2017年8月30日水曜日

8/29分 新解釈、NISAは実は借金だった!

皆さんご無沙汰です。オザワークスです。

約一週間ぶりとなった8/29の配当がこちら。

RY/ロイヤル・バンク・オブ・カナダ $12.46

たった1銘柄。毎日配当どころか、毎週配当すらも怪しく思えてきました。しかも今週は曜日の関係で多分これが最後。うーん、弾幕がまだまだ足りません。がんばろ。

それはともかく、投資家の皆さん、NISA使ってますか? わたくしオザワークスはこの8月の給料を使ってなんとか2017年分のNISA枠を使い切りました。いや~、辛く苦しい道のりでした。120万円新規で投資するって結構キツイ。非正規労働者ですからね。薄給なんですよ。あ、もちろん途中で売ったりしてませんよ。120万円分のETF、すべて今後も保有して配当を貰い続けます。

2016年、2017年、NISAでも米国株……というかドル建てのETFを買い続けて丸2年が経ったことになります。ちなみに2014年と2015年のNISAは日本株で枠を使い、既に売却してしまいました。2年で240万円……。うーん、中古でレガシィが買えるなあ。はっ、いかんいかん。いかん発想でした。我慢我慢、我慢を続けよ。

そうやって我慢し続けている結果、毎月毎月NISA口座だけで50ドルを下らない配当金を貰えているのです。誘惑に負けてレガシィを買っていたら、ゼロです。そして世の中ゼロの人がとても多い。これを読んでいる皆さんもNISA、きっと苦しいことでしょうね。ぼくも時々思いますよ、なんで今年の枠を来年に回せないのかって。この時間制限がNISAの一番きついところです。憎いところですよ。

幸いなんとか、ぼくは夏休みの宿題を今年も無事終わらすことが出来ました。まだ終わっていない方は、がんばってください。ぼくからは「がんばって」としか言えないのですが、あなたの今のキツさはわかるつもりです。年間120万円とかこんなの全然楽勝だぜー、という方は、あっち行っといて下さい。アンタは既に金持ちや。ぼくと同じく120万がキツい人だけ聞いて欲しい。辛くて苦しいのはあなただけじゃない、努力と根性でがんばれ!

さて、これで2017年のNISAへの投資も終わり、あとは延々と配当を貰うだけになりました。以後はNISAに縛られていた愛しいキャッシュたちが自由に羽ばたき始めます。これで好きなもの(株)を好きなだけ買える……わけじゃあねーんだな、これが!

はい、今から2018年分のNISA投資用に貯金を始めます。え、早くない? 早くありません、オザワークス内閣は深刻な万年キャッシュ不足です。いや、でも……。デモもストライキもありません。今から全力でお金を貯めていかないと2018年のNISA枠に負けます。けど、それだと……。ぶつくさ言う暇があったら稼ぎを増やせや、こら!

いかん、分裂症状が出ました、あまりのことに。そうなんですよ。今から来年に向けて貯金なんですわ。いや~、自分の中に金の亡者が一匹おりまして、許してくれんのですわ。やっと今年の枠を使い切ったと思ったのにもうこれ。んー、無限地獄? 自分にとって毎年のNISA枠120万円て、なんかホント変な話なんですが、借金に近い感覚なんですよね。毎年1月にどーんと120万の借金を背負い、それを地道に毎月返していく日々。投資ではなくて返済ですよもう。オレ何やってんだろう、って思いますもん、ホント。

いや、でも、ある意味NISA=借金説は、使えるかもしれませんよ。投資とか金儲けとかそういう甘いもんじゃなくて、もうこれは借金なんだ、120万のローン組んじゃったんだ、そう思い込んでとにかく必死になってそれを返してゆく。初めからそういうスタイルにしてしまえば、やれレガシィが欲しいとか言いがちですから人間はやっぱ、弱い生き物ですからね。初めから債務者としてスタートを切れば、もうすべてを諦めて黙々と借金を返してゆく。 うん、これいい。今日の名言が出ましたね。

NISAは借金。

決まりですね。そんなバカなと思うかもしれませんが、ぼくはこれでもう2年やってきてますんで。ええ、2年で計240万円を返済しました。あと3年で360万円ですか。ふぅぅぅ、やるしか、ないのか……。改めて数字にしてみると、600万円返してゆくってすごいなあ。自分、何買うためにそんなに借りたんだろう?

不思議、NISAのことを考えると何故だか気分が暗くなります。NISAで貰える配当金も1年間で6~7万円くらい、これもイマイチ。まあ、利回り二の次で毎月配当ETFを選んでいる自分のせいですけどね。それでももうちょっとこう……と思ってしまう。

ああ、だめだだめだ。こんなことを考えていてはダメです。投資は、ああすれば良かった、こうすれば良かった、とあとになって考えていてはダメです。決めたら黙って実行するものです。だからぼくは今日から貯金を始めます。9月以降NISA口座に入ってくる配当金が大体200ドルくらい。それプラス自分で1800ドルほど用意できれば、年明け以降の本土決戦も優位に進められるはず。よし、がんばるぞ。まだ見ぬ借金、返してやる! 

これをお読みの皆様も、どうかNISAという名の借金に負けず、これを打ち倒して下さい。がんばって返していけば、最近良く聞くあの「過払い金」が返ってくるかもしれません。オザワークス法律事務所では着手金無料で何度でも相談できます。お気軽にご連絡下さい。……なんちゃって。

本日はこれまで。実はお金を借りた経験のないオザワークスでした。

過払い金=利益、ね
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2017年8月24日木曜日

8/23分 エッセイ、投資ブログに求めるもの

皆さんこんにちは。オザワークスです。

早速8/23の配当です。

CAT/キャタピラー $11.20

いっこ。8月は前半は連打が続きましたが、後半はこのざまです。この先はもっと寂しいですよ。今月多分あと1銘柄でしょう。

さて、まずは反省から。昨日の記事なんですが、ちょっと内容が寂しい感じでしたね。エクソンモービルの配当利回りが久々に4%を超えたぞ~、は良かったんですが、その後が続かない。そこから話を膨らませてあーでもないこーでもないとエッセイ調に仕上げていきたかったんですが、どうにも上手く行きませんでした。3回ぐらい書き直しましたかね。でも特に面白くなってくれず、結局後半部分はばっさりカットして送り出した、と。

いや~、改めて難しいですね、ブログというものも。最近は、読んで何かタメになる記事を書かなきゃな、と思っているんですが、それがどういうものなのか具体的に見えてこない。そんなものそもそも書ける能力がないような気もします。

皆さんは投資のブログに何を求めていますか?

ぼくは正直あんまりブログとか読まないんですよね。また読んでもあまり影響されないというか。他人のブログ読むの大好き! というブログを読んだことありますけど、ちょっと共感できないですね。じゃあ、自分、なんでそんなブログなんてやってるんだろう? まあ、これでお金稼げたらなあ、という気持ちがまずあったのは認めざるをえないですが、でも思い返すと一つ記憶に残っていることがあります。ブログと自分との関係で。

そうですね。確か2015年の秋ぐらいだったと思います。その頃もぼくは今と同じように米国株に分散投資して、当時はまだ「毎日配当」までは意識が行かずに「毎週配当」を目指していたと思います。でその毎週配当金を貰う、という目標は概ねクリアしていたんですが、10月の第4週だけ抜けがありまして、その抜けをなんとかして埋めたいと新たな銘柄を探していました。しかし探し方が悪かったのかなかなかこれというものが見つからず、困っていたところで出会ったのがとある投資ブログでした。

ブログのタイトルは忘れました。確か、嫁に隠れて米国株投資、とかなんとかそんな感じだったと思います。内容もそんな感じで、投資に理解のない嫁に隠れてこっそり米国株を買っていく、少額だけどコツコツ頑張るぞ、的な感じでした。まあ、よくあるといえば、よくあるブログですね。ただ、ぼくがおっと思ったのは、その方はいくつか持っている銘柄の配当入金日を明記していていたことです。

これは結構珍しいことだと思います、今でも。大体の投資ブログは配当金を月毎にまとめて、金額がどうのこうの、増配率がどうのこうの、で以上終わり、とかってのがほとんどです。いや、ぼく自身があまり投資ブログ界のこともよく把握していない以上、ほとんどだと思います。

で当のその方のブログも例に漏れず、配当は1ヶ月分まとめて「今月はこんなん貰いました」と一覧表にされていたんですよ。でも、その一覧表の端っこにそれぞれ銘柄の配当入金日が記載されていたんです。もちろんその方は入金日についてはきっと「オマケ」ぐらいに考えて表に付け足したんだと思います。もしかしたら何も考えていなかったかもしれません。その可能性もかなりあると思います。その方にとって配当入金日などは全然メインの情報じゃなかった。でも、そのオマケの情報をまさに探している人間がいたんです。

もちろんぼくのことです。配当金の額や権利日、それから現地(米国)での配当支払日は、各企業のサイトを見ればそんなもんすぐにわかります。ただひとつ、日本の投資家に対しての配当入金日、これだけは実際銘柄を保有して配当を受け取らないとわからなかった。それが、幾つかの銘柄とはいえ書いてある。これは良いブログを発見したぞ、とぼくはその時思ったものです。

そのブログは、ぼくにとって役に立つブログでした。ぼくはそのブログをブックマークして定期的に見に行き、実際そこで知った配当入金日の情報を元にゼネラルエレクトリックも買いました。GEは見事に10月の第4週、配当を放り込んで来てくれます。株価は下がっておりますが。

ぼくが見つけたとき、そのブログは開設されてまだ半年ほど。書いてらっしゃる投資家さんもあまり資金が無いようで、◯◯を2株、××は3株保有とか、正直ちょっとしょーもないなー、という内訳ではありました。それでも気長に本当にコツコツ続けていけば、だんだんに増えていくわけで、そうなればいいねえとぼくも思いながら見守っていました。

