2017年7月29日土曜日

7/28分 投資用語解説シリーズ第1回、のつもりが……

皆さんどうもこんにちは。配当を求めて米国株に投資するオザワークスです。

早速ですが、7/28に以下の銘柄から配当金の入金がありました。

GPS/ギャップ

ギャップの1社のみです。これで今月はすべての配当が入りきったのかな? 多分、全部入ったと思います。7月の配当収入は合わせて330ドルほどになりました。まだまだ小さな額です。けれど、去年7月の220ドルと比べるとこれは結構増えています。こういう小さな成果は、素直に嬉しいものです。この1年間コツコツ株を買い足してきた結果ですね。継続が、力になります。

さてと、そろそろ本題に行きますか。突然ですが、ぼくはバイクに乗ります。それで、ユーチューブでホワイトベースという名前の中古バイク屋さんの動画をよく見ます。内容は、バイク屋さんですから、売っているバイクを紹介する動画だったり、単にバイクにまつわる雑談だけしてる動画とかそんな感じです。興味がある方は検索してみてください。動画は多数あるのですぐにわかると思います。

で、先日そのバイク屋さんのある動画を見ていたら、そこの店長さんがバイク雑誌を痛烈にディスっていました。曰く、専門用語ばかり使う、上から目線で偉そう、これではバイク人口なんて増えるわけがない、大体こんな内容だったと思います。ぼくが勝手にまとめると、とにかく初心者に優しくない、とこうなりますかね。その動画を見て、あいた~、とぼくは思いました。自分の投資ブログも見事に初心者を置いてきぼり。また他の方の投資ブログを見ても、結構な確率で、まあ、用語の解説とかいちいちするのが難しいのはわかりますけど、知ってる人限定な感じは受けます。ここは、自分も含めてやはり反省は必要かなあと思います。今後はなるべく平易な言葉でわかりやすく、かつ独創的なブログになるよう努力します。

ちょっと硬いかな、まあいいか。で、とりあえず投資用語の解説なんてものを何回かに分けて書いていきたいなあ、と考えております。と言ってもそもそもぼく自身が大したことは知りません。素人に毛が生えた……というかそのまんま素人です。でも、ぼくは普段から平気で「配当、配当」と言いますが、その「配当」というものがそもそもわからない、知らないという人も結構います。配当という言葉を聞いて、馬券や宝くじを想像する人のほうが多いかもしれません。なのでまず、配当ってなんなの? というところから書いていきます。

……と思いましたが、もっと遡りましょう。配当どころか投資とはなんぞや、ここからいきましょう。なんせ自分の知識自体があやふやですからね。イチからいきましょう。

投資、大多数の人にとってこの言葉と繋がるのはギャンブルです。まあ、投資=ギャンブルはあながち間違いではなく、それを完全に否定出来ないのでまた説明が難しい。ぼくは、投資というものは基本的に「金貸し」だと思っています。お金を貸す、これが投資の基本です。よしここで1人キャラクターを召喚しましょう。近くの小学校に通う、ぼくの姪の「りこちゃん」です。名前は利子から取りました。彼女に説明する形で書いていきます。

おじさん「りこちゃんは将来何になりたいの?」
りこちゃん「ケーキ屋さんかユーチューバーで迷ってるけど……やっぱりお花屋さん!」

ユーチューバーとはさすがに現代っ子ですね。でも、お花屋さんですか。これは良い題材ですね。ではお花屋さんで投資について考えてみましょう。

りこちゃんは将来大きくなったらお花屋さんを開きたいそうです。うむ、やりたいことやったらよろし。しかし、お花屋さんを始めるにはお金がたくさん要ります。お店(店舗)が必要だし、売り物になるお花も用意します。従業員だって雇わなければならないかもしれません。そうですね、ここはわかりやすく100万円必要だということにしましょう。お花屋さんを始めるには100万円が必要ですが、りこちゃんにそんな大金はありません。ではどうするのか。自分一人でコツコツ100万円を貯めてもいいですが、それでは時間がかかりすぎます。いつまでたってもお花屋さんを開けません。なのでりこちゃんは別の方法を取ります。

100万円を借りる、という方法です。ここから投資の話になります。りこちゃんの側から見るとお金を借りているわけですが、お金を貸す側……めんどくさいんでぼくが貸したということにしましょう。ぼくの側からするとりこちゃんにお金を貸しました。これがそのまま、100万円投資した、ということになり、投資したぼくは投資家、と呼ばれることになります。

100万円あげたわけじゃないですよ、貸したんです。なので、りこちゃんは借りた100万円でお花屋さんを開いて、がんばってお花をたくさん売って利益を出して、10年後に100万円をぼくに返さなければいけません。その時、最初におじさんが100万円貸してくれなかったらお花屋さん始められなかった、おじさんありがと、という気持ちを込めてりこちゃんは110万円をおじさんに返します。この差額の10万円が、利子です。

りこちゃん「呼んだ?」
おじさん「いや、呼んでない呼んでない」

上の投資は債券と呼ばれる分野の投資です。投資家の皆さんは、こんなもん当たり前すぎてわざわざ書くことでもねーだろーよ、と思うかもしれません。しかし、もしかしたら知らない人がいるかもしれません。それからりこちゃんくらいの女の子にも理解できるくらい説明できるかどうか、おじさん自身の理解度を確認してもいます。更に、投資=ギャンブルだと思っている投資未経験者のあなた、債券は投資の種類の中でもかなりベーシックというか、投資らしい投資です。確かにお花屋さんが潰れちゃったりしたら投資した100万円は失うかもしれません。あなたがどう思うかはわからない、でもぼくはこの投資にあまりギャンブル感は感じません。これぞ投資、と思います。

さて、債券を説明したので次は投資の花形、株についてやってみたいと思います。株という言葉を聞いたことない人はさすがにいないでしょう。ただ、株って何? との問にズバッと答えるのはいささか難しい。ぼくも自信半分不安半分ですが、とりあえずいきましょう。りこちゃんがお花屋さんを始めたいけどお金がない、というところまで戻ります。

えーと、債券はあくまでお金を貸します。これはいずれは返してもらう、ということでもあります。それに対して株は、ある意味ではお金をあげてしまいます。

りこちゃん「え、ほんとにくれるの?」
おじさん「うん。ただ、一つ条件がある。100万円は別に返してくれなくていいから、その代わりずうっと毎年3万円おじさんにちょうだい」

ぼくはこれが株じゃないかな、と思います。お金は出す、けど返さなくてもいい。代わりに毎年毎年利益の一部を今度はおじさんが貰う。もうおわかりだと思いますが、この毎年毎年ずうっと貰い続ける3万円が、配当金、というものです。はあ、ようやく配当という言葉を使えました。これもまたギャンブルとは程遠いのんびりとした投資ですね。

株につきものの「株価」という言葉がここまで全然カケラも出てこないんですが、それはぼくが株への投資を配当ありきで考えているからです。原始的な株式投資の時代では、株主たちが株を持つ目的はおそらく配当金だったとぼくは思います。いや全然下調べとかはしてません。調べたら調べたでまた面白いものが書けるかもしれませんね。

まとにかく、事業のオーナーである株主たちは、その事業の利益の一部をオーナーに定期的によこせ、その理由は我々がカネを出さなかったら事業の存在そのものが発生しなかったからだ、という態度で配当金を貰っていたのでしょう。その配当金を貰う権利が書かれた紙、これが株券です。やはり配当ありきです。りこちゃんから株券を受け取ったおじさんは、ある日株券を知人に110万円で売ってしまいました。はい、この110万円が、お待ちどう様、株価です。

日頃我々投資家は「株価、株価」と何も考えずに言葉を使ってますが、多分、概念としては配当金より後のものだと思います。現在でもトレーダーたちは、配当金を貰う権利、を凄まじい速度で売買していると考えると、なんだかちょっと不思議な気分になります。

20年後、おじさんが久しぶりにりこちゃんのお花屋さんを訪れると、あれれ、小さな花屋はどこにもなく、大きな近代的なビルが建っています。おじさんが「場所間違えたかなあ」などと首を傾げていると、目の前のビルからはつらつと出てきたのは、すっかり立派になったりこちゃんです。

りこちゃん「あらおじさん久しぶり。うちに何か御用?」
おじさん「……」

そうです。目の前の立派なビルが、現在のりこちゃんのお花屋さんだったのです。20年前110万円でおじさんが売った株は、今や3000万円を超えました。毎年毎年3万円出すのがやっとだった配当金は、今では毎年100万円です。もう株主ではないおじさんが言葉を失うのも無理もありません。これもまた、株式投資の一面でもあります。さておじさん、最後に一言ください。

おじさん「あいた~、やってもた~」

今回はそんな、おはなし。ちゃんちゃん。

またどこかで。オザワークスでした。

おじさん何故売るし?
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2017年7月28日金曜日

7/27分 労働しているからこそ、不労所得に涙するのではないか? 

