA) 5/8
BND/バンガード・米国トータル債券市場(NISA) 5/8
VCIT/バンガード・米国中期社債(NISA) 5/8
LQD/iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債(NISA) 5/8
TLT/iシェアーズ米国国債20年超(NISA) 5/8
BIV/バンガード・米国中期債券(NISA) 5/8

来ました来ました、NISA組がぞろぞろと。そして、アメリカ通信業界の二大巨頭、AT&Tとベライゾン。この2つはもう、なんというか、基本というか、米国株で高配当&安定配当を口にする投資家であれば大体持ってる銘柄じゃないでしょうか。まあぼくもそこは例外ではない、ということです。2つとも誰に対してもおすすめできる銘柄ですね。つまらん、と言われればそれまでですが。

さて、またまたナショナルグリッドの話です。え~わたくし、早々と先週の段階で30株全部売ってしまいました。はい、待てない男なんです。そしてそれから数日、じわじわとナショグリの株価がせり上がってきております。ちとまずい流れです。

さらにショックな事が。実はナショグリは来る5/19に株主総会があるようなんですね。あ、そのことはとある現地の投資家のブログだかなんだかに書いてあって知ったんですよ。その投資家も今回の株式併合については憤っていたのがちょっと面白かったんですけど、それはまあ余談です。

話がちっとも進まない。で、5/19に株主総会。ここで例の株式併合のことも議題になるんでしょう多分。そして決をとった結果、色々話の前提が変わってきてしまうような事態に陥る可能性もあるですよ、これは。株式併合を伴わない理想的な特別配当に変更とか……。

そうなると、もはや株主ではないぼくは指を咥えて見ているだけというか。おさみしなみだですね。

いやいやいや、まだわかりません。すべては誰にもわからない未来のことなので。5/19の株主総会、5/22の権利確定日。そこら辺のイベントへ向かって、またはイベントの後急激に株価が変動する可能性は十分に考えられます。ぼくは、そのボラティリティを捨てただけです。幸い、手数料分くらいの薄い利益は得られました。あとやることは、静かに事態を見守ることです。

そして5/31。その日にはナショナルグリッドの通常の配当権利が確定します。毎年8月に支払っているやつですね。その日までにはなんとしても元の30株、買い戻さねばなりません。理想を言えば、株価が全く動かなければ、それが一番いいんですけどそうもいかないでしょう。なんか半分くらい意地になってる感もありますが、30株は買います。ナショナルグリッド、もう一生忘れられない銘柄だわ。

ナショグリを見守り(監視)しつつ、今日はこの辺で。




2017年5月3日水曜日

5/2分 若葉のころ

どうもオザワークスです。

SJR/ショー・コミュニケーションズ 5/2
BNS/バンク・オブ・ノバ・スコシア 5/2

さあ5月です。なんとか5/2に2銘柄入ってくれました。ここを逃すと来週まで配当がない苦痛に満ちた時間を過ごさなければならないので助かります。嫌ですね、ゴールデンウイークって。

さて、5月の予定ですが、今年は自分的に色々と動きがありそうです。

まず、前回のブログでも書いたナショナルグリッドの株式併合自称特別配当問題について。自分の保有分30株は何もせずそのまま持っている、と書きましたが、あれ変更です。5/1に楽天証券からメールが来て、ナショグリは株式併合と同時に特定口座から一般口座へと移されるとのこと。……ああ、やっぱりと。楽天証券のヘルプにそう書いてあったのでそうなるかなと思っていたらやはり一般に払い出しのようです。

これが地味に嫌です。別に配当を貰い続けるだけなら一般口座でもいいのですが、こいつだけ一般というのもなんとなく気持ちが悪い。我慢ならん。

というわけで、近日中に一旦売却して、併合イベントが過ぎた頃同じだけ買うことにします。その時株価が爆アゲしていたら笑いますがね、泣きながら。

あと、例の特別配当って結局税金20%は取られてしまうんだから、どう転んでも損じゃないのってこれ書いていて気がついた。このイベントなんのメリットもないな。

楽天証券の売買手数料、行って来いで計50ドル。高いです。もう配当一年分ですね。そして平日の午後三時以降でないと注文すら出せない。ただの愚痴です。

皆さん、こんなふうに右往左往する投資家はダメですよ、ほんと。

次。4月にシーゲイトテクノロジーを売ったことで少々利益を出しました。ぼくとてやる時はやります。

その利益に、いま含み損のある銘柄を売って損をぶつけて、払った税金を取り返したいと思います。いわゆる損出しです。手数料払ってまですることなのかなあ、という疑問は自分でも感じてはいます。しかし、とにかく金欠で現金がほしいのと、その還付金をまた即座に投資へ回すことでそこからさらに配当金を生み出そう、という前向きな面を信じて実行します。

具体的にはNYCB/ニューヨーク・コミュニティ・バンコープを一回全部売ろうかなあ、と思います。もちろん売ったらすぐさま同じだけ購入。配当は貰い続ける、と。

次。毎年のことなのですが、5月はあれがあります。バンコブラデスコの株式配当。

皆さんは株式配当というものをご存じですか? 配当が配当「金」として現金で納められるのは当たり前の光景。しかし、配当を配当「株」として株そのものをこちらへ投げつけてくる。これが恐ろしい株式配当というものです。一体どう恐ろしいか、それはまた後日語ることといたしましょう。

バンブラの株式配当があるせいで手元に幾ばくかの現金を残しておく必要がありますね。

ではまた来週。

いやあ、投資って本当に楽しいですね。