ところが読み始めて3ヶ月位が経ってからですかねえ。もともとそう多くなかった更新の頻度が徐々に落ちていき、気がつくと月に一度、あの配当をまとめた表のみの更新になっていました。そしてその表も、あるときから動きがなくなりました。ぼくも更新されないブログを見るのを止め、忘れました。

なに、よくある話です。弱小初心者投資家の弱小初心者ブログが、線香花火のように消えただけです。ただ、決定的だったのは、ブログを見なくなってしばらく経ったとき、ふとあれどうなってるのかなあ、と思って久しぶりにブックマークから飛んでいったら、お探しのページは見つかりません。これを見たときです。ああ、そうか。線香花火はとうに落ちていました。嫁に内緒で、と言っていたのでその嫁に見つかったのかもしれません。長期投資のはずが、そのあまりにもの長期に耐えかねたのかもしれません。あるいはブログが誰にも読まれなくて嫌になったのかもしれません。ぼくは見ていましたが。

すべてはぼくの感傷です。でも、今思い出してもなんか寂しいもんですね。物事の終わりを見てしまうというのは。

その大体1年後、ぼくは生まれて初めてブログを始めました。すべての銘柄の配当入金日を公にする、という目標を引っさげて。それが誰の、何の役に立つのかぼくにもわかりません。恐らくほとんどの米国株投資家、更に言えば配当重視の投資をしている方にとっても、ほぼどうでもいいことだと思います。でも、ぼくはそれをやります。まあ、そんなことぐらいしかぼくから引き出せるものがないって事情もあります。銘柄や市況の分析などは、ぼくなどが無理して書かなくてもいくらでも詳しい人がいるでしょう。だから、ぼくはぼくだけの着眼点でやるしかないんです。

役立つ記事を書かねば。最近思うことです。かと言って他人の猿真似をするのもどうか。要領のいい人ならそれでもいいですが、あいにくぼくは間抜けです。猿真似すらも上手くできない。なので仕方ない。いつもの通りにコツコツ1つずつ積み上げていくしかないようです。そしていつか、米国株の配当といえばオザワークス、と言われるようになりたいですね。

というところでもうこんなお時間。今日はここまで。オザワークスでした。

今日はマジで押して欲しい
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2017年8月23日水曜日

8/22分 エクソンモービルの配当利回りが4%超え、買うなら今

皆さんお久しぶりです。配当のオザワークスです。

連続配当は12日で打ち止めとなりました。まだまだです。気を取り直して8/22の配当を。

NYCB/ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ $14.65
NGG/ナショナル・グリッド $44.78

2銘柄です。3月に買ったナショナルグリッドが、色々あった末ようやくこの8月に初めての配当を献上してくれました。やっと実績を作ってくれた。44ドル、同じ日に配当入金したNYCBと投資した金額は同じですがさすがは半期配当、1回の額は大きいですね。ですが……あの時、5月の特別配当をちゃ~んと貰っておけば、140ドルくらいはいけてたはずです。ああ、思い返すも自分のバカ。更に更に、あの特別配当時自分の全財産をぶっこんでいたら、なんと8000ドルでした。配当金がですよ。たった一度の配当金が8000ドル。それほど高い利回りだったのです。そいつを貰える可能性があったのに……。

いやいや、もう言うまいて言うまいて。振り返っても仕方がありません。前を向きましょう。ナショナルグリッドの次回の配当は来年1月。それを楽しみに待ちましょう。

そんなことより。皆さん、ビッグニュースですよ。あのエネルギー業界の覇者、エクソンモービル様が8/23現在配当利回り4%超えですよ。断言しますが、これは買いです。いけます。

でも、買いと断言するぼくは買えないんですよねえ。いつもの通りお金がなくて。エクソンモービルか……確かに欲しい。絶対に手に入れておきたい銘柄の一つです。強固なビジネス、鉄板な連続増配、そしてなによりXOMというティッカーが抜群にかっこいい。やっぱ欲しいなあ。でも今月のお給料はNISA枠でETFを買うと、もう随分前から決まっています。こういう何年も掛けた投資計画を着実に前進させていくのことも重要です。だから迷うんですなあ。

このブログをお読みの投資家の皆さん、配当利回り4%超えのエクソンモービルは買いです。残念ながらぼくはちょっと事情があって今回は買えませんが、買える方はどうか買ってやってください。そして買えなかったぼくの代わりに配当を貰ってください。買った方は配当を貰い、買えなかったぼくは配当を貰えません。なに、当たり前のことです。しかし機会の損失という面ではこれは結構大きいことなんですよね。誰も時間を遡って配当を貰うことはできないんですから。だから、投資は若いときに始めなさい、と言うのですね。

思えば、ぼくはエクソンモービルはもちろん、ジョンソンエンドジョンソン、P&G、コカコーラ、マクドナルドなど、いわゆる鉄板配当銘柄を軒並み保有していません。機会の損失が著しい。ちょっとこれはどうなんでしょうね。このブログは、米国株の配当入金日を知ることができるのをウリにしています。いや涙目で、しているつもりです。まだ努力が足りません、はい。……なんですが、やっぱりみんなが知りたいのは上に並べたような有名な銘柄なわけですよ。それが、しょーもないような銘柄ばっかりでメジャーなのがない、というのは少々問題であるなと今気づきました。

ちょっと今すぐ何とかできることでもないので、それもおいおいやっていきましょう。とにかく、今日言いたかったのはただ一つ。エクソンモービルは正義。ということだけです。

では本日ここまで。オザワークスでした。

借金してでも買ったろかなあ
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2017年8月18日金曜日

8/17分 売買ルールのまとめ SBI証券、楽天証券編

皆さんこんにちは。オザワークスです。

行きました。8/17で12日連続配当です。

KMI/キンダー・モルガン $8.98
ABBV/アッヴィ $4.61

以上2銘柄です。キンダーモルガンは2015年に減配したものの、2018年からは増配していくそうです。頑張ってほしい。そして今回はじめての配当を貰ったアッヴィ。変な名前の製薬会社です。こちらも変な名前に負けずに頑張ってほしい。末永くよろしくです。果たして13日連続配当はあるのか? それは明日のお楽しみ。

さて前回の続き、ぼくオザワークスの投資の方針と売買ルールのまとめですね。前回は全体の方針とマネックス証券での取引ルールを書いたので、今回はSBI証券、それから楽天証券での細かい決まりを見ていきましょう。

・SBI証券

2017年8月現在、ぼくはSBI証券ではNISA口座のみを利用しています。以前は特定口座も使っていましたが、今は何も置いてありません。では何故NISAはSBIなのかと言われると、実は合理的な理由は何もありません。気分、です。NISAをSBIで最初開いちゃったからですね。

でそのNISAですが、ぼくは2014年、2015年のNISAスタートの2年分は日本株を買いました。それは今は売却して、何も存在していない状態です。ぼくの、米国株投資家としてのNISA開始は2016年分からで、2017年現在まだ実質2年目という状況です。NISA制度がこのまま続けば2018年の終わりでとりあえず一区切りがついて、2019年から第2シーズンとでも呼ぶような新たな5年間が始まります。ぼくは最初の2年分を精算しているので、資金を出して枠をどんどん使っていくのは2018年、2019年、2020年の終わりまでになるはずです。まだまだ長い旅路です。2021年からはロールオーバーの世界に突入します。そのときにNISA口座、そしてSBI証券とどう付き合っていくのかは、現時点ではまだ決めていません。

さて、そんなSBIのNISA口座。現在ぼくは毎年このNISA口座にまず投資資金を最優先で使っております。理由はもちろん、NISAに時間制限があるからです。これが薄給の身には実にキツイ。しかしブーブー言っていても始まらないのでNISAでの買い付け条件を。

 ・ETFの3大ブランド(iシェアーズ、バンガード、SPDR)のETFのみ購入
 ・時価総額が50億ドル以上あること
 ・配当利回りが2%以上安定して望めること
 ・毎月分配型であること

この4つですね。まず、3大ブランドであれば、そしてある程度大きな時価総額があれば、そんな変なファンド、変な結末を迎えることはないだろう、という希望的観測からです。利回りは2%で渋々納得、毎月分配型を選ぶのは、やはり配当の回数を増やすためです。1銘柄に対する買い付け金額は個別株と同じ$1500~$2000ほど。最終的な保有数を10株単位で揃えるのも同じ。ただ買い付け時には1株単位で、揃えずに買っていきます。これはSBI証券では、NISA口座での買い付け時にETFに限り手数料が無料であるためです。なのでいくらでも細かく買えます。

最後の条件の毎月分配型であることですが、これに該当する銘柄は残り少なくなってきています。あと2つか3つかというところです。おそらく2018年前半には「買い尽くした状態」になるでしょう。そのために毎月分配型をすべて買い終えた段階で買い付け条件が変化します。

 ・年4回配当型であること

こうなります。これであればまだしばらくは買うETFに困ることはないと思います。それでも買うものがなくなったら、……個別株でも買いますか。またその時考えます。

売却条件は個別株と同じです。しかし毎月分配型のETFは債券タイプがほとんどで、配当にしても株価にしても安定感抜群であまり売却を考える必要はないように思えます。

・楽天証券

最後は楽天証券です。特定口座での取引になります。

 ・年2回配当の銘柄(個別、ADR、ETFは問わない)
 ・配当利回りは3%以上(4%以上が望ましい)
 ・時価総額が70億ドル以上

以上が銘柄選別の条件になります。楽天証券は取引手数料がバカ高いので正直オマケ、もしくは遊び感覚で使います。毎月1万円ずつ入金してドルに替え、それが$2000ほどたまったところで条件に合う銘柄を一気に買います。ちょうどNISA口座の逆ですね。あとは適当に保有ですが、他の口座と同じ売却条件に当てはまった場合、どうするか。やっぱり高い手数料がネックなんですよね。迂闊に買い増しもできませんし、ちょっと楽天証券での態度は保留としておきます。またその時考えましょう。