皆様こんにちは。ご無沙汰しております。一週間ぶりのオザワークスです。ま、配当が入らないときはこんなものです。

で、7/27入金のその配当は、

GE/ゼネラル・エレクトリック
BBD/バンコ・ブラデスコ

の2つです。安定のGEに、今月配当2回目のバンブラ。個別株なのに一ヶ月の間に2回も3回も配当を放り込んでくる変な銀行ですよ、コイツは。

さて、本題。もう記憶も彼方の前回で宣言したように、今回は不労所得ってマジやべえ、って話です。まあ、不労所得とざっくり言いましたけど、ぼくの場合はもちろん配当所得です。で、改めて言い直すと、配当金って思ってるよりスンバラシイ、となります。あれ、いつも言ってることと一緒だ。そうですよ。いつもぼくは「配当ラブ! 配当ラブ!」と連呼しております。それは配当金が不労所得、つまりは働いてもいないのに勝手にお金が入ってくる種類の収入だからです。この、何もしてないのにお金が入ってくる、ことの素晴らしさ、ワンダフルさを今一度しつこく書いてみたいなあ、と今日は思っておる次第であります。皆さんどうぞおつきあいください。

まずここに2人の男がいます。A君とB君、としましょう。2人は共に30歳で独身、夜中は同じ職場で力を合わせて働く2人です。A君は夜勤が終わったあとも引き続き、午前中は別の職場でアルバイトに精を出します。それはB君も同じで、B君の方は午後また別の場所で額に汗して働いています。2人の労働収入はほとんど同じか、B君の方がやや多いぐらいの感じです。ふむ、なるほど、2人ともがんばりますね。

A君とB君、2人はなんでそんなにがんばるのでしょうか。これには理由がありまして、まずA君は、好きなスポーツカーを買ってしまいました。そうですね、スバルBRZ新車で300万、ってとこですかね。うらやましい。一方のB君、彼はバイク狂いです。最新のホンダCBR1000RR、もちろん新車で200万、と。こちらもうらやましい。そうです、彼らは2人ともローンを抱えているのです。月々の借金返済のためにがんばって働いているのです。そのローンの返済を早めるために2人とも更にもう一つアルバイトでもしようか、と考えたこともありましたが、止めました。体がキツイと判断したからです。

まあ、最近の若者はあまり車もバイクも熱心じゃないので、ちょっとモデルとしては古いですか。しかしまあ、いかにもよくある光景。結構高い買い物をしてしまって、そのリカバリーにアルバイト増やしてがんばって働く。あるいはもっともっと高い、住宅ローンでもいい。そしたらもうがんばって働き続けるしかない。働いて稼いで、稼ぐためにまず働く。これが日本で今でもよくよく見かけるごくありふれた光景です。

しかし、ここで日本人には見慣れないものを投入しましょう。先程のA君、実は彼は1000万円ほど株を保有しています。そしてその株から毎年30万円ほどの配当金を受け取っている、としたらどうでしょう。30万円は大体彼らの月収と同じです。1ヶ月働いて得た給料と同じだけの現金が、何もしてないのに入ってくる。1年12ヶ月働いて給料をもらう、これはみんなが知っている当たり前。ここへ更に13ヶ月目の給料のごとく配当金が舞い込んでくる。13ヶ月目の労働はしていないのに。繰り返します。働いていないのに、1ヶ月分の給料と同じだけのお金をもらっているんです、A君は。

まず、車を買うに当たって株を売らなかったA君を褒めたい。キミはえらい! 賢い! そして配当金30万円、これは何に使ってもいい。ローンの返済に当ててもいいし、車の維持費に当てても十分お釣りが来ます。生活費に使ってもいいし、再投資するのももちろんアリです。毎日毎日働くA君を、30万円の配当金が強力にバックアップします。「強力に」という言葉に誇張はありません。だってその30万円、働いてないのに貰えてるんですよ。ここしつこいですよ。もうA君は精一杯働いています。もうこれ以上働くのを増やすのは、無理そうです。そこへ来て、天から30万円ですよ。いや、20万円、なんだったら10万円でもいい。たった10万ポッチ。でもその10万円は、メチャメチャ苦労して働いて疲れてやっと稼いた10万円じゃなくて、寝てる間に誰かが財布に入れてくれた10万円なんです。あれ、10万入ってる、的な10万円です。

これスゴくないすか? スゴくないすか? 3回目、スゴイっすよね? ぼくもまあ人並みに働いてるんでわかりますけど、10万円って大人にとってはそれほど大きな金額ではないはずです。稼ぐにしても使うにしてもです。でも、その10万円を、ハイ、って渡されるのは、また全然状況変わってきますよね。やっぱある意味「タダで」お金をもらうとスゴイ。額にかかわらず強烈。これが30万とかになると、自分の労働の価値とは……みたいな感じで逆に悩み始めます。

働いてないのに、というか特に何もしていないのに、お金がもらえる。いわゆる雇われ労働だけじゃなくて、一日中チャートとにらめっこしてなくていいし、ブログを時間かけて書いているわけでもない、ぼけ~っとしててもお金が入ってくる。それこそが不労所得、それこそぼくが震えが来るほど配当金が素晴らしいと思う理由です。こんなお金の稼ぎ方があるなんて、世のお金持ちたちはこうやって稼いでいたなんて。そんな資本主義の一面を目の当たりにした瞬間から、ぼくのこの世界を見る目が変わりました。一変しました。

このブログを読んでらっしゃる方の中には既に配当金を定期的にもらっている方もいらっしゃるでしょう。ぼくももちろんもらっています。そしてぼくと同じく皆さんも、投資家であり労働者でもあると思います。そんなハイブリッド投資家の皆さんに言いたい。

配当金が不労所得だと、もう一度思い出して。

今日もらった配当金と同じ額を働いて稼ぐのって、大変でしょ? しかも今自分がしてる仕事にプラスアルファで働かなきゃいけない。ぼくなんか考えただけでしんどいですわ。でも、それが寝ている間に音もなく入金している。これはもう、額に関係なくまず感動でしょう。だって働いてないんですよ? 自分の代わりに誰かが働いてくれてるんですよ? それが株式会社だから~とかそういう理屈の前にまず感動しますね。少なくともぼくはそうですね。今でも毎回配当金を貰う度に、うわあ~、って感激してますよ。

これがちょっとベテランの投資家さんになると、全てに慣れてしまって事務的になってしまうのかもしれないけれど、そんなのダメダメ。だって株持ってるだけでお金くれるんですよ、まずは万歳三唱から入らなきゃ。まあ、それは大げさだとしても、やっぱり不労所得が来たこと、それから不労所得を稼ぐ自分に対してまず、自分ってすげえなあ、と自分を肯定しましょうよ。多くの日本人が知りもしない、自分が働くだけじゃないお金の稼ぎ方を実践しているのですから。そうです。投資家は偉くて賢いのです。

どうでしょうか。ここまで書いてきましたが、ぼくの言いたいこと、伝わっているでしょうか。いまいち自信がありません。要は、配当ってスゴイんだぜ、それを受け取ってる投資家ってスゴイんだぜ、ってだけなんですけど。その凄さや感動が、読む人に伝わっているのでしょうか。やっぱり文章力にいかんせん問題が……。投資をする多くの人が、まず「儲けよう」と考えるわけですが、地味な配当金だって立派な不労所得だし、むしろ配当金こそ不労所得の王道であるとぼくは感じています。そして自分が労働者であるからこそ、不労所得のありがたみや労働所得との違いもわかります。儲けるのはそれはそれで結構ですが、自分が労働者兼投資家としてもっと根本的なところを考えていくこんな文章が、たまにはあってもいいでしょう?

色々書きたいことはぐるぐるしてるんですが、ちょっともうまとまりません。今日はここまでとしたいです。どうにも頭の追い付かないオザワークスでした。

ふう、今夜も労働か……
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2017年7月21日金曜日

7/20分 不労所得ってよく聞くけど、誤解してる人多くない?

皆さんこんにちは。オザワークスです。

7/20の配当金です。

BCE/ビーシーイー

このところかなりの毎日配当です。んもう、ホントに毎日配当金が入金されてくる。すばらしいことです。

うーむ暑い。突然ですが、不労所得って、何でしょうね? ぼくの中では一応定義があって、ぼく自身不労所得を得るために日々株を買い続けています。そしてもっと不労所得を稼いでやろうと「不労所得」で検索したら、あるわあるわ、ぼくを稼がせようとありとあらゆる不労所得がそこにはありました。

しかし、その不労所得情報の山をしばらく歩いてみて、なんかイメージと違うな、と違和感が。例えばYou tube。毎日動画を制作してアップロードするとか考えただけでも大変そう。インターネットで転売ビジネス。商品を入荷して箱詰めして発送して、考えただけでも大変そう。不動産投資で家賃収入。信用できる入居者が入るのか疑問、地震とか起こったら? そもそも金もないし考えただけでも大変そう。そしてブログで広告収入。結構頻繁に更新しても1円にもならない、大変そうというか既に大変。

もう、考えるだけで大変そうなやつばっか。もっと簡単に手早く稼げる方法はないものか。ぼくの思う不労所得というのは、まさしく「不労」つまりは労働っぽいものが一切なく、ぼくが起きてようが寝てようが勝手にお金が転がり込んでくる、それが不労所得です。ユーチューブとかブログとか、こんなものは実質的には労働ですよ。ただ雇われてないというだけで、毎日日々是労働じゃないですか。ねえ、更新更新更新、死んでも更新忘れるな、みたいな。しかもぼくなんか時給0円ですよ。

