どうも~オザワークスです。
BBD/バンコ・ブラデスコ 5/16
DIA/SPDRダウジョーンズインダストリアルアベレージ(NISA) 5/16
いや~、毎日配当ですねえ。多分、明日もあるでしょう。
バンコブラデスコは近々株式配当なるものをかましてきますから、それはまたそのときに記事にしましょう。
さて、今日のお題は、日本株について、でいきましょう。日本株、日本企業への投資ですね。ぼくは今現在日本株を一円も保有していません。昔はやってました。ぼくが株式投資を始めた2013年の暮から2015年の夏にとりあえずNISA口座を空にするまで、たしかにやっていました。
ではなぜ日本株への投資をやめてしまったのか。それはまたぼくらしい理由なんですけど、日米企業の配当回数の違いが主な理由です。アメリカ企業の一年間の配当回数は、基本4回です。それに対して日本企業の配当回数は年2回が一般的です。年4回配当の方が、株を買って配当金を貰う(投資の成果を得る)までの時間が、当たり前ですが短いです。株を買って配当をただただじっと耐えて待つのが配当投資ですから、そこのサイクルが早いのは本当に助かりますね。
例えばこの間初めての配当をもらったアパレルのギャップ、あれなんかは買い始めたのが3月終わりで配当が4月末、待ち時間一ヶ月ですよ。これが日本株だと半年とか当たり前ですからね。半年ももんもんと入金を待ち続けるのはこれがなかなかのストレスで、投資すること自体に嫌気が差してしまったりするものです。
そしてストレスが溜まってくると正常な判断ができなくなり、自分の投資の方針と違ったことをやってしまいがちです。配当投資のはずが、株価が下がっただけで慌てて売ってしまったり、値上がり目的でよく知らない銘柄を購入したり、ぼくにも経験があります。
やっぱり原因は、身銭を切って株を買い、その成果である配当金を受け取るまでの期間が長過ぎることにあるように思えます。配当金って貰うと安心するんですよね、それがわずかな額でも。ああ良かった、投資したことが全くの間違いじゃなかった、って。
成果が数字として、ぽんっ、と目の前に現れると、人間は物事を持続できるようになるんですね。それが行き過ぎると、ぼくのように毎日成果を見ないと落ち着かないという。
毎日配当はいくらなんでもやりすぎですが、毎月配当ならホラ、なんとなく車輪が回るように行けそうでしょ。米国株なら年4回配当だから3銘柄で毎月配当完成。まあ、毎月分配型のETFを一つ買えば済む話ではあるけれど。
この毎月配当を日本株でやろうとするとさあ大変。日本株は配当の払い月が3,6,9,12月に異常に集中しているので、その他の月に配当を貰うのがなかなかに難しいです。いや、出来ないことはないんですよ、出来ないことは。ただ、そのために長い時間をかけて銘柄を探したり、やっと見つけたのが聞いたこともないような会社だったり……。大企業に絞ってみれば、やっぱり難しいですね。
大して米国株は、ダウ平均採用銘柄30社から選ぶだけでもポートフォリオを作れます。しかも日本企業と違って簡単には減配しない。それどころか赤字でも根性決めて増配したりしますから、日本株が勝てるところはありませんね。
いやいやいや、ぼくは証券会社の回し者じゃありませんよ。まあでも考えてみると、日本株から始まって徐々に米国株の比率が高まり、今は米国株のみになったぼくの投資ヒストリーは、必然だったなあ、と思います。日本株じゃあ、毎日配当どころか毎週配当も実現不可能ですもん。
というわけで、今後も日本株への投資は、無しで。といっても絶対にやらない、とは言いませんよ。ぼくも日本人でこれからも日本で暮らしていくわけですから、日本株にもある程度の愛着はあります。ホンダのバイクに乗って、スバルの車に乗って、富士通のノートパソコンでこの文章を書いているんですから。やはり「身近さ」では日本株に軍配が上がるでしょう。
日本株もアメリカ並みに株主還元力が高まるといいですね。
ではまたいつか。
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