……といったところですかね。3つの証券会社をそれぞれ使いこなす俺スゲー、という気持ちもゼロではないのですが、一つにまとめたほうが効率いいのは言うまでもありません。この辺もまあ、趣味です。結局投資なんてその人の趣味、人柄が現れるものです。だから皆さんも「正しい投資」なんてつまらないものは目指さずに、「自分の投資」を追い求めてくださいね。

本日はこのくらいで。オザワークスでした。

押してくだされ
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2017年8月17日木曜日

8/16分 投資の方針と売買ルールのまとめ マネックス証券編

皆さんこんにちは。米国株に投資して配当金を毎日貰いたいオザワークスです。

早速、8/16入金分の配当です。これで11日連続で配当が入金しています。絶好調です。

DIA/SPDRダウジョーンズインダストリアルアベレージ $1.70
OKE/ワンオーケー $16.04
SAN/サンタンデール銀行 $16.10

以上の3銘柄です。今日から金額も載せてみることにしました。DIAは毎月配当、OKEとSANは四半期配当銘柄です。それぞれ毎回金額はこんなもんです。数百円から千円、二千円くらい。一つ一つはこの通り少額でも、これを毎日受け取れるとしたら? あら不思議。結構な金額になるんですよ、これでも。

さて、銘柄情報をひとつまみ。ワンオーケーは今回増配をしてこの金額です。増配してくるとは思っていなかったのでぼくは少し驚きました。ワンオーケーはこの増配以前からEPS(一株あたりの利益)を配当額が上回る状況なので、これをなんとかしないといずれ減配は避けられないかと思います。無理して増配しても続かず減配してしまうなら、なんにもオーケーなことありません。がんばれ。

次にサンタンデール銀行ですが、こちらは今月2回目の配当です。これもぼくは驚きました。保有銘柄について余りに把握していなさすぎです。どうも金額を見る限り、今日のこの配当がレギュラーのやつで、先週の3倍増しのやつは特別配当っぽいもののようです。レギュラーの方も若干増配しているしで、色々と嬉しい誤算です。引き続きよろしく頼む。

多分明日KMI/キンダー・モルガンの配当金が入って、連続12日配当になると思います。去年のデータを見ると8/17に入金しています。故に可能性は結構高い。頼む!

さってと本題です。ぼくの投資の方針や売買のルールなどは、あっちこっちで部分部分話すことはあってもすべてかっちり細かいところまで説明しきった記憶が無いので、一度それをしておきたいと思います。そしてそれをブログの見やすいところに置いておいて、まあどなたかが「ふーん、こんなやつもいるのねえ」的に見てくれればいいかなあ、と。ある種自己紹介ぽい意味で書いておきます。ぼく自身も他人様の運用額はともかく、投資の方針や考え方などは興味があるので。では行きます。

・運用方針

配当狙いの長期投資です。資産額の増加よりも配当収入の増加を。←ここまでは普通。そして、それと同時に毎日配当金を受け取ることを目指していきます。←これがオリジナリティ。

・具体的な方法(投資のルール)

配当を出す米国市場に上場する銘柄(個別、ADR、ETF問わず)に一定額ずつ($1500~$2000ほど)投資して配当を貰い続けます。米国株は通常1株単位で売買できますが、ぼくは10株単位で取引します。手数料のこともありますが、なんとなくスッキリするからです。

使用する証券会社は3社、ないし4社。マネックス証券、SBI証券、楽天証券の3社は確定で使います。GMOクリック証券で外国株CFDの実証実験中。手応えがあればここでも本格的に運用する可能性有りです。運用する通貨はすべて米ドル建てとします。受け取る配当金も米ドルです。例外として、GMOクリック証券の外国株CFDはその仕組み上円建てです。

ぼくの運用ルールは証券会社毎に異なります。以下、証券会社毎の説明になりますが、共通しているのは、とにかく株を買って買って買いまくって配当金を貰い続けてやる! という熱意です。

・マネックス証券(特定口座)

金額的にはぼくのメイン口座です。ここで買う銘柄の条件は、

 ・年4回以上の配当回数
 ・配当利回り3%以上(4%以上が望ましい)
 ・配当が今後とも継続的に発生しそうなこと(過度な増配は望まない)
 ・時価総額が70億ドル以上

です。この4つの条件に合致する銘柄であれば、1銘柄あたり上限$1500~$2000ほど買い付けます。それ以上は買いません。分散投資の意味合いもあるにはありますが、とにかく次から次へと銘柄を増やして毎日配当を実現したい、という気持ちが強いです。4件に適合すれば個別、ADR、ETFに関係なく買います。

年4回以上の配当回数を求めるのは何より配当入金日を増やすためです。配当利回りも、まあ高いほうがいいですね、当然。厄介なのが、その配当が続くのかどうかです。こればっかりは自ら投資して保有し続けないとわからないことなので、まあやるだけです。これに関しては、連続増配銘柄のみに投資すればかなり減配のリスクが減らせるのはもちろん理解しています。しかしそれをしないのはやっぱり、何より他人様とかぶるのが嫌なのでしょう。

マネックス証券は自分のメイン口座だと書きましたが、その割には口座への入金額は少ないです。毎月たったの一万円です。投資するにあたって不足するキャッシュはほとんど配当金でまかないます。これこそが自分の投資の理想形で、マネックスの口座ではその理想が実現しつつあります。他の証券口座も最終的には、ほぼ自己資金を投入しない形に持っていきたいです。

保有する銘柄の株価が下がったとします。その場合どうするのか説明しましょう。株価が下がったら損切り、などはせずにひたすら買い増しです。ただし、その銘柄の配当関連に悪材料が出た場合は別です。以下は買い増しのルールです。

 ・保有する銘柄の時価が$1500以下になれば買い増し対象
 ・買い増し(買い付け)は10株単位で一回あたり$200以上

買い付けは一回あたり$200以上とします。これは買い増しだけでなく、新規に投資する銘柄に対してもそうです。やはり取引手数料を考えてのことですね。これでもまだ取引額に対して手数料が重いです。

出会いがあれば別れもある。基本的には長期保有を望みますが、ときには売却することもあります。銘柄を売却する場合、2つのパターンがあります。一つは保有銘柄の株価が上昇しすぎて、こんなぼくでさえ売却益を求めてしまう場合。もう一つは、保有銘柄が涙の大幅減配に踏み切った場合です。まずは、売却益を得て良い条件、及び行動。

 ・保有する銘柄の時価が$3200を超えた場合、売却可
 ・ただし、売却できるのは保有する株数の半分まで

上で書いたように買うときは精々$2000が上限なので、それが$3200まで上昇すれば結構なものです。しかしながら、利益を確定できるのは持ち数の半分です。これは、全部売ってしまうとその銘柄から配当を得られなくなってしまうからです。売却で得たドルで何か別の銘柄を買いましょう。次は減配にまつわる売却ルールです。

 ・保有する銘柄から受け取る配当金のひと月平均が$1を下回るほどの減配が行われた場合、10株を残して他売却
 ・無配転落の場合、すべて売却

まず大幅な減配が行われた場合ですが、この先1年間の見込み配当金額を計算して、それを12で割り、$1を下回ったら10株残して売却です。ぼくはこれを2軍落ち、と呼んでいます。これは厳しいようですが、ひと月$1という条件は、そんなに高いハードルではありません。普通の株価を持っている銘柄であれば、配当利回りが1%もあれば出せる数字です。それができないから、2軍落ちなのです。もちろん、そこから這い上がって(増配して)、1軍復帰の条件を満たせばまた買い増ししていきます。ただ、そういう銘柄はまだ一つもないですね。

無配転落の場合は、もう言葉はいりません。すべて売却です。いわゆる解雇ですね。

とりあえずマネックス証券での運用ルールはこんな感じです。長くなりすぎたので、残りのSBI証券と楽天証券でのルールは次回にしたいと思います。重要なのはどの証券会社を使うにしても、何を目的として投資をするのか自覚すること、自分でルールを決めること、ルールを守ること、かなあ? この辺がふにゃふにゃしていると、うーん……という感じでしょうか。いや、偉そうなことを書きました。

本日はここまで。待て、次回。オザワークスでした。

押してくださればきっと明日も配当が
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2017年8月16日水曜日

8/15分 SBIカード死亡、米国株投資家クレカで悩む

皆さんこんにちは。オザワークスです。

毎日配当継続中。8/15で10日連続配当!