もっとねえ、不労所得という甘美な響きにふさわしいものはないのでしょうか。いや、ありました。やはりというか、配当金です。やっぱ配当目当ての株保有が一番簡単かつ確実に稼げるなあ、と思いました。実際不動産投資なんかも結構な不労感ありますけど、まだまだ。ネット証券で株買って、ハイ終わり、の配当投資にはかないません。あ、リターンの額がではなく、実行の簡単さがということですよ。

まあ、配当目当ての投資も完全なる「不労」所得ではないですけどね。口座開いたり、入金したり、銘柄調べたり、注文したり、と書き出してみるとやることは意外と多い。けれど、やっぱり他のブログ等と比べると、その不労感は圧倒的ですね。不労感というのは、まあ、働いてない感と訳すべきか。いわゆるオザワークス語です。本当に何もしないでお金を得るのは、お母さんにお小遣いを貰うような場合だけです。うん、それはマックス不労感だわ。

どうも不労所得という言葉が登場すると、かなり実質的な労働が含まれているにも関わらずそれと説明されたり、働いているけど雇われてはいない非雇用所得や単に副業のことだったり、とその意味はかなり広くなってしまうようです。実は次の記事では、不労所得を実際に得るということのエクスタシーについて改めて書いてみたいと思うので、不労所得という言葉の意味が曖昧だとぼくが困ります。 よって、上でも一度書きましたが、もう一度その意味を定義しておきます。

不労所得とは、自らが働かなくても得られる所得のことです。長期入院していても、無人島へ漂流していても、或いは本人は死んでしまっても、関係なく発生する所得です。種類は色々ありますが、代表的なのは株式を保有しての配当金です。また、不労所得の逆は当然、労働所得です。これはほとんど説明が要りませんね。まず自らが動かないと発生しないのが労働所得です。自分が会社に行ってタイムカードをつく、自分がお店を切り盛りする、もし自分が寝込んでしまうと労働所得は発生しません。

さあ、定義付けが済みました。これで心置きなく次回の記事が書けますね。次回は不労所得、即ち配当金のことですが、これを貰うことがいかに特別で、いかに素晴らしいことなのか、言葉の限りを尽くして語りたいと思います。お前そんなようなこと毎回言ってるじゃん、と思ったあなた、それはその通り。でもね、改めてもう一度言わせて欲しい。投資をすること、配当金を貰うということが、凄まじいことなんだと。投資をするあなたが選ばれた、特別な存在なのだということを。ああ、ダメ。これ以上はここでは言えません。これ以上は次回です。

では次回、「配当金はエクスタシー」でお会いしましょう。オザワークスでした。

押せば涼しくなるやも
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2017年7月20日木曜日

7/19分 保有銘柄の配当利回りはチェックするタイプ? 

皆さんこんにちは。配当ハンターのオザワークスです。

7/19の配当。

OXY/オクシデンタル・ペトロリアム
GSK/グラクソスミスクライン
DIA/SPDRダウジョーンズインダストリアルアベレージ

3つ入りました。グラクソスミスクライン、なんかかっこいい技の名前のようです。攻撃力は3000くらい。同じく製薬銘柄でアストラゼネカというのがありますが、こちらはもっとかっこいい。攻撃力は7000を超えますね。

さて、馬鹿な話は置いといて、今日、というか昨日の夜か、次回の配当から減配を宣言したマテルを10株買い増しました。もう一度言うと、これから減配するマテルを買い増しました。大丈夫かよ、これ? 的な気分なのはぼく自身も一緒です。けどまあ、買い増すルールなので仕方ない。決まりなんで。

それはいいとして、配当利回りという言葉についての誤解がどうやらあるようなので、今回はそのことを書きます。先日他の方のブログで、AT&Tの配当利回りが自分が買った頃より下がってしまって困る、みたいなことを書かれていらっしゃるのを拝見しました。ん? とぼくは首を傾げました。更に別の方のブログでもAT&Tとは別の銘柄について、これ以上利回り下がらないでくれ(泣)、的な文章を目撃。更に更に別の方も同じようなため息を付いていらっしゃいました。

ここのところ3回も、配当利回りにまつわる妙な文章を見つけています。で、AT&Tなんかもちろんそうですけど、別に減配したわけじゃないんですよ。配当金は据え置きかもしくはやや増配くらいで、株価がこのところの株高でぐっと伸びて、それで結果的に配当利回りが下がった。それだけのことなんですけど、これ、なんかデメリットあります?

配当金は変わらず、株高で含み益も発生している状況。メリットしかないじゃないですか。そりゃあ、配当利回りは下がっていますけど、証券会社のサイト等で表示される利回りは、あれは今買ったらこの利回りだよ、ってことですからね。ちょっと前の高利回り時に買ったあなたの利回りは、そのままですよ。あなたが投じた元本に対しての利回りは変わっていない、という意味です。もちろん配当金の額そのものが変わってしまうと、話は一変します。額そのものが変わるとは、例えば減配とか、減配とか、あとは減配とかですね。ぼくが今日買い増ししたマテルのようにね。

減配による配当利回りの低下と株価の上昇による利回りの低下は、全然方向性が異なります。もちろん株価の上昇の方がよろしくて、減配はよろしくないです。うーん、これそんなに難しい話ではないと思うけどなあ。配当利回りが下がって心配、だとしたら逆に株価がガンガン落ちていって配当利回りがみるみる上昇したとすると、それで満足するんでしょうか。いや、それは逆にやばいっすよ。毎日更新される利回りの表示が上がろうが下がろうが、貰える配当の額そのものは増えているわけではありません。そしてそれよりもガンガン落ちていってる株価が、その銘柄が今何か問題を抱えていることを我々に教えてくれています。

あら、もう書くことがない。じゃあ、まとめます。証券会社で銘柄スクリーニングをしたりして確認できる配当利回りは、今その銘柄を買ったらこの利回りですよ、というだけの数字です。つまり、既にその銘柄を保有する投資家にとってあまり見る価値のない数字ということになります。あ、これから買い増ししようとか思えばまた別ですよ。そうでもなければ、利回りが上がろうが下がろうが関係ありません。ただし、減配したらモチ利回りはガクッと落ちますよ。同時に投資家の肩もガクッと落ちます。減配してないのであれば、あまり小さなことでオロオロせずに銘柄を信じて粛々と配当をいただきましょう。

今思い出したこぼれ話。クレジットカードの会社でビザってありますよね。確か世界で一番大きなカード会社です。そのビザの配当利回りなんですが、いつ見ても1%弱くらいしかないんです。いっつも低い、いつでも低配当銘柄。……と、思うでしょう? ところがですね、このビザはもう何年も増配し続けているんですよ。これどこかでちらっと読んだだけの話なんであやふやですが、10年前配当利回り1%で買ったビザ。それが今では増配のお陰で当時の元本に対して配当利回り4%にもなるそうです。4%なら十分高配当。でもビザは今買ったらやっぱり利回り1%。その訳は、10年間で株価も何倍にも上昇したからでした。

この辺の「真なる利回り」とでも呼びたくなる数字は、自分で計算しないとどこにも書いてないものですから、ちょっと気にしておきたいところですね。それからやはり増配は強力です。そして何より投資はとにかく早く始めることですね。このビザのお話から学べる教訓はこんなところでしょうか。

それでは今回はここまで。また次回の配当でお会いしましょう。オザワークスでした。

押してくださいませ
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2017年7月19日水曜日

7/18分 告白します。私は持株会に偏見があります

皆さん配当貰ってますか。こんにちは、オザワークスです。

いや~、暑いです。7/18入金分の配当がこちら。

DIA/SPDRダウジョーンズインダストリアルアベレージ(NISA)

うーん、1銘柄とは。細い攻めを繋ぐスタイルですね。ちょっと間が空いたように見えますが、土日祝日は入金しないので毎日配当継続してますよ。

さて、今日は持株会について書いてみますか。持株会、皆さんご存じですか? なんか大手企業にあるってイメージをぼくは持っていますね。

ご存じない方のために簡単に説明しておきましょう。持株会とは、社員のみんなでお金を出し合って、自分たちが勤める会社の株を定期的に買っていこう、という集まりのことです。名前は会社ごとにさまざまですが、通称「持株会」と呼ぶようです。四季報なんかを見ると、度々この持株会が大株主として記載されていたりします。チリも積もればですね。

さて、こんなデタラメな文章を書いていますが、ぼくも一応は某会社に勤めております。といっても正社員じゃないんですけどね。まあパート社員というやつです。そんなパート社員のぼくの元にも、ある日、「社員持株会のお誘い」なるチラシが一枚届きました。ほお、そんなものがあるとは、どれどれ……。チラシを手に取るぼく。

結論から言えば、チラシは破ってその場で捨ててしまいました。つまり持株会になど入っていないということです。これが大体2年くらい前のことで、当然チラシはもう手元にないですから、あとはぼくの記憶をもとに話を繋いでいきたいと思います。

まず、持株会の仕組みから。どうゆうものかというと、えーと、まず入会します。そのときに、毎月いくらずつ株を買うのか、これを決めます。要は積立ですね。確か、最低金額は毎月5000円だったと思います。上限は覚えてないけど、多分、ないんじゃないかな。5000円と決めれば、毎月毎月自分が働く会社の株をそれだけ買ってゆく、そういう仕組です。もちろん、積み立てる金額はあとから増やすことも減らすこともできます。