DIA/SPDRダウジョーンズインダストリアルアベレージ(NISA)

続く続く。いやこれDIAのNISA版が来ましたから、明日は高確率でマネックスの特定口座版DIAからの入金ありますよ。更にKMIやOKEやNYCBあたりがうまく……ホントにうま~く繋いでくれればもう少し毎日配当が持続しそうです。まあ持続したからなんだって話もありますけど。これはこれでいいじゃないですか。なにも資産の効率的な最大化だけがすべてじゃありません。一人ひとり投資のテーマが違うからそこで新たな発見があり、面白いんですよ。

さ~て、最近起こった出来事といえばですね、北朝鮮の有事ではなく、あれです。SBIカード終了のお知らせ~。

ぼくがここ3年ほど愛用してきたクレジットカード、SBIカードが2018年1月末をもってサービスを終了するという発表をしてきました。んー、これは正直困りました。いや~、地味ながら便利なカードだったんですけどねえ、SBIカード。何が困ったって、SBIカードの代わりを考えなきゃいけないってことですよ。これが面倒でしてね。いや~、困った困った。

SBIカードはぼくが使い始めた当初からそんなにスゴイ性能が高かったわけでもないんですよ。還元率は1%でまあ普通。で何が気に入っていたかというと、そのカードを使って得たポイントを手軽に現金化できたことです。確か1万ポイントで、SBIネット銀行への振込であるならば1万2000円にできたと思います。あ、だから還元率は1.2%か。このポイントを現金にできるというところがぼくは好きで、まあ愛用していました。これで得た現金はもちろん投資へ向かわせてます。

ところが2016年の10月からポイント還元率が下がり……1万ポイントで5000円になってしまいました。どうなるのかなあ、と思っていたらそうですか、辞めですか。要は、儲からなかったんでしょうね。多分、楽天カードにやられましたね。

で、その楽天カードに乗り換えようかなあ、という気持ちがややあります。しかし、あくまて「やや」です。というのも、ぼくはあんまり楽天そのものが好きになれないんですよね。なんか買うならやっぱりアマゾンでしょう。楽天カードのテレビCMで「打倒ア○ゾン!」とかちょっと前に言ってましたが、不可能です。小売業としての攻め方がまるで違います。アマゾンの売上をすべて設備投資へ回すみたいなあのえげつなさ、ああいうギラギラした感じが楽天にはありません。逆に潰されます。

楽天のいいところもあるんですよ。ほらあの例の楽天スーパーポイントで投資信託が買えるっていう話。あれがついに8/26からスタートするようですよ。楽天証券公式サイトの情報です。日本円を一切使わなくても楽天のポイントだけで投資信託が買える。これはすごく面白い、熱い試みです。ただ、ぼくは投資信託についてはほとんどなんにも知らないので、もし買うならどれがいいとか全然わかんないんですよね。多分、ゴミみたいなのも一杯あるんでしょう。利回りなんて低くていいんで、全部定期預金で運用してくれるファンドとかあれば、そういうのでもう……。あ、あと、投資信託を楽天ポイントで買いますよね。でそれをすぐに売却したら日本円になるんですかね? いや、待てよ、そういうポイントの現金化という方法もあるぞ。

ああ、もう現金化とかそんなことばっか言ってるから「金の亡者」って言われるんですよ。まあ、亡者ですけどね。認めますよ。皆さんだってそうでしょう。ぼくはあんまり買い物とかしないので楽天ポイントがどんどん溜まっていっても、なんか迷惑というか、困るんですよね。やはり欲しいのはカネです。カネなんですよ。前にたしか楽天ポイントの現金化については結構調べたんですよ。で、その簡単な方法はない、という結論に落ち着いて、SBIカードユーザーになったんですよ。でも結構昔の話だから今は違っているかもしれません。んー、しかしそれをまた調べなおすのが面倒で、正直やりたくない。

ああ、SBIカードは良かったなあ。ボタン一つでポイントがお金に変わりましたからね。楽天カードもそうならいいのになあ。楽天様、どうにかそういう方向でご検討ください。投資信託とか欲しくもないので現金化の方向でお願いします。

本日これまで、オザワークスでした。明日もきっといい配当。

クレカは種類が一杯ありすぎる
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2017年8月15日火曜日

8/14分 米国株投資家とネット広告のねじれた関係

皆さんこんにちは。オザワークスです。

8/14の入金分です。

JNK/SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券
BBD/バンコ・ブラデスコ

なんとこの8月は、1日からずっとここまで毎日配当です。もちろん証券会社が休みの土日祝日は除いてですが、こんなことは初めてです。なかなか熱い展開。しかし8月はですね、ここまでは良くても後半は弱いんですよね。後半は氷河期です。もっと銘柄数を厚くして毎日配当を実現したいものです。

さて、書くことがねえな。毎日配当なのは結構だが、毎日ブログはなかなかキツイ。あ、そうだ、いい話がありました。最近よくそうなんですが、ブログでもなんでもウェブページを見てるとそこらじゅうにネットの広告が出てるじゃないですか。やれモノ買ってくれーとか、旅行行ってくれーとか。ああいう広告で、最近ぼくの見るサイトの先々にCOP/コノコ・フィリップスの広告がよく出てくるんですよ。

えーと、コノコフィリップスの説明をすると、スーパーメジャーと呼ばれる世界6大石油会社の一つです。まあ、とにかく世界的な巨大石油メーカーですね。そこだけ知っておけば十分です。あ、ちなみにぼくはコノコの株を持っています。

でそのコノコフィリップスの広告が出てくるからなんだ、というと、いやぼくはコノコの株を持ってはいますが、日本人で日本に住んでいるじゃないですか。で、コノコは米国の石油会社じゃないですか。……接点、無いんですよね。

例えばほら、我々一般人が石油会社を意識するのってガソリンを入れるときとか限られますよね。そこで、エッソだったらエクソンモービルの関係だし、昭和シェルは「シェル」って名前に入ってるしで、このあたりはまだスーパーメジャーの面影を感じることもできます。ところがコノコフィリップスって多分ほとんどの日本人は知りませんよ。一番詳しいのが米国株投資家だと思います。コノコの日本法人とかってのも聞いたことないし、多分日本での活動はなんにもないんじゃないですかねえ。

そんな舶来のコノコフィリップスが日本にいるぼくにわざわざアピールしてくる。正直その意味がわかりません。試しに広告をクリックしてみると、さあどこへ連れて行かれるのかと思えば、なんのことはない、いつも見ている米国コノコフィリップスの公式企業サイトでした。あ、言い忘れていましたが、コノコフィリップスは何年か前に石油製品を精製したりそれを売ったりする部門を独立分社化させています。つまり、現在のコノコは一口に石油会社と言っても、原油を採掘することに特化した石油会社なのです。

そんな企業のサイトなので当然色気のイの字もなく、屈強な男たちが毎日油にまみれて働く姿がこれでもかこれでもかとてんこ盛りです。軟弱な態度は許さん! みたいな感じです。……で、広告をクリックするとそんなサイトに連れて来られるわけですが、のどが渇いたら原油を飲めばいい、みたいな男たちを見せて一体ぼくにどうしろと? どういう広告効果を狙っているのかが、激しくわからないわけです。これが米国人ならば、多分米国にはコノコと名の付いたスタンドがボコボコあるんでしょう。そういうアピールにはなる。けれど、ぼくは日本人だしなあ。周りを見渡しても、コノコフィリップスに繋がるような何かは見つかりません。やっぱりどうも広告にミスマッチがあるような気がします。

いや、こういうことが起こってしまうのも分かるんですよ。グーグルアドセンスとかの広告仲介屋は、その人がよく見てるサイトとかの情報を持っていますから。石油会社のサイトをよく見る人は「石油が好きなんだ」と判断して、果たしてコノコフィリップスの広告をぶっこんでくる、というわけです。いや石油が好きな人ってどういう趣味の人だかよくわかりませんがね。でも石油会社の広告ってのも結構難しいですよね。一般の人らとはあんまり接点ないですもんね。広告というもの、そのものを機能させるのがやや難しい業種ではあります。

逆にそういうのが簡単なジャンルもありますね。これもまた最近ぼくの行く先々で広告にお目にかかるんですが、革製品のCOH/コーチ。これなんかはまあ、革のバッグ買ってくれとか、ベルト買ってくれとか、財布買ってくれ、とか物売りですから一般人にも非常にアピールしやすいです。こういうのが、ネット広告で上手くいってるパターンですよ。ぼくも株主として、コーチの製品はぜひ皆様にもおすすめしたいところです。↓今だ、ここに広告来い!

……ま、それはないんですけどね。でもそうか、アドセンスでは無理ですが、他のネット広告屋ではなんか自由に広告を貼れるところもありましたよね、確か。ちょっとよく知らない分野なんでまたいい加減な内容になりつつありますが、自由に広告を選べるのなら、それはちょっと面白そうですね。非常に過分散な米国株投資家として国際色豊かなサイトになりそうです。

さて、そんな感じで本日はネット広告に関する雑談になりました。お相手はいつもの通り、配当野郎オザワークス。次回はいつか? それは次の配当次第。ではまたお会いしましょう。ラヴ、配当。

コーチはマジでよろしく
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2017年8月11日金曜日

8/10分 金の亡者と言われたことへの反論

皆さんこんにちは。オザワークスです。

8月に入ってからかなりの毎日配当感が出ています。8/10も上手く繋ぎました。

JNK/SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券(NISA)

たった1銘柄でも立派な配当です。毎月ありがとう、JNK。キミはジャンクなんかじゃない!

さて本題です。いつも前説がうだうだ長いですからね。今日こそは速攻で本題です。え~、投資家の中には、投資やお金についての話をリアルの世界……つまりは現実の世界であまりしない、という人が結構いらっしゃるようです。まあ、日本人全体的にそうですかね。お金の話なんて陽の当たるところでするもんじゃない、とか。あとは投資がやっぱりギャンブル、よくわからないけど危ない事、というようなイメージがあることも無縁ではないでしょう。

ぼくはというと、あまりその辺気にしません。これは、と思った人……もっとひどい言い方をすればお金や投資の話を理解できるだけの知能がありそうと見た人には、結構平気でその手の話をします。それでたまに言われるんですよね、金の亡者、と。アイツはお金のことばっか言ってる、金の亡者か、みたいな。ひどいときには「金の亡者だよね?」とぼく本人に同意を求めてくる場合すらあります。いや、聞かれてもって話です。

確かにぼくはお金は好きですよ。かなり好きです。配当金なんて言葉を聞いただけで涎が出てきます。しかし、自分自身で金の亡者かと考えると、それは違うなと思います。これは、お金持ちになりたいのか、と問うたときに「お金持ち? いや、ちょっと違うなあ」と感じるのと同じです。現在の自分や将来なりたい自分と金の亡者のイメージは重なりません。むしろ大きく異なります。

金の亡者のイメージというと……いや、もちろんこれはぼくのイメージであって、皆さんには皆さんのイメージがあるでしょう。とにかく現金が大好きで、ちまちまちまちま溜め込んでいる。と、こんな感じのイメージです。これは皆さんも概ね頷けるところではないでしょうか。夜な夜な1円玉を1枚1枚数える……うん、絵に描いたような金の亡者です。

金の亡者ってお金そのものが目的で、溜め込んだお金に何もさせない人だと思います。お金を貯めることが目的なんです。ぼく? ぼくは違います。ぼくはお給料が入ったり配当金がある程度溜まったりすると、すぐに株を買ってしまいます。なのでいつも金欠です。ぼくにとってお金は道具、ないし手段です。お金は目的ではなく、目的を達成するための手段なのです。ではぼくの目的とは何でしょうか? 高級外車を買う、のもいいですけどそんなのはただの余興。ぼくの目的はバリアを作ることです。

一体何のバリアでしょうか? ぼくの生活や平穏を脅かすすべての災厄からぼくを護るバリアです。例えば、今働いている会社をクビになったら生活できない、だから嫌々会社に従おう、とか。そういった発想そのものがぼくにとっての災厄、圧力です。このプレッシャーを、お金の力、お金を手段としてブチのめします。そんなバリアを今お金をフルに使って構築しているところです。

反対に金の亡者はどうでしょうか。彼らはただただお金を貯めてそれで安心というだけです。

……あれ?

なんかそんなに違いが見えないな。お金を貯めて安心か増やして安心かの違いしかない。

あれ?

これ……まとめて金の亡者でいいかな? うん。はい、ぼくは金の亡者でした。おわり。

おかしいな。これ、お金をただ貯める人と積極的に運用する人の違いから、運用する人が金の亡者呼ばわりされるけど、世の中にお金をどんどん回していってるんだから、むしろ運用を知らないお前らこそが金の亡者、現金の亡者だろうが! このデフレ促進者め! という流れに持って行きたかったのですが、失敗しました。

いやでも、言いたいことはあるんですよ。本当は自分がお金が大好きなくせに人を金の亡者呼ばわりし、けどそのくせお金についてはあまり知らない、お金をお金としてしか見ることのできない非投資家。彼らは少しでもお金が余れば即貯蓄、いわゆるデフラーです。

投資家は違いますよ。お金は様々なものに形を変える道具です。その道具を使って自らリスクを取って経済活動に参画する。当然利益を得ます。得て何が悪い? 何もせずただ寝かしているだけの人が資本主義の恩恵を受けられるわけがないでしょう。

結論。やっぱり投資家が賢い!

……こういうふうにお金を道具として使える人と使えない人の差を書きたかったのですが。いや、難しい。切り口としては結構いいと思うんですけどねえ。まあ、今後とも精進します。

失敗したまま本日ここまで。お相手は、配当一筋45年、オザワークスでした。

文章って難しい
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村  

2017年8月10日木曜日

8/9分 ADRを今度こそ語る。語るったら語る

みなさんこんにちわ。オザワークスです。

早速8/9の配当です。

HYG/iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債
EMB/iシェアーズJ.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券
PFF/iシェアーズ米国優先株式
PFF/iシェアーズ米国優先株式(NISA) 外国税還付
BND/バンガード・米国トータル債券市場(NISA) 外国税還付

はい、上3つはマネックス証券の特定口座で保有分です。そして下2つはSBI証券のNISA口座保有で、またまた外国税還付金です。この2つ、つい先日還付されただろ、とお思いの方、そのとおりです。しかし事情があるんですよ、事情が。

というのはですね。この外国税の還付という一連の入金行為は、2016年内に当該銘柄から配当金を受け取った……つまり外国税を支払った回数の分だけ入金されてきます。つまり、今回のPFFであれば、先日8/7に2016年の2月分、3月分、4月、5月、6、8、9、10、11月分の外国税がそれぞれ同じ日(8/7)に入金されるということです。証券会社の方でそこはまとめて、とかではなく、完全に独立してそれぞれで入金してきます。それもみんな額が小さく、それぞれ1ドルにもならないような小銭です。これを計算するのがまず面倒。で更に、8/9に歯抜けになっていた7月分と12月分が、またまた別個に入金される。足してもたったの40セントですよ。おまけにPFFだけではなく、BNDもそんな感じでチクチクと入金してくる。まーず面倒。

これはちょっと参ったなあ、と。いや、今年はまだ還付される銘柄も少ないからいいですよ。ひい、ふう、みい……ああ、それでも7銘柄ありますか。これが来年、つまりは今年NISA口座に入っている全銘柄で還付が行われると……合わせて11銘柄。そして困ったことにすべて毎月分配型です。……うーん、この分だと来年は還付金だけで軽く100回以上も入金されそうです。SBI証券さん、もう少しなんとかならないものでしょうか? 入金履歴がみんなこれで埋まってしまいそうなんですが。

還付金のことはこの辺にして、少しだけCFD情報を。えーと、ぼくはGMOクリック証券の外国株CFDで、1000円を元手にフォードモーターを3株買いポジで持っています。例によって配当目的で長期保有できないものかと言わば「実験」している最中です。ところがここへ来てフォードの株価が思わしくなく、追証が掛かってしまいました。放っておくと強制決済されてしまいます。決済されては実験にならないため、あちゃー、と思いながら更に1000円資金を投入し、とりあえず事なきを得ました。余力的にはこれで結構余裕ができましたが、ポジションを増やしたりということは考えていません。あくまでこれは実験……いや、実験というか「調査」です。CFDの保有コストをはっきりとさせるための調査。調査であるため、従来通り3ポジのままとりあえず9月の初めまで放置して、掛かるコストを吟味します。

ふう、以上報告終わりです。おじさんなんで早くも疲れが見えますが、ようやくここから本題です。ADRの話でしたね。まず、ADRとはなんぞや? というところから参りましょう。もはや疲れているのでウィキペディアで調べたりしません。すべて勘と思い込みと妄想力でADRを語ります。では。

ADR、何の略かは知りませんが、NY市場で取引される銘柄の中にそう呼ばれる一群がいます。イギリスでは特にADSなんて呼ばれたりもしますね。その正体は、正規ルートで上場せずに代理人を通して上場したことにしている「なんちゃって上場」、これがADRの本質だと思います。そうであってくれ。NY市場に上場するのは、特に外国企業にとってはすごくコストが掛かって大変です。それを簡便に済ませるのがADRという仕組みです。いやいやいや、事の経緯なんざどうでもいい。結果がすべて、そうですよね。それで、ADRってどうなの?

ADRは確かに上場銘柄ではないんですけど、正式に上場している銘柄と同じように売買でき、保有でき、配当ももらえます。きちんと認められたシステムなので当然です。何の問題もありません。一般の銘柄と「ほぼ」同じです。しかし、「ほぼ」なのでまったく一緒というわけでもありません。大きく2つの特徴があります。以下、説明です。

まず、外国企業ばかりです。この「外国」というのは米国から見た外国なので、なんと日本も含みます。確かホンダ辺りはADRでの上場だった気がします。他にも、ぼくの保有する銘柄の範囲では英国、スペイン、南アフリカなどの国の企業が、ADRを通じて米国市場に参入しています。ぼくの印象では、ADR銘柄はそれぞれの母国でも有数の巨大企業が多い気がします。誰かが「なんちゃって上場」などと言っていますが、ADRはそんな怪しげなものではなく、世界中の大企業がしっかりとした仕組みの上で市場に参加する真っ当な制度です。ご安心を。

ちょっと余談ですが、米国外の企業がすべてADRとして上場しているかというとそうではないんですよね。カナダ国籍の企業にADRは一つもないし、シーゲイト・テクノロジーというハードディスクを作る会社は、企業としての国籍はアイルランドなんですが、ナスダックに直接上場しています。この辺のあーだこーだはまたちょっと入り組んでいてわかりません。以上、余談でした。

もう一つADRの特徴としては、配当金を受け取るときに多少の手数料を徴収されるという事があげられます。税金とは別に、なんて言うんでしょうか、ADRの配当金処理手数料なのか、でなければもしかしたらADR銘柄を保有するコストそのものを、配当のタイミングで手数料というカタチで徴収しているのかもしれません。気になるその額は銘柄ごとにまちまちで、ぼくの知る限りではBPとGSKは毎回配当金額の約1%、BBDとSANは毎回数%から十数%とぶれがあり、HSBCとRDS.Bはゼロと、手数料そのものが存在しない銘柄もあります。全体的に英国籍の企業は低手数料ですね。上記はマネック証券保有分です。もう一つ南アフリカのSSLを楽天証券で保有しているのですが、こちらはその手数料が存在するのかどうか確認できません。謎の解明が待たれます。

まあ、ぐだぐだ書きましたが、ADRの特徴はその手数料の有無が一番大きいですね。とはいえ、額そのものはそれほど気にするまでもないものです。今回少し調べてみてSANは少し多いかな、と感じたぐらいでした。それでも、問題なく保有し続けられるレベルです。ADRだから、と遠ざける理由は特に見い出せません。企業として優秀であると認められるのであれば、普通に株主になって構わないでしょう。

自分のポートフォリオをきちんと表にして公開しようかな、と思っています。今は配当金の入金日データベースがぺたっと張り出してありますが、あれを本当にシンプルな入金日データだけにして、各銘柄の外国税率や今日書いたADRの手数料、もちろん保有株数やその履歴なども織り込んだ別の表を作る予定です。実際に保有したからこそのデータを提供できればなあ、と思っています。近日中に公開したいのですが、いつもの通り未だ何の作業もしていません。ゼロです。うーん、こんなことではいけない。そう思うのですが、なかなか……。腰がこうも重いのは歳のせいなのでしょうか、そう思いたいですね。