株の買い付けは毎月一回、自動的に行われます。ですから会員の皆様に何かその都度お手続きをしてもらうようなことはありません。すべておまかせください。さらに持株会会員だけの特典として、買い付け時、毎回株価から1割引きの価格で買い付けされます。差額は会社が負担いたします。1割引きのプレミアム、お得ですね。
 
では、今度は辞めるとき。退社したときはもちろん、持株会を退会もできます。で、その止めるとき、抜けるときに、入会時に作っておいた自分個人の証券口座にそれまで積み立てた分の株数が移管されます。ですからご安心ください。退会しても、きちんと自分の資産として会社の株は残ります。なんだか気分は営業マンのようになってきました。

次は、配当金の扱いですが、配当金はその都度自動的に再積立されます。はい、アウト! はい、ここまでです。ここまでの説明にもところどころ怪しい点がありましたが、配当投資家としてはこれはいけません。配当金が現金で手に入るのではなく、勝手にクソ株を買い増しに行くとは、これはどういうことだ。ここは譲れませんでしたね、はい。

えー、まあ、この辺まで読んでぼくはチラシを捨てました。やる価値なし、と。では以下その理由、及び持株会そのものの特徴と問題点を書き散らしていきます。ちなみに、これは「我が社」の持株会について書いた記事ではありますが、多分、どこの持株会でもおんなじようなものではないかとぼくは推測します。理由は、労働者としての勘です。

まず配当金が入金されないのは論外、これはダメ。たとえ自動的に再投資されたとしても、配当スキーとしてこれは許せない。で、なんでそんなことにしているかというと、ここまではチラシには書かれておらずぼくの想像ですが、会員に現金を渡すよりも新株でもなんでも適当に発行して「再投資」の名目で渡しておいたほうが会社としては楽だからだと思います。ほら、会社って紙幣は発行できないけど株は発行できるでしょ。持株会のバカどもに対してわざわざ現金用意するよりも自社株用意するほうが全然ハードル低いってわけ。持株会っていう大株主に対しての配当金という名の経費がまるまる浮く、というわけでさあ。

株の買い付けが月一回自動的に、というのも問題ですね。月の一体いつなのか、残念ながらチラシにはそこまでは書いてありませんでしたが、相当人任せでアバウト。1割引きのプレミアが付くたってね、高値から1割引きなのか安値から1割引きなのか、真相はいつでも闇の中。じゃあ積み立てた株を売りたい、となった場合は、まず持株会の退会手続きから始めなければいけません。そう、辞めないと売れないの。

この辺の株の取扱についての問題は、実は簡単。それは、株主じゃないから。実は持株会は、会員から集めたお金で「持株会」という名義で株を買っています。そう、会員のあなた名義ではないのです。だから「持株会」の名前で大株主のリストに入るし、あなたには議決権もなければ、任意のタイミングで株を売買することすらできないのです。すべては、あなた自身が株主ではないからです。もちろん、持株会内部のデータとして、誰が何株誰が何株、とそこは真面目に処理はされているでしょう。例えるなら、持株会フォルダの中に更にあなたというフォルダが入っているようなものです。で、退会するときにやっとこさ独立して、イチ株主にあなたはなる。うん、その後は自由です。

今思いましたが、これ一種のファンドですね。金を集めて運用はおまかせして、たった一社の株を買い続けるファンド。やべーなこれは。たった一社に集中投資というところがなんとも危険なファンドと見ることもできますね。

ではちょっと視点を変えて、会社の側はなんでこんな持株会なんていうものをやってるんだろう、というのを考えます。まあ会社が直に持株会を運営しているわけではないのだろうけど、おんなじようなものとします。会社側のメリットってなんでしょう。うーん、よくわかりませんが、持株会という大株主は、絶対に会社を裏切りませんよね。例えば買収工作とかに持株会が乗るとはとても思えない。もしひょいと乗ったらえらいことですよ。おもしろそうだけど。あと株主総会とかでもまず何にも言わないでしょう。まあそういう極めて安定的な株主を一定数確保できる。これはメリットでしょう。会社にとってというか、経営者にとって。あとはよくわからないですね。

まとめると、会社の方にはメリットがあっても、持ち株会員の方にはメリット……うーん、メリット云々というか、そもそも持株会なんかに入ってしまうような人は、資産運用のしの字も知らない人ばかりだと思います。株なんか当然見たことも触ったこともない。ずうっとその会社で、ずうっと定年まで働くことに何の疑問も持たない。そういう人が持株会などやるのです。そういう人向けの、ある意味ではサービスです。だからメリットがあるとかないとかではなく、そういうもの、という認識です。それでいいと思います。

逆に我々は投資家です。歴然たる投資家です。であるならば、自由闊達に投資活動が行えない状況、これに我慢なりません。ぼくは我慢なりません。そしてこの文章を読むあなたもそうであって欲しい。ぼくの記憶では「我が社」の持株会は、さすがに会費までは取らなかったと思います。しかし世の持株会の中には会費を取るところもあるような気もします。多分あるでしょう。こんなクソ運用で手数料まで取るとか、これでは詐欺ぞ! でも、その社畜への道を一生懸命歩いて行く人もいるのです。そういう人にとっては40年勤め上げるとともに積み立てた「我が社」の株が、誇りだったりもするのです。

いやいや、堂々巡りですね。まさに、そういうもの、という認識で行くのが一番平和な気がします。ぼくなんかはもちろん、こんなものはクソを積み立てるクソ会社のクソサービスだと思っていますよ。いや、失礼しました。

と、ここからは気分を変えて最後にちょっと雑談タイムにしましょう。妄想タイムといってもいいかも。まず、持株会では株の買い付け時に1割引きのプレミアが付くわけですから、それを狙って買い付けの日の前日に入会。そして1割引きで買い付けて、その日のうちに退会、即売却。いや~、これができたらねえ。無限に儲かるんですがねえ。まあ、入会退会手続きがそんな短時間でできるわけがない、と。

もう一つ、まずはビル・ゲイツを連れてきましょう。そして嫌がる彼を強制的に持株会へとぶち込みます。設定する毎月の積立額は、なんと100億円。さあ、どうなる。毎月100億円ずつ株を積み立ててゆく。1年で1200億円。さあさあ、持株会のシステムはどこまで持ちこたえられる。2年で2400億円。1割引きのプレミアは持続できるのか。3年で3600億円。……そして10年後。1兆2000億円。はい、持株会の保有分が、「我が社」の時価総額を超えました。もうわけがわからん状態です。持株会は退会してもらって、ゲイツに経営も任せましょう。

と、いったところで、今日はお開き。お相手は、配当大好きオザワークスでした。またね!

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2017年7月15日土曜日

7/14分 配当を表に書き入れる、その背徳的な楽しみ、ゴクリ 

皆さんこんにちは。米国株投資家のオザワークスです。

7/14入金の配当はこちら。

BBD/バンコ・ブラデスコ
PFF/iシェアーズ米国優先株式
JNK/SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券

2つの証券会社をうまく使い、今週は5日連続配当のパーフェクトが出ました。やったぜ。

今日はそうですね……表のことを語りましょう。表というのは、グラフとか表計算の、表です。あ、待って待って閉じないで、ちゃんと投資の話につながりますから。ね、ちょっと説明する時間をください。

突然ですが、ぼくは投資や配当ももちろん大好きですけれど、色々な表とかも結構好きです。表計算のソフトで、まあぼくはエクセルです。ソフトは全然詳しくもないですけど、表計算ソフトなんてなんでもいいですよ。で、表計算ソフトでその時々自分が興味を持っている事柄について、何らかの表を作り上げる。つまりはただの暇つぶしなんで、内容や対象は正直なんでもいいんですよ。

例えば、何年か前は自分の人生の中で最も音楽を聴き込んでいた頃で、何千曲もストックしている曲の中から自分の好きな曲を好きな順に並べて毎月ランキング形式の表を作ったりしていました。更にはその中でも特に好きな曲は、ピアノロールってわかる方いらっしゃいますか、メロディラインの高低と経過時間をそれぞれXY軸に当てはめて、音楽を2次元の表に落とし込んでその魅力を分析したりしてました。

あとこれももう何年も前ですけど、ぼくはスーパーGTが好きなんですよね。あ、スーパーGTというのは日本で行われている自動車レースの一つです。そのスーパーGTに出場した歴代レーシングドライバーたちのドライバーズポイントを全部積算して表にして、誰が一番歴代で速かったのか考えたり、最近だとあれですね。あの、バイクのマンガで「ばくおん」という漫画があります。これもなかなか知っている方は少ないと思いますけど、そのマンガのですね、登場人物たちがそれぞれ誰が何コマ登場しているのかを1巻から最新刊まですべて数え、表にまとめました。

という感じでですね、こうして書き出してみるとコイツは一体どれだけ暇なんだと、自分でも思います。まあ、それだけ表作りが好きなんだということです。ずっと昔ですけど、一時期なんかエクセルで小説書いてましたからね。あの頃は自分でも相当キテましたね。今は実は将棋が結構気になっていて、あれもほら、行と列の織りなすスプレッドシートですから。もう見た瞬間に、きゅん、ですよ。