また長文になってしまった。今回はここまでです。また次の配当でお会いしましょう。孤高の配当ハンター、オザワークスでした。

ぜひ押しましょう。よく眠れますよ
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2017年8月9日水曜日

8/8分 来た来た、これぞ配当マシンガン

皆さんこんにちは。配当大好きオザワークスです。

配当は大好きです。でも8/8はちょっと、出過ぎ……。

AGG/iシェアーズ・コア米国総合債券市場(NISA) new!!
PFF/iシェアーズ米国優先株式(NISA)
BND/バンガード・米国トータル債券市場(NISA)
HYG/iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債(NISA)
EMB/iシェアーズJ.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券(NISA)
VCIT/バンガード・米国中期社債(NISA)
LQD/iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債(NISA)
TLT/iシェアーズ米国国債20年超(NISA)
BIV/バンガード・米国中期債券(NISA)
SAN/サンタンデール銀行

キタキタキターっ。NISA系がほとんど一日で来ました。結束力がスゴイ。もう少しバラけてくれていいのに。配当金の計算やら表への書き込みやらで結構時間がかかりました。そういうのが大好きなぼくでさえ、これはちょっと……と思うほどでした。内緒ですけど。こうやって銘柄がどんどん増えていって、細々とした作業が煩雑になればなるほど面白くなっていきますねえ。再来年あたりはどうなっちゃってるんでしょうか。うーん、楽しみでもあり恐くもあります。

えーと、今日は色々とニュースがあるんですよ。足早に説明しますね。まず、AGG/iシェアーズ・コア米国総合債券市場から初めての配当をいただきました。7月の終わりに買ったら8月の8日にもう配当を受け取れる。いいですね、この早さ。

次は、前回の記事で書いたとおり、PFFの本来の配当金が今日入金しました。額も適正な値です。

そしてここからが問題。BND/バンガード・米国トータル債券市場から8/8に配当入金し、同日、このBNDの外国税還付金も入金していました。たった4セントですが。これによって、還付されるのがiシェアーズ系のETFだけではないことが明らかになりました。こうなると、NISA口座特有の現象である可能性が非常に濃厚です。恥も外聞もなく言ってしまうと、NISA制度って国内国外問わずすべての税金が発生しないんでしたっけ? 確か国内のみ非課税だったような……。また最近制度が変わったのかな? ぼく知らない。

2016年のNISA銘柄で未だに税還付現象を発生させていないのは、EMB/iシェアーズJ.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券、JNK/SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券、DIA/SPDRダウジョーンズインダストリアルアベレージの3銘柄です。まったくどいつもこいつも名前が長え。それはいいとして、EMBはiシェアーズなので還付はあるとして、残り2つ。JNKとDIA、この2つはまた運営会社の異なるETFです。これらはどうなるのか。でもまあ、還付はあるような気はしますね。そういう流れを感じます。で、で、またわからないのが、還付される時期なんですよね。これがまったくの謎。何の法則性も見い出せません。てなわけで外国税還付はそもそも謎。NISAにしたって結構な部分謎です。謎だらけです。

最後、8/8入金分でただ一つの個別株、サンタンデール銀行。スペインに始まりヨーロッパ全土を根城にするこの大銀行の配当額が、なんと前回比3倍になってました。理由はよくわからんです。なんとなく通常の増配というよりかは、一回こっきりの増額という感じ臭いです。だとしても、まあこれは素直に嬉しい。ぼくにしては珍しいポジティブサプライズです。

でね、サンちゃんの配当も3倍になったこれを機会に、ひとつADRというものについてじっくりと書いてみたいと思っています。思っていますが、残念ながら今日はもう時間がありません。次回に、これについては次回のテーマとさせていただきましょう。次回、『配当投資家ADRに、散る!』

本日ここまで、オザワークスでした。

配当の計算に時間を取られる
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2017年8月8日火曜日

8/7分 我軍のエースで4番、その名もPFF/iシェアーズ米国優先株式

皆さんこんにちは。配当投資家のオザワークスです。

早速ですが、8/7入金分の配当です。

PFF/iシェアーズ米国優先株式(NISA)

これだけです。しかしこれはPFFの本式の分配金ではなく、おそらくこれで3度目となる外国源泉税の還付金であると思われます。なにせ額が全然違います。本来の分配金の1/5程度の額しかなく、計算が合いません。おそらく、というのはまだ電子交付書面を見ていないからです。

4月の末にHYG/iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債、6月末にLQD/iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債、そして8月のまだ初めの方でPFFですか。なんですかね、この奇妙な還付三兄弟は。共通点は、3銘柄ともにNISA口座に置いてあること、iシェアーズブランドのETFであること、債券系のETFであることだったんですが、PFFは見た目は債券ぽくても実は株式系です。債券系であるかどうかはこの時点で消えました。あとは証券会社がSBIであること、も関係ないとは思いますが、でもあるかもしれません。前にコメントで、マネックスとSBIではカナダ銘柄の外国税が異なる、という指摘を受けたので、外国税に関しては、もうなんでもありかな、と。混沌、坩堝ですよ。

NISA口座に関しては、他のバンガード系やSPDR系のETFも所持しているため、NISAだから還付されている、というようなことはないはず。だからやっぱり、iシェアーズETFだけの言わば、特典に近いようなものなのでしょうか。でもマネックスで持っているiシェアーズ系のETFからは、還付のかの字もないですし。まーずわからんです。

大体ヤツはなんで還付してくるんだ。あとで返すなら最初から取らなければいいではないか。無駄でしょう、このやり取りが。それから、この還付金は自分の中で配当として扱っていいのかどうかという問題もあります。まあ、SBIの方では配当金扱いのようなので、ぼくもそれに倣っておきましょう。

そんなこんなでさて、本題です。といっても、なんか中途半端なところまでダラダラ前説で進んでしまって今更大きなテーマで書くわけにもいきません。困ったな……。

そうだ。じゃあ今日還付されたPFFについて書きますか。といっても銘柄の分析とかはぼくには全くできないので、そういうのは他の頭脳明晰な投資家さんたちに任せるとして、PFFについての思い出なんかを好き勝手語ります。題して「PFFと私」。

そうですね。PFFの野郎を初めて買ったのは、あれは確か、2014年の11月だったと思います。2013年11月に投資を始めたので、ちょうど1年。9月にマネックスグループで100万円ほど損をして「もう日本株は終わった。これからは米国株だ」と意気揚々と黒船へ逆に乗り込んでいったのです。いや、もちろん違います。もう泣きながら米国株へと逃げてきたのです。

そこで出会ったのがPFFです。もうズドンと9000ドル分買いました。この辺が今の自分とは大きく違いますね。このしばらくあとでシードリルとエンスコという当時最強のツートップにハットトリックを決められ、分散投資の大切さを身をもって知ることとなります。いや、当時としても一回は痛い目見てるんで、やや抑えて9000ドルの投資だったんです。しかし更に2回痛め付けられ、今じゃ1銘柄1500ドルですよ。

で、それからPFFはずっと持ってますね。2016年にはNISA用に50株更に買っています。いや、安定してますね。コイツはとにかく安定に尽きますね。株価は最初に買ったときと全く変わらず、ただ黙々と毎月6%の配当だけを吐き出してくれよります。まさに配当職人といった呼び名がふさわしいです。今現在ぼくのポートフォリオ内において、単独の銘柄で配当の累計受取額が1000ドルを突破してるのはこのPFFだけです。頼りになるやつですよ、ホント。

しかしそんなPFFですが、今年の12月、売ってしまおうと考えています。といっても全部ではありません。今のぼくの銘柄保有ルール、一つにつき1500~2000ドルくらいは残します。もうコイツだけなんですよ。9000ドル分も保有している銘柄は。現行のルールができる前から保有している銘柄であっても、ルールは適用される。例外はない! それがたとえ安定して高配当なクラス一優等生のPFFであったとしても。……そういうことです。ルールは、ルールですから。

もし、12月までにこれまで動いたことのなかったPFFの株価が大きく下がってしまったら、最後の最後に悲しいなあ。いやでも、これまでの配当の功績があります。そんなときだって、きっと笑ってお別れです。今までお疲れさん、そしてこれからもよろしく。

本日はおセンチにこれで終いです。オザワークスでした。

安定した配当はおすすめ
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2017年8月5日土曜日

8/4分 愕然、米国株投資家の日本円資産はたった30万円

皆さんこんにちは。暑いですね。オザワークスです。

今日入金があるとは思っていませんでしたが、8/4、4日連続で配当金をいただきました。

POT/ポタシュ・コーポレーション・オブ・サスカチワン

ポタシュがこんなに早く入るなんて。でも額はほんとに大したことない。

突然ですが、投資家の皆さんの生活費ってどのくらいですか? いや、「生活費」って言葉はちょっと違いますね。投資に回さずにとりあえず現金として置いてある金額はいくらですか? ってのが今日のメインの話題ですね。とりあえず自分のことを言えば、ぼくの現金ポジションは毎月大体決まっていて30万円くらいです。で、これがそのまま毎月のいわゆる生活費になります。

あ、米ドルのキャッシュは除きますよ。ぼくは米国株専門で投資しているので投資するためのお金は基本米ドルです。これから株買うぞ、というつもりで多少米ドルを貯めたりもしますが、それはいわゆる生活費に入れません。株を買うための専用の資金だからです。ていうか米ドルですしね。多目的に何にでも使える日本円とは性質が大きく異なります。

そういう感じで見てみると、ぼくのお財布には30万円の現金。それ以外はすべてドル建ての米国株、という状況です。全然「お金持ち」じゃあないですね。お金(現金)は最小に、運用は最大に、が徹底されています。投資の経験がない人にそんなことを言うと、現金が少なすぎて「危なくない?」とか「不安にならない?」とか言われますが、まったく不安はないですね。何故なら、ぼくにとって日本円の現金なんて、せいぜい30万円もあれば生活するのに十分だからです。ぼくは日々の買い物なんかはほとんどすべてクレジットカードで支払っているんですが、月々の支出って、まあ10万円ぐらいですよ。つまり、極端なことを言えば現金は10万円あれば事足りる、とも言えるわけです。20万円はマージンで、毎月10万円支出して、10万円補充される。そんな生活がもう数年続いています。

じゃあ、30万円を超える買い物をするときはどうなるの? まあ車買い換えるときなどがそうですね。そういうときは、例えば来年車を買おうと思ったら、今月から普通にちょっとずつ貯金していきます。その分投資に回せるお金は減りますが、それはまあしょうがない。じゃあ、車が急に壊れてしまって、急に30万円以上のお金が必要になったらどうするのさ? なんか質問がちょっと意地悪になってきましたね。でもまあ、そういうこともありますか。そういう場合も簡単で、その時は株を売ります。もちろん大事な大事な株ちゃんなので売りたくはないですよ。でもどうしても大量の現金が必要な事態になってしまったら、それも仕方ないですね。株というものはそれを現金に替えるには数日を要しますが、それくらいの時間差はまあよほどのことでない限りなんとか凌げるでしょう。

根底には、現金は無駄、株は正義、というような思想があります。例えば総資産1000万円の人がいたとしましょう。日本人に極めて多いですが、その人は1000万円をすべて現金で保有している、と。ぼくのような投資家目線で見ると、非常に無駄だなあ、無意味だなあ、と思います。皆さんも考えてほしいんですが、1000万円の現金てそれ要ります? 生活費としては絶対に多すぎますよね。キャッシュって多ければ多いほど無駄なんですよ。特に不景気で低金利なこの時代は。ぼくはそこはもう30万円で十分で、あとは全部株で運用、です。投資したことのない人、即ちほとんどの日本人からすると本当に信じられない考え方でしょうけれど、1000万円の預金なんて無駄です。

投資家目線で思い出しました。ぼくのキャッシュポジションがたった30万円であることについて、現投資家の方から、今度は投資家としてツッコミが入りそうですね。曰く、もっと現金を確保しておかないと、いざ株価の暴落などで買い時が訪れてもタイミングよく大量に株を買えないではないか、等々。確かに仰るとおりではあるんですが、その買い時がいつ訪れるのか誰にもわからない以上、無駄な現金を蓄えて待っているよりも逐次投資して早めに配当を得て行く、という方をぼくは選択しています。これはどちらが正しいというようなものではなく、投資のスタイルの話です。まあ、ぼくが待てない性格の男だ、というのが一番の理由ですけどね。

まとめますと、自分の生活はシンプルに効率的に済ませて、投資は全力前のめりで、になります。ぼくはあまり「節約、節約」というような生活は考えものだなと思いますし、実際に意識して節約してることなんてほとんどありません。かと言ってもちろん無駄遣いを推奨するわけもなく、無駄のないシンプルな生活が一番いいなと思います。この辺もそれぞれの性格の影響が大きくて、浪費癖のある人はいくら収入があっても色々と厳しいでしょうね。さて、ぼくにはぼくの、皆さんには皆さんの現金と株のバランスがあると思います。その辺のバランスも時々考えながら、今後も大いに投資に励みましょう。

では本日はここまで。この時間のお相手は、配当をこよなく愛する米国株投資家オザワークスでした。合言葉は、ラブ、配当。バイバイ。

みなさんもご一緒に、ラブ、配当
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2017年8月4日金曜日

8/3分 外貨建てMMF、あいつの裏の顔に気をつけろ

皆さんこんにちは。オザワークスです。

頻繁配当。7/3に入ってきたのはこちら。

T/エーティー・アンド・ティー
VZ/ベライゾン・コミュニケーション

超巨大通信会社2社。バリバリのライバル会社ですが、配当の入金日までぶつけてきております。熱くていいですね。

外貨建てMMFというものがいいぞ、オススメ、というような話を度々見聞きします。今日はそれに対する反論の回です。

外貨建てMMF。外貨で建てた、マネーマーケットファンド、つまりは投資信託の一種です。特徴としては……あ、米ドル建てのものに限ってお考えください。えー、特徴としては、利回りは1%にも満たないですが、元本保証と言ってしまっていいほどに安全性の高い運用を売りとしたファンドです。確か、今までで唯一元本割れをしたのが前のエンロンの破綻時だけだとか。とにかく防御最優先のファンドですね。もちろんファンドの中身は100%債券です。

この外貨建てMMFの使い方ですが、米国株投資家が米国株投資用の米ドルの仮置き場として使うのがグッド、と口を揃えたように書いてあります。たしかに証券口座に米ドルをそのまま置いておいてもまったく金利は付きません。かと言って銀行の外貨預金は、ペイオフの適用外だし利息も外貨建てMMFよりずっと低い。そこで、と色々な人が勧めてくるのが外貨建てMMFです。限りなく元本保証に近くて、利回りも税金引いても0.5%はあるでしょう。米国株投資用資金の当座の置き場所としては最適です!

……とはいかないんですよねえ、これが。確かに、リスクを取りたくない人がずっと売らずに保有し続けるのであれば、投資としてはつまんないんですけど、アリはアリだと思います。毎年確実に0.5%ずつ資産が増えていくでしょう。しかしですね、我々は米国株投資家を自称しております。であるからして、我々は度々米国株を買わねばなりません。ずっとずっと永久に外貨建てMMFのまま置いておくわけにはいかんのです。そしてその時、まさに MMFを売却して株を買うための米ドルに変えた時、問題は起こるのです。

ひとことで言えば、税金をしっかり取られます。何に? MMFの売却益に。外貨建てMMFはとにかく防御力最優先の運用ですから、例えば1000ドルMMFで持っていたとして1年後でも1005ドルくらいにしかなりません。下がりはしないが、ほとんど上がりもしない。外貨建てMMFの特徴そのままです。5ドルしか利益を出していないのに税金をガッツリ取られるとは、どういうことでしょうか。

上の運用を日本円に換算して考えてみましょう。MMFを買った時1ドル=100円だったとします。で1年後売却した時、1ドル=120円になっていたとしましょう。つまりはこういう経過を辿ったのですね。

1000ドル×100=10万円 → 1005ドル×120=約12万円

この際細かい数字はカットしましょう。ドル計算ではほとんど変わりませんが、円換算で見てみると1年後に2万円の利益を出したことがわかります。ちょっと見えづらい利益ですね。で、この隠れ利益2万円に税金がかかってくるのです。約20%の。そして悲劇が起きます。えーと、2万円の20%だから4000円。4000円というと、大体35ドルくらいですか。これが引かれます。

1005ドル-35ドル=970ドル

あれれれれれ、税金を引かれたら、この1年間の運用益どころか元本の1000ドルを割り込んでしまいましたよ~。確かに円換算で見たらいくらかの利益は残りますよ。でも皆さん、皆さんはこれから米国株をお買いになるのですよねえ? これはそのための米ドルですよねえ? あれえ? 減ってますよ。ドルで見れば、確かに減ってます。

これが大問題と言わずなんとしますか。外貨建てMMFは投資の最終ゴールではなく、ひとまず資金を預けておける仮置き場。しかも金利も付くよ。だのに、本来の目的の足を引っ張ってどーする、おい。こんなのでくのぼう以下じゃ。金返せ!

これがですね、以前は非課税だったんですよ。えーと、あんまり詳しくないんでちょっと自信ないんですが、確か債券の売却益が非課税で、その効果が債権を多分に含むファンドにも適用され、結果非課税、みたいな。それが2015年だったか、税制が変わって搾り取られるようになった、というわけです。うーん、ちょっと前まで非課税だった、というのが考えてみると結構すごいですね。もうやりたい放題ですよ。

うって変わって今はまったくダメですね。永久保有なら外貨建てMMFもいいかもしれませんが、今は変なリスクを背負い込むことになりますからね。これはいけません。ぼくも今後利用することはないでしょう。それから、外貨建ての資産については、日本に住む限り実は常に日本円で税計算されているということです。これは何も外貨建てMMFに限ったことではなくて米国株でも、実は常に裏側では日本円で紐付けされ、計算されているのです。この辺を忘れずにどうぞ皆様、外貨建て投資をお楽しみくださいませ。

本日ここまで。オザワークスでした。次回もお楽しみに。

押してくださいませ
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2017年8月3日木曜日

8/2分 投資の広告に、国民の金融レベルが見て取れる

皆さんこんにちは。オザワークスです。

とりあえず、8/2の配当です。

SJR/ショー・コミュニケーションズ
CM/カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマース

2つです。それよりも、いやー、ダウ平均がついに2万2000ドルを超えましたね。どこまで行くんでしょうね。色んな人がダウの行方を探しているんでしょうけど、ぼくには聞かないでくださいね。管轄外なんで。ぼくにできるのは、ダウが北に行こうが南に行こうが構わず株を買うことだけです。ダウはこれからも一人旅を続け、ときには変なもの食べて腹を下したりもするでしょう。しかしダウの、ヤツの行き先は結局誰にもわかりません。わからないから、放っておくしかないのです。ぼくはダウを追わず、ただひたすら配当を追います。

という宣言はともかくとして、今日はどうするかな。そうですね、投資の広告の話にしましょう。このブログもそうですけど、多くのウェブサイトには広告が貼り付けられていて、その中には投資に関する広告もあったりします。この投資の広告に踊る文言って、どうしてアレなのかな? どうしてみんなあんな感じなのかな? っていうお話です。