で、もちろんその性癖は投資活動にも影響を及ぼします。はい、こう繋げたかった。投資とか数字が多く関わる世界は、みなさんのご想像どおり表作りとメチャメチャ相性がいいです。配当が入金するスケジュール、その予想と結果。銘柄ごとの累計配当金、今季の配当金、ポートフォリオ全体の配当金、証券会社ごとのその詳細。自分の総資産、総株数、ドル建ての総資産とそれぞれの推移。年収、月収、収入源それぞれの対年収割合、ともちろん月毎の推移。

最高じゃないか。配当金が入る度に表をアップデートできる。今日も配当が入った。今日も表をいじれる。今日は株を買った。よおし、総株数の項目を更新するぞ。楽しくて仕方がありません。ぼく=投資=表、完全に3者ウィンウィンウィンの関係ですよ。名付けて配当トライアングルです。

なにやら最近は表計算ソフトが賢くなって、指定してやればやれ株価だのベータ値だのをソフトが勝手にデータを取りに行き、自動的にマトリクスへとキレーに表示してくれるそうな。……かーっ、わかってねえなあ。パンピーってのはこれだもんな、やれやれだぜ。いいかい? 男はな、これ、電卓です。すべて電卓で手計算するです。なんでも楽をすればいいってもんじゃあありません。自分の手で計算すると、配当金の喜びもひとしおです。

まあ、ぼくがデジタル音痴でソフトを使いこなせていないだけですけどね。自分で苦労して作った表は何時間でもうっとり見てられるのに、何故か表計算ソフトの高度な使い方とかにはまるで興味がいかないんですよね。自分でも不思議です。

本当はこのブログにももっといろんな表を、呼ばれてもいないのにベッタベタと貼り付けて悦に入りたいんですが、エクセルの表をサイトにすっと移す方法がわからず、現状は入金日のデータベースのみとなっております。デジタル音痴の痛いところです。最新作はぼくが今までどんな株をいくつ保有してきたのかを現す全銘柄履歴図で、これがまた味のあるいい表になっているんです。ああ、だけどこの表はブログに貼るには大きすぎる。

と、いうわけで、表の好きな投資さんは、今からすぐこだわりの表を作りましょう。それで投資も楽しくなりますよ。表の嫌いな投資家さんも…… あ、一つ思い出した。この前ある投資ブログを読んでいたら、その方が「配当金が頻繁に入ってくるとまとめたり、計算したりが面倒くさい」というようなことを書かれていて、カーン! 読んだ瞬間ゴングが鳴りました。配当が面倒? ちょっとちょっとちょっと、そんなわけないでしょう。そんななことが起こる確率は、人類の歴史上ありえません。人類の歴史は即ち配当の歴史。配当を否定するということは、自分自身をも否定することなのですよ。あかん、この人投資に向いてないわ。即座にそう思いました。

話は戻りますけど、表が嫌いな人であっても、いくらなんでも投資のお金の関係をまったくまとめないというのはちょっと、と思います。ぼくのように変態でなくても、大雑把ででもいいのでデータをまとめて記録していきましょう。でもやっぱりそういうことが好きな人は、投資が自然と向いている、って思いますね。条件を1つクリアしたー、みたいな。ぼくは向いていて良かったです。だって表も投資も楽しいもん。

ですから皆さんも、表好きに限らず何かご自身の性癖で投資活動と結び付けられそうなものがあれば、それだけでめっけもんですよ。自分の好きなもので脇を固めてあげると、たとえ投資が一時的にうまくいかなくても、途中で辞めるという一番残念な結果になりにくいですからね。とにかく投資は、続けるのが一番大事で一番むずい。すべては投資を続けるため、ですよ。はあ、これが一番言いたかった。ようやく言えた。

では今回はこの辺で。配当と表との三角関係に悩むオザワークスでした。バイ!

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2017年7月14日金曜日

7/13分 50記事目 投資ブログを始めて変わった自分

皆さん今日もこんにちは。配当といえばオザワークスです。

まずは7/13分の配当を。

PM/フィリップ・モリス・インターナショナル
PFF/iシェアーズ米国優先株式(NISA)
JNK/SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券(NISA)

続いております続いております。NISA特定NISA特定とまさに狙った通り。

ま、配当の話はこのくらいにしてと。本記事を持ちまして、このブログが累計50記事達成となりました。いや~、正直長くて苦しかったです。初めてのブログということでわからないことだらけ。本当に手探りで一つ一つやっているという感じでした。はっきり言って投資の方が慣れている分だけ簡単ですね。これは今でもそうです。

で、とりあえず3ヶ月投資ブログを続けてみて、色々思うところも出てきました。他の投資家さんが書くブログに対する見方も変わりました。今日はその辺を、また適当に脈絡なく書いていきたいと思います。

いやまず、ブログを更新していくのがなかなかにしんどいですね。これは3ヶ月経ってもまったく楽にならない。他のブロガーさんなどは毎日欠かさず2つも3つも記事をアップする人もいますが、それに関しては素直に完敗です。ぼくには無理ですね。そんな気力もネタもありません。いや、すごいです。

ブログをやって一つ良かったなと思えるのが、自分の投資の方針をしっかりと再考し、改めて確認できたことですね。そりゃもっともっと読者を増やして広告収入をがっぽり、という本音ももちろんあります。ありますけど、自分の投資法、あるいは投資をする自分、というものをもう一度もう一段深く考えてみる機会になった、これはちょっと予想していなかったブログの効果でした。自分の投資法なんて自分ですから自分では完璧に理解しているつもりだったのに、単に文章にするだけで自分て実はそうだったのか、みたいなサプライズの瞬間が何度もありました。そして結果的に自分の投資法のみならず、自分と投資の関係そのものがシェイプされ、より研ぎ澄まされたような気がします。投資が上手くなったとかそういうことではなく、より自分にフィットする投資を見つけたというか、うーん、文章がコネられていくだけでうまく言えません。

ただ、投資がより好きになりましたね。ブログを始めたことによって。あ、ようやく頭の中が整理できました。ブログを始める→投資のことをより考える→自分の投資から雑味がなくなる→自分の投資が好きになる→モテ始める。いや、最後のはないですけど、プロセスとしてはこんな感じですね。投資から雑味がなくなるとは、自分で書いておいて、むむ名文などと思っていまいました。ああ、恥ずかしい。でもホントそんな感じっすよ。自分も今までいろんな人や物や情報から知らず知らずのうちに影響を受けていたんですね。そのすべてが雑味とは言いませんけど、こう小さな棘が刺さったような感じだったんでしょう。それらが自分のこれまで続けてきた投資とうまく溶け合って、より純化され、より自分好みになった。

自分の好きなことをしているわけですからね。もう誰になにを言われようと、関係ねえな、の一言ですよ。自分の責任において、自分の好きなことを続けてゆく。そりゃあ、誰かが口を挟むのはヤボってもんです。悟っていると言ってもいい。

多分、多分ですよ。某有名投資家のポートフォリオをまるまるコピーしたり、某有名経済学者の理論の通りに投資している投資家さんは、実はあんま投資自体が楽しいって感覚ないんじゃないかなあ。本に書いてある通りにやって儲かって楽しい、ってのはあるとは思いますけど、特に理論通りにいかなかったときとか、どういうふうに自分の心と折り合いを付けるんですかねえ。うまくいかないことをその教授のせいにするんでしょうか。でもそれではあんまりにあんまりだ。でなければ、頭の中に次々浮かぶはてなマークを無視して、IBMを売ってアマゾンやらグーグルやらを買うのでしょうか。それも酷すぎる。痴呆か? 多分、多分ですよ。他人の褌で投資する投資家さんは儲け続けないと投資が辛く、苦しく、最後には憎くなってしまう気がします。好きだからじゃなく、儲かるから投資しているからです。

ぼくは投資が好きです。ぼくの投資が好きです。配当が好きです。結婚したいと思っています。株価が上がろうが下がろうが投資が好きです。儲けなんてものがなくても投資が好きです。ダウが史上最高値でも平気で買います。早く買って早く大好きな配当を貰うためです。とにかく配当が好きです。結婚してください。

狂う、とはこういうことを言うのですよ。この境地に至ったのはブログのおかげです。このブログで登場するまで「配当投資家」とか「配当狂い」などの言葉はこの世に存在していなかったでしょう。発案者はぼくです。ぼくのマルシーです。

だから皆さんブログを書きましょう。と繋げたいのですが、これでは皆さんブログを書いて狂いましょう、などと不穏な意味に取られかねません。そうではなくて、改めて文章にすることでわかっていたつもりだった自分というものがまたちょっと濾過されて、視界がクリアになるかもしれませんよ。ということが言いたかったのです、はい。ぼくの場合は前から好きだった投資・配当がもっと好きになり、もっと自信が持てて、もっとやる気になりました。ね、だからブログ、おすすめですよ。

あ、キレイに終わってもうた。もういくつか投資ブログ関連の小ネタがあったんだが、まあ、いいか。こんなところにぶっこんでも味が悪い。最後になりましたが、こんな適当な構成もクソもないブログを「見る」ではなく本当に「読んで」くださっている方、そんな方が本当にいらっしゃるのであれば、ありがとうございます。あなた様の知的な刺激になればと、一応毎回力を込めて記事を書いております。下手は下手なりに、これからも尖ったものを書いていきたいと思います。もしよろしければ、今後ともお付き合いくださいませ。

オザワークスでした。

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2017年7月13日木曜日

7/12分 投資パフォーマンスなんて上げる必要ないない

皆さんこんにちは。配当おじさんこと、オザワークスです。

いや毎日配当毎日配当。7/12入金は、これ。

HYG/iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債
EMB/iシェアーズJ.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券

こちらはマネックス証券で保有している分ですね。同じ銘柄でも置いておく証券会社が違うと配当の入金日もちょっとズレたりする。はいこれ、毎日配当を目指すならば必須テクニックですよ。いないか、他にそんな人。

さあて、今日はどうしましょうか。近頃毎日配当からの毎日ブログでネタの消費が激しいです。ぼくもあれですか、よくある株価のチャートのスクリーンショットでも貼り付けてなんか適当なこと言っとけば、それで1記事できますね。今ならわかります。あれはネタがなくてああいうことをやるわけですね。株価なんてどうせ上がるか下がるかしかないんだから、上がるときは上がるし下がるときは下がるんです。それだけのもんです。それだけのもんですから、株価さんとはちょっと挨拶を交わす程度の関係にとどめておけばいいんです。分析もクソもありません。

いかんな。ぼくの場合はネタが無くなると愚痴りが激しくなる。これは良くない兆候です。ブログに対する雑感は次回記念すべき50記事目に書くとして、あ、そうだ。愚痴りついでに「投資パフォーマンス」なる言葉へのもやもやを、今日は書いてみたいと思います。皆様どうぞお付き合いくださいませ。

投資ブログあるあるなんですが、自分の持ち株と例えばS&P500のパフォーマンスを比べて、勝ってるだの負けてるだの勝ちたいだの何だの書いてる人がいます。皆さんもきっとそういう記事の1つや2つ読んだことあるかと思います。あれって、ぼくからすると、ちょっと何の意味があるのかわからない。まあまあまあ、自由の国アメリカへ投資しているんです。それぞれの投資家がなにを考えどう行動するかなんて、まったくの自由です。ついでにぼくがどんな記事を書くのかも同じく自由です。

まあ、わかりますよ。S&P500と自分のポートフォリオを比べて、優秀さを計っているんですよね。で、更にその先には、投資家としての自分の力量も比べているんじゃないですか? S&Pやダウ平均にパフォーマンスで勝っていると優秀な投資家である自分もホクホク。そりゃあホクホクもするでしょう。でも、年初来とかで負けているときは? こりゃいかんということで、なんとかするんですかね? しかし相手はインデックスですよ。なんとかするったって……ねえ? 更にポートフォリオを組み替えたりなんやかんややったら、もうぐちゃぐちゃになっちゃうでしょう。一貫性もなにもない。まるでやっていることは、アクティブファンドのマネージャーもどきです。

更にこういうのも。「投資パフォーマンス抜群のバリュー株はこれだ!」みたいな。一ヶ月で○○%上昇したとか、こういう話もよく見ます。ははーん、どうも投資パフォーマンスという言葉は、投資元本をどんどんどんどん増やしていく、またはいきなさい的な意味の言葉であるようです。感じていたもやもやの正体がわかりました。投資パフォーマンス=株価やんけ。まあいつものことです。

まことに根本的な疑問なんですが、みんなどうしてそんなに株価が気になるんでしょう? 株価を重視するんでしょう? ぼくはそれがわからない。そんなもん、どっちでもええじゃないですか。だめですか?

……だめなようですね、世の中的には。株式指数にパフォーマンスで勝たなきゃいけない、割安の株を買ってパフォーマンスを上げなきゃいけない。いや別に誰に○○しなきゃいけないなんて言われたわけでもないですけど、なんか投資パフォーマンスって言葉にはそういう煽り成分的な要素がある気がします。正直嫌いな言葉です。配当重視って言ってブログ書いてる投資家が平気でインデックスにパフォーマンスで負けてショックだ、とかって言いますからね。どーゆーことよと。配当はどこへ行ったのかと。まあ、人の自由ですからいいですけどね。

気分を変えて、ぼくの投資パフォーマンス。それはもちろん配当です。利回りの高さ……ではないですね。貰った配当の金額。それはもちろんそうです。多いほうがいいですよね。そして年々その額が増えていくとなおよろしい。それと、忘れちゃいけない、配当の頻度。できれば毎日何かしら配当金を受け取りたい。目指すのは毎日配当。ほら、ぼくの投資パフォーマンスには、株価のかの字も出てこない。こういう意味での投資パフォーマンスだって、立派なパフォーマンスだとぼくは思いますけどねえ。

投資家の数だけ、投資パフォーマンスがあっていい。本来はそうあるべきなんです。でも配当をパフォーマンスとして捉えてる文章を今まで一度も見たことがない。右を見ても株価、左を向いても株価。まあ、株価もいいですけどねえ。そういえば、死んだばあちゃんは「株価だけは関わっちゃなんねえ」と常々言ってました。ぼくはばあちゃんに従って行こうと思います。それがたとえ太平洋のど真ん中に手こぎボート一隻だとしても。

本日はここまで。シーユー次の配当で。オザワークスでした。

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2017年7月12日水曜日

7/11分 米国株投資家のネット銀行事情その2 ~楽天銀行編~

皆さんこんにちは。配当をこよなく愛するオザワークスです。

早速7/11入金の銘柄がこちら。

HYG/iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債(NISA)
EMB/iシェアーズJ.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券(NISA)
BND/バンガード・米国トータル債券市場(NISA)
VCIT/バンガード・米国中期社債(NISA)
LQD/iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債(NISA)
TLT/iシェアーズ米国国債20年超(NISA)
BIV/バンガード・米国中期債券(NISA)

以上7銘柄です。予想通りNISA口座の銘柄がばばーっと一気に入ってしまいました。なんですかね、毎月分配型のETFってこう、配当の入金日がばらんばらんにならないものですかねえ。どれもこれもみんな同じなんですよね。こうして大挙して来られちゃうより、少額でも配当を貰う喜びがこまめに続くほうが、ぼくは好みだなあ。同じ趣味の方、どこかにいらっしゃいませんかねえ。いませんねえ。

とボヤいていても始まらない。えーと、今日の話題は、そうです。楽天銀行のうまい使い方。といっても、色々条件付きです。

はい、言わずと知れた楽天銀行。ネット銀行の中では、どうなんですかね? 業界NO.1? ジャパンネット銀行があるので楽天はNO.2? ちょっとわかりません。まあ多分、楽天銀行とジャパンネット銀行で、ネット銀行界の1位2位どちらかでしょう。そこからやや離れた地点に3位の住信SBIネット銀行かな? 業界勢力図はこんな感じじゃないかと思います。適当に。

楽天銀行はあれですね。あの、楽天証券の口座とパイプで常に繋がる、SBIハイブリッド預金の猿真似の、なんでしたっけ? そうそう、マネーブリッジだ。その口座の利息が0.1%なんですよね。マイナス金利のこのご時世に普通預金で利息0.1%は激高ですね。多分こんなに高いの楽天だけじゃないですかね。同じようなサービスのSBIハイブリッド預金は、以前は楽天と同じく0.1%だったんですが、今じゃ0.01%ですもんね。これは一つ優れている点ですね。じゃあどうして楽天銀行だけがこんなに高い利息を維持できるのかというと、ぼくもよく知らないんですが、なんか楽天銀行は楽天カードの決済に使われることが多いらしく、金利収入よりもカードの手数料が主な収入らしいです。だからマイナス金利になろうが、楽天カードで買い物する人が増えれば関係なし、らしいです。

そうそう、楽天銀行のサイトを見ていて思わずくすっと笑ってしまったことがありました。あのですね、上記のマネーブリッジの宣伝をするバナーなんですが、自社の利息が大手銀行の普通預金金利の100倍! とデカデカと書いてあるんですよ。実にデカデカと誇らしげに。しかしですね。今現在メガバンクその他の銀行の利息は、たったの0.001%です。無に等しい。で確かに楽天のマネーブリッジは0.1%よ。その差は仰るとおりに100倍だ。しかし、ちょっと、こう言っちゃなんですが、目くそ鼻くそというか、0.1%でも同じくないようなもんだろう。その倍率を20年前にやってみせてくれと、そう言いたいですね。そんなことは関係ない、とにかく他社の100倍なんだ! と言わんばかりのそのバナーが、なんだかちょっとおかしかったという話。ちなみにぼくは3%の利回りで配当を貰っています。3000倍だ!