「毎年20%のリターンが……」「大暴落でも稼ぎ続ける唯一の方法を……」「これから大化けしそうな銘柄は……」「……で簡単に面白いほど儲かる」み~んなこんな感じですよ。とにかく「儲かる儲かる儲かる」もう儲かるアピールがスゴイ。逆にアピールしすぎてぼくなんかは完全に引いてしまいますね。逆に心配になってしまう。こんな広告で大丈夫? これで誰か引っかかるの? って。

多分、実際に投資の経験がそこそこある人は、ああゆう感じの広告には絶対に引っかかんないと思います。だってそんなに簡単に儲からないですもん。儲け続けられないですもん。それが投資だと肌で知っていれば、あの広告は無い。実際ぼくもその手の広告をクリックした経験は一度もありません。なんか自然とスルーしていますね。スルーするのが当たり前みたいな、初めから広告などなかったかのような扱いですね。

逆にこんな広告があれば、いい線いっているというか、経験者殺しかもしれませんね。「毎年3%の配当が貰えます……」「大暴落でも高配当銘柄は株価の回復が早い……」「増配率が安定して10%ある銘柄は……」「……で安定して30年配当を貰い続ける」全部配当やんけ。でもこんな感じだったらぼくなんかは「おおっ」とやや身を乗り出します。んー、でも、地味ですねー。儲かんなそう。というか儲かるという言葉が一つも出てこない。これでは広告としてはダメですか。そうですか。

となると、やはり「儲」の一文字は必要不可欠ということになります。そして儲かる投資の広告の利用者はやはり、投資の未経験者か初心者ですかね。彼らは儲かる投資の門をくぐって投資の世界に入り、やはりというかどのみちろくでもないようなものを掴まされ、「こんなもんぼったくりや!」と文句を言いながら元いた世界へと帰っていくのです。目に浮かびます。そしてあとに残ったのは、投資は詐欺、投資はギャンブル、こんな悪いイメージだけ。これが問題ですね。

広告主、つまりは証券会社も含めた投資関連業の人たちは、このつまらない一方通行をどう思っているのでしょうか。ああ、どうとも思っていない? 一回こっきりでも金を絞れればそれでいい。そうですか。ぼくは、何とかして固定客になってもらい、末永くお金を落としてもらったほうが遥かにビジネスとして健全だと思いますけどね。いや、広告主たちがどういう本音を持っているのかは、本当はわかりませんよ、もちろん。

とはいえ、「儲かる」と言わなければ最初の入口にさえ来てくれないですからね。んー、まっこと根深いスパイラルです。問題の本元は、国民の金融に関する知識と経験の不足にあると思います。いやいやいや、なんか偉そうなこと言い始めましたよ。でも続けます。

度々投資を騙る詐欺事件てありますよね。元本保証で毎年30%の配当が貰える新株を特別に買える機会が、的な。あんなもんちょっとでも株をかじれば「嘘こけ! ボケが!」と掛かるわけがない。もう突っ込みどころしかない。でも、そんな与太話にウン百万円も出資してしまう人がいるんですよ。一人二人じゃなくて、何十人何百人と。これは、お金は好きだけれども、お金の知識がないから起こる悲劇です。

あるいは、消費税を増税すると言う政治家が何故当選できるのか。票を入れる人たちがいるからです。プライマリーバランス黒字化目標は何故消えないのか。知らない人たちから支持を受けた政治家もまた、知らない人だからです。日本の国家破産、ハイパーインフレ、国債の格付けが~。国債の金利を見れば、常にほぼゼロです。微動だにしません。世界の投資家は、誰も円が暴落するなどと思っていないのです。日本国民だけが信じています。しかし、日本円の危機がそこにあると信じている割には、大抵の人が何の対策もしていません。ここはよくわかりませんが、もしかしたら対策の仕方も知らないのかもしれません。

日本国民がもし、正しい金融の知識と経験を得たなら、個人の経済的な問題の解決のみならず、日本全体の政治や経済の問題までも解決できる気がします。だって、国民を貧乏にする増税主義者は議員にはなれないし、わかってる国民に選ばれたわかってる政治家は、財務省の言いなりになどならずに国民を豊かにするため働くでしょう。財務省の言うことをそのまま垂れ流すマスコミなど誰も見ず、デフレは解消し、景気が良くなって税収も上がります。正しい知識を持った国民が正しい主張をする人を当選させ、正しい経済政策を実行するからです。

なのに、現実はまるで逆。こども保険とか出てくる始末です。うーん、やっぱり教育ですかね。中学くらいから金融教育をする、とかしか現状を変える手はないかなと思います。家庭内は……親が無知だともうどうしようもないですからね。いずれにしても、とてもとても困難な道しか見えませんね。ああ、気分が暗くなる。

ととと、もう4時じゃないですか。もう寝ないと、今夜も夜勤だ。まあ今日は投資の広告雑談のつもりが、思いがけず真面目な話になってしまいました。いかんいかん。次回からはまたいつも通りのしょーもない配当馬鹿話をしていきたいです。

それではこの辺で。オザワークスでした。

押せばデフレ脱却
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2017年8月2日水曜日

8/1分 ゴミだと思っていた米国株CFDが、化けるかもしれない日

皆さんこんにちは。オザワークスです。

8/1にちょっと予想していなかった配当が入りました。とりあえずこちら。

BNS/バンク・オブ・ノバ・スコシア

ノバスコがフライングしたので多分明日も入金するでしょう。まあよろし。

さて今日はですね、久しぶりにCFDの話など。続報ですね。とここでCFDをご存じない方のために簡単に説明を。CFDとは差金取引決済のことで、ひとことで言えば米国株をFXみたいにレバレッジを掛けて取引するものです。プラス、配当も貰えるよ、と。で、ぼくは7月のはじめに自動車メーカーのフォードを買いました。手持ちの資金はたったの1000円。フォード一株大体1200円。それを3株買って今に至る、とこういう状態です。手持ちの資金以上に大きな額の取引をできる、これがCFDの特徴の一つですね。

でなんで今日またいきなりCFDを話題にしているかというと、単純に今までCFDのことなど忘れていたからです。もうひと月前になるんですね。予定ではフォードからの配当が7/20くらいに入金するとのことだったので、その入金を確認して、そんで記事を書こうと思っていました。しかし、まったく忘れているという……CFD自体まったく意識に上ることもなく、8月に入って「そういえば」と。まあこういった次第です。

ちょっと余談ですが、CFDの配当の入金日が現物株の入金日とまったく異なる、ということを皆さんご存知でしょうか。例えばフォードなら、現物であれば7/20に配当の権利付き最終取引日……要はこの日までに株を買っておけば配当を貰える権利を得られる日、それがまず7/20にあります。そして実際に配当が入金されるのは9月の頭です。これが現物の配当。ところがCFDでは7/20の権利付き最終日の翌日だったかな? とにかく権利を得たらすぐに配当の支払いが来ます。CFDの方がえらく話が早いです。理由はよくわからんです。以上余談でした。

GMOクリック証券のCFDのページを見ると、確かに配当が入ってました。正確には配当ではなく、権利調整額、でしたか。フォードは一株あたり0.15ドルの配当を出します。3株で、48円。うーん、3株ではな。まあこんなものか。

で、CFDは現物とは違って銘柄を保有するだけで日々コストが掛かります。金利調整額という憎いやつです。これは銘柄ごとに金額が異なり、我らがフォードの場合は一株当たり、一日0.13円。ぼくのように3株保有だと一日0.39円掛かります。これがまあ毎日かかってきますから、計算するとひと月で大体11円ちょっと。……と思っていたら、ページに表示されている金利調整額は、4円。

なんで? ホワーイ?

なんか思ったよりも少なくない? あれあれ、理由は何か知りませんが、意外と低コストなのかな? 良心的? ふむ、ひと月4円で済むのなら、3ヶ月でたったの12円。フォードは3ヶ月に一度配当を繰り出してきますから、数字をぶつけるのなら、+48円対-12円ということになります。フォードが減配しない限り3ヶ月で36円の稼ぎになります。1年で144円。ぼくはフォードに1000円しか出資していませんから、1000円で144円の配当を得たことになります。利回りは14.4%!?

いやいやいや、落ち着け、落ち着きましょう。数字がおかしい、あまりにも自分にばかり都合の良い数字が並んでいる。こういうときは大抵敵の罠だ。でなければ何か重大な見落としをしているに違いない。とにかく一回落ち着こう。ふう。

……いや、やっぱり金利調整額が、思っていたよりも少なすぎます。自分の計算が何か違っているのか、何なのかわかりませんが、現状かなりコストが低いように見えますね。いや、本当なら今日の記事は、フォードから配当貰ったけど金利調整額で半分以上食われちゃって、CFD思った通りゴミだな、みたいな進行を予定していたんですよ。でCFDの話題は人気もないしさっさと切り上げて、いつものしょーもない雑談タイムに突入していく感じだったんですが……いやこれちょっともしかしたら熱い展開かもしれませんよ。いやいやまだなんの結論めいたこともいえませんが、ちょっと情報の整理だけしてみましょう。

貰えた配当48円。この額はまあ納得の行く数字でしたね。問題は保有コストの4円で、3ヶ月では12円の計算になります。ぼくの方の計算ではもともとコストは、3ヶ月で大体30円台前半くらいでした。並べるとこんな感じ。

+48円、-12円。
+48円、-33円。

どえらい違う。うーん、何故こういう違いが出てきてしまうのか、ぼくにはわかりませんねえ。もし、CFDの保有コストが意外と少ないのであれば、化けます。完全にいけます。コントロール可能なレベルでレバレッジを掛けて、放置。配当だけを延々と貰ってゆく。ぼくの投資スタイルが実行可能になります。が、もしもの話です。まずは実証実験が先ですね。というわけで、今後もこのまましばらく放置して様子を見たいと思います。いや~、新たな発見です。なんでもやってみるものですね。

続報はまた必ず書きたいと思います。では本日はここまで。オザワークスでした。

CFDで米国株!
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村