つまらん自慢をしたつもりが、低金利時代には銀行預金などゴミで株式投資をするべき、という違う側面が立ち現れてきてしまいました。この辺のことも、生活費と絡めながらいつか記事にしたいと思います。

いつも通り余計なことばかり書いていて一向に話が進まない。ここからやっと投資絡みの話題です。皆さんも証券口座に銀行から入金するとき、あれ使いますよね。即時入金サービス。まあサービス名は証券会社各々、ネット銀行それぞれで違うんですけど、機能はみんな一緒です。証券口座と銀行口座の間で、日本円を即時にやり取りする。しかも大抵は手数料も取られない。有名所のネット証券は、大体どこもやってるサービスですね。SBI証券とSBI銀行はそれを外貨でやるからすごいってのは前回書きました。今回は日本円の話です。

で、その即時入金サービスなんですが一つ問題があって、すべてのネット証券がすべてのネット銀行と即時入金で提携しているわけではない、という壁があります。ぼくを例に出しましょう。まずぼくのメインの証券会社はマネックス証券です。マネックスへは毎月1万円入金しています。そしてぼくの生活費その他を置いているネット銀行は、住信SBIネット銀行です。投資へ振り向けるお金はすべてこの銀行から出ています。しかしながら、マネックスとSBI銀行の間には即時入金サービスがありません。と、こういう問題が多々発生するのです。

別に即時入金サービスじゃなくても普通の振込でもいいじゃん、という意見もあるでしょう。確かに大手ネット銀行の中には、回数は有限ではあるものの振込手数料が無料のところもあります。しかし、このサービスの魅力は「即時」というところにあると思います。振込だと下手すると翌日までかかったりしますからね。自分は今すぐ猛烈に株が買いたいんだ! この気持はやはり大事にしたい。ですから、即時にこだわってぼくは独自の送金ルートを開拓しました。以下その説明です。

まず、SBI銀行から楽天証券へなけなしの1万円を即時入金します。この2社それぞれ対立する陣営に属していますが、ここでは提携しているようですね。そうじゃないと利便性が悪すぎてお客にそっぽ向かれてしまうのでしょう。次に、楽天証券から楽天銀行へ即時入金。「らくらく入出金」というやつですね。ここはまあ同系列ですから、当然というか、ね。そして最後、楽天銀行からマネックス証券へ即時入金。これで無事完了。可愛い可愛い1万円がようやくぼくのマネックス口座にたどり着きました。

SBI銀行→楽天証券→楽天銀行→マネックス証券。この流れです。文字で書くとなんかすごく面倒そうですが、まあなれてしまえば5分くらいで完了します。もちろん手数料は完全に無料です。マネックスをよく使っていて、かつSBI銀行も贔屓にしている方限定の方法ですね。それ以外の人には完全にどうでもいい情報ですよ。けどまあ、これも結構おすすめですね。もちろん条件に合う方に、ですけど。

うーん、思うのは、やっぱりSBI銀行より楽天銀行の方が知名度が高いというか、顔が広いというか、こういう即時入金サービスの提携先なんかでも差が出ますね。ぶっちゃけるとSBI銀行不便ですもん。今回紹介したオザワークスオリジナル入金システムも、結局は楽天さんの幅広い人脈を頼りにしているわけですから。とはいえ、外貨を扱うならSBIに軍配が上がるんですよね。うーん、一長一短ですね。それぞれの上手いところを使っていくっていう平凡な結論しか出ませんね、今回は。

といったところで本日これまで。待て、次回。お相手はオザワークスでした。センキュ!

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2017年7月11日火曜日

7/10分 米国株投資家のネット銀行事情その1 ~住信SBIネット銀行編~ 

皆さんこんにちは。配当のオザワークスです。

7/10の配当銘柄はこちら。

STX/シーゲイト・テクノロジー
HSBC/HSBCホールディングス

順調に貰っています。今週の配当的には多分NISAウイークになるでしょう。

今日は、外貨の話をします。皆さんは米国株を買うとき米ドルで買ってます? それとも日本円で買ってます? えーとたしか、SBI証券と楽天証券では日本円で米国株の取引ができたはずです。ぼくはやったことないです。マネックス証券を加えた3証券すべてで、当然のごとく米ドル建ての取引です。円建ての米国株に今取り立ててデメリットがあるとも思えないけど、やっぱ米国株ならドル建てでしょう。そのほうがなんかしっくり来る。例えば、たまに見かけるんですけど、ダイハツの軽にレクサスのエンブレムを付けてる人。まあまあ、車なんて人の自由ですけど、それは……? みたいな。そういう方いたらごめんなさいね。

でもくっそダサい。

まあ米国株ならやっぱドル建てでしょう。これは決まり。真面目な話をすれば金利がどうのこうのって理由もありますけれど、それはまあ他の人らが書くんで割愛。一つだけぼくなりの理由というか、ドル建てにしていたからこそのエピソードとして、こういうやり取りがあります。

未経験者「オザワークス君株やってるんだって? どう、アベノミクスで儲かったでしょう?」
オザワー「いや……関係ないっすね。自分米国株専門なんで」
未経験者「え、アメリカの株ってこと? 大丈夫? 危なくない?」
オザワー「余裕っすよ。余裕すぎて資産の95%以上がドル建てっすよ。はは」
未経験者「ええっ!?」

この時の「ええ!?」みたいな顔がいいんですよね。何か得体の知れない生き物を見る感じが。日本人の100人に1人しか投資をしません。日本人投資家の100人に1人しか米国株に投資しません。未経験者の方にとって、外貨建ての資産を持つことはそれほどまでにイレギュラーなことのようです。それにしても、日本人てのは円が好きですね。

で、なんの話だっけ? すぐ忘れてしまう。一回枝道に入るとまず本線へ帰ってこれない。ナビを新調しなくては、ナビを。

えーと、そうでした。米国株へ投資するならドル建てが当然、という話でした。いやこれまだ前フリであって、本題に入っていませんからね。ほんとに悪い癖だ。

ここで、本題。皆さん、米国株投資に使うドルってどうやって調達してます? これです。今日はこれを書きに来た。えーと、ぼくはですね、現在3つの証券会社を使っております。円でドルを買うオーソドックスな方法、証券会社で普通にドル買すると、3社すべてで25銭ほどの為替手数料を取られます。これ知らない人はまさかいないと思うけど、25銭手数料取ります、って言って取るんじゃなくて、実勢レートに25銭上乗せした額で投資家にドルを買わせるのでね。例えば、レートが今1ドル=114円20銭だったら、証券会社でドル転したら1ドル=114円45銭で買う、みたいな感じです。

えーい、こんな当たり前なことわざわざ何行も使って説明するんじゃなかったー。でね、どの証券会社でドル買いしても手数料は25銭。これは仲良く横並び。米国株押しのマネックスなんかはここはもうちょっと頑張ってもらいたいところなんですけどね。ところがですね、SBI君、キミはちょっと違う。まず、SBI証券と同じ系列の住信SBIネット銀行というネット銀行があります。この銀行でドルを買うと、なんと、いやなんとって言うほどのモンでもないけど、15銭の手数料でドルを手にすることが出来ます。ちょっと安いんですよ。他よりもちょっとお得にドルを買える。

いやいやいや、わかってますよ? だからどうした、ってんでしょ? せっかくドルを買ったって、そいつで株を買えなきゃ意味がない。そして、銀行では株は買えない。わかってますわかってます。ご安心ください。SBI銀行とSBI証券はさすが同系列、連携サービスがありまして、なんとSBI銀行で買ったドルをドルのまま、振込手数料無料で、即時にSBI証券の口座へ移すことができるんです。これはなかなかないレベルのサービスでして、これはさすがに「なんと」といっても大げさではないでしょう。ぼくはSBIで株を買う時にはいつもSBI銀行の方で両替しています。いつもです。証券の方でドルを買ったのなんて、ほんとに投資を始めた当初に一回ぐらいだと思います。これは良いサービスです。ちなみに銀行から証券への即時振込のコストは、SBI証券側がユーザーに代わって支払っているそうです。これぞサービス。おもてなしの心。あざっす。

更にこぼれ話をいくつかすると、証券の側から銀行の方へドルのまま移すことも可能で、もちろんその場合もタダで、即時にです。利便性が花開いています。あとですね、去年の夏ぐらいかな? そのへんまでは、SBI銀行の為替手数料がたった9銭だったと思います。まあ、マイナス金利の異常な世界ですからね。ネット銀行も苦しいはずで、値上げもやむなしといった感じですか。値上げは残念ですが、SBI銀行では結構頻繁に為替手数料の割引キャンペーンを地味にやってるので、そういうのを利用してみるのもまたいいですね。

さて、SBI陣営がこと外国為替についてはなかなかの頑張りを見せていることはよくわかりました。蒸し返しますが、証券と銀行の連携サービスはかなり良いです。でもなんか地味であまり知られていない気がします。一方、ライバルの楽天証券はどうか。楽天陣営には楽天銀行がありますからね。きっといかついサービスがあるのでしょう。

……

……いやね、ないんすよ。なんにもないんすよ。いや、無料で振込とか、そもそも楽天銀行の外貨預金は買い付けレートが普通に高い。だから、そもそもの話ドルを移動させる意味がない。あれ、証券と銀行の融合とは? 楽天経済圏とは? 楽天証券の側から無理やりドルを振り込ませることもできるけど、方法はコールセンターにお電話で、ってもう何時代? そんな程度だから手数料も推して知るべし。

……むう。ほんにデクノボウ。もう、おもてなしの心を叩き込んでやりたい。いやSBI陣営とはえらい違いですね。会社としては楽天のほうがずっと大きいはずなのですが、これはどうしたことか。まあ、楽天銀行にもいいところ、使い所はあるのですよ。他の銀行よりも利息が高かったりだとか……楽天銀行の使い方は次回の記事で書きます。今決めました。

ま、とにかく、ネット証券界の2強、SBIと楽天。外貨の取り回しにおいては今のところSBIの圧勝といえます。しかし、昨今業界2番手の楽天証券が猛追を見せているようで、楽天ポイントでの投資信託の購入やその他色々、ま色々は特に思いつかないんですが、とにかく王者SBIは押されている。まったくのぼくの個人的な見方なんですが、SBI陣営は岐路に立たされている。そんな気がします。その今このときにもし証券と銀行の連携サービスが途切れたりしたら、ぼく的には、あSBI終わったな、って感じになると思う。だから頑張って、SBI!

いや、なんかお願いになってしもた。でもこのサービスはホント続けて欲しい。ぼくにとってはかなり大事だし、まだ知らない人にはおすすめです。

あと最後に上記のSBIシステム以上に低コストでドルを調達する方法をちょっとだけ。ただし、ぼく自身はそれを実際にやったことはありません。ただ話に聞いただけです。その方法とは、証券会社のFX口座でドルを現引きする、というものです。現引きとは、FXの口座に入れた証拠金でそのまんま現物のドルを買って引き出してしまうことです。ただああいうところでは、取引できる通貨の単位は大体1万通貨からで、つまり110万円余が一度に必要になるということです。ぼくのようなお金が貯まらない人間には、そもそも無理な方法なのです。

このFXの現引きが本当にお得にドルを調達できるのか、どれくらいお得なのか、そもそも証券会社によっては現引きできるのか、できないのか。これらのことについてぼくは知らないし、実体験にまさるものはないと思うので、これ以上サイトを掘り進んで調べようとも思いません。やろうという方は自己責任で、どうぞ。ぼくも知っていればそれで1記事書けそうな気がしますが、FXに関してはもうとっくに引退して後進に道を譲った存在です。知ったこっちゃないです。

そんなこんなで今日はこの辺で。オザワークスでした。

SBIシステムとぼくは名付けた
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2017年7月8日土曜日

7/7分 毎日配当って実際に可能なの?

皆さんこんにちは。オザワークスです。

早速ですが7/7に入金した配当がこちらです。

COH/コーチ
HPQ/HP

以上です。思えば前回こいつらが入金された時期にこのブログをスタートさせているんですね。3ヶ月、早いもんです。季節も春から夏になりました。部屋の片付けは一向に進みません。

今日はタイトルにもある通り、毎日配当はできるのか、をちょっぴり考えてみたいと思います。毎日配当を貰うという看板を掲げるブログなのに実は全然毎日でも何でもない、平気で中5日空いてしまったりするのが実情です。いやいやわかってるんです。

このブログは2017年の4月から始めましたが、ブログやろうかなと構想を練っていた3月の時点では「毎日配当」などという言葉はなく、「毎週配当」で行こうと考えていました。初めてのブログでしたので更新も週一回、いまよりも更にゆる~く気楽~くまずはやってみよう、そんな気持ちでした。毎週配当なら既に実現済みだし、週一ペースならネタにも困らないだろう、などという腹もありました。

しかしさあやるぞというときになって、毎週配当じゃちょっと引きが弱くない? と考え直し、直前になって毎日配当というタイトルに変えました。毎週の次ならもう毎日しかない、そんな感じです。だから毎日配当という言葉自体も新しいし、ぼく自身が毎日配当を意識して投資するのもごく最近の話だったりします。まあ、物事は9割その場の勢いです。

あれ、なんでブログの話になってるんだ? そうじゃなくて、でその毎日配当はやれんのかよ? って話でしたね。そうそう、それで過去最も毎日配当に近づいた月が、まさにブログの構想を練っていた今年の3月だったんです。まずはこちらをご覧ください。2017年3月のカレンダーです。

日  月  火  水  木  金  土
           1  ②  ③  4
5   6  ⑦  ⑧  ⑨  ⑩  11
12  ⑬  ⑭  ⑮  16    ⑰    18
19  20 ㉑  ㉒  ㉓  ㉔  25
26  27 ㉘  ㉙  ㉚  31

即席の手作りでお見苦しいですがご容赦ください。このカレンダーですが、○で囲ってある日が配当金が入金した日です。これもしかしたらスマホとかだと正しく表示されないかもしれませんが、そこも重ねてお容赦ください。なにこんなブログです。読んだところであなたの得になることは一つもありません。今日はいいお天気。気分を切り替えて、愛車でドライブにでも行ってはいかがでしょう。

で、話を戻しますとね、カレンダーの丸がついた日が配当入金日なんですが、ちょっと補足の説明を入れないとまたお叱りの言葉を頂いてしまいそうですね。なんだこれ、毎日配当など全然夢物語じゃないか、と。

まずですね、土曜日と日曜日は、証券会社が休みなので配当の入金はありません。絶対に入金してこないです。それから3/20(月)の春分の日。ここも土日と同じく休日ですから、入金は無し。つまり、3月は31日間ありますが、そのうち証券会社が営業している入金の可能性がある日は、22日間ということになります。結構減りますね。その22日間のうち、オザワークスが配当金を得たのは実に17日間。惜しくも入金されなかったのは、1日、6日、16日、27日、31日の僅かに5日間だけです。

いやいや、さすがは最強の配当月3月。自分では結構毎日配当チックだと思うんですが、どうでしょう。確かに毎日毎日口座を見て、入金されてる、また入金されてる、とすごい頻度だったのを覚えています。これもっと分母、つまりは配当を出す銘柄数を増やしていけば、結構毎日配当に準ずる状態になれるような気がします。もちろん現状ではまだまだ全然足りません。NY市場とナスダックの全銘柄を買い占める、ぐらいの気持ちで今後も行きたいですね。

配当金てモンはいいですね。入金されていると額に関係なく自分は投資家なんだ、今日もこうして投資の成果が手元に来たんだ、と自分の行動に自分で納得できます。これは非常に大事です。投資なんて手探りで暗闇を歩いていくようなものですから、なんでもいいから成果という光が欲しくなるもんです。人は明かり無しで暗闇を歩き続けられない。ぼくにとって配当は、投資の最終目的でありながら投資し続けること自体を後押ししてくれる最強のツールです。そんな配当が毎日貰えるなんて、あら素敵。配当狂いになってしまうのも、無理はない話です。さあ、皆さんもひとつ、狂ってみては、いかがかな?

本日はこれまで。オザワークスでした。

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2017年7月6日木曜日

7/5分 密着、配当投資家24時! 彼はどうやって儲けているのか

ラブ配当! 皆さんこんにちは。配当投資家のオザワークスです。

さあ、これが7/5分の配当だ。

PPL/パシフィック・パワー・アンド・ライト・コーポレーション
BAX/バクスター・インターナショナル
GRMN/ガーミン

3つ。固まるな固まるな。固まられると毎日配当にならん。しかし毎日配当だとブログの更新も毎日に……。それはちょっとつらい。というわけで、皆さんも分散投資は程々にね。

さあて、今日はですね。米国株専門配当投資家であるオザワークス氏の一日に焦点を当ててみたいと思います。配当投資家である彼がいつどこで何を考え、どう行動しているのか。それをつぶさに追ってゆけば、毎日莫大な配当を稼ぎ出す彼の秘密も明らかになる、かも知れない。

いやいやいや、念の為に書きますけど、冗談ですからね。マジ儲かってませんから。というか完全配当狙いの投資というのは、そもそも「儲かる」という概念自体を捨てたものですから。ちょっと前にそれもどっかの記事で書きましたけれども。なのでこの記事は、地味な配当投資家がどんな感じで日々投資に向き合っているのか、その地味さをお楽しみいただく他ありません。あ、最後に、タイトルは完全に釣りです。そう! 釣られたあなたが悪いのです!

さてオザワークス氏の一日、ですか。彼は毎日夜勤の人間なので、一体一日の始まりが一日のどの辺りなのか、んー、ちょっとよくわからないですねえ。ま、とにかく夜中ゴソゴソと起き出し、真っ暗闇をバイクで職場に向かうのです。起き出した頃はちょうど海の向こうのアメリカ市場が開く時間帯ですが、特に値動きのチェックなどはしないようですねえ。ただ配当を待つだけなので、する必要が無いのです。そんなことをするくらいなら10分でも多く寝ていたい、と氏は語ります。

で、夜勤ですから朝まで仕事は続きます。途中休憩時間などもありますが、そういうときはスマホで流行りのスピードトレーディング? いやいや、休憩時間は普通に休憩しています。取引は多くて月に数回程度ですよ。氏は少々苦笑いしながらそう訂正しました。

朝、夜勤がなんとこさ終わり帰宅します。このあとすぐに別の職場へ副業に出かけるのですが、このタイミングで配当の有無だけチェックします。マネックス証券はサイトの都合で、前日の配当を翌日の朝にチェックする感じになります。例えば、7/5入金の配当であれば、7/6つまり今日の朝になって初めて確認する、てな具合。SBIなんかは7/5なら7/5の午後から夜にかけて入金している感じですけれどね。

前日の配当を確認するオザワークス氏。配当が入金してくれたことは確かに嬉しい。夜勤の疲れがそれで吹き飛ぶというわけでもないが、まあ第2ラウンドの午前の仕事も頑張ろう、という気持ちにはなる。実際この2つの仕事で投資資金を稼いでいるわけだしね。しかし、しかしだ。と力を込めるオザワークス氏。前日配当が入ったということは、今日なんとしてもブログを更新しなければならないということでもある。なんというアンビバレンツ! 身を捩る氏に我々取材班は、まあ適度に頑張ってください、という生ぬるい声をかけるだけであった。

そして朝ごはんをかっこみ、午前の仕事へと出ていきます。ちなみに朝株価をチェックするようなことはしません。時間がないというのもありますが、やはりそこまで重要ではないので。

午前の仕事をこなしながら、今日書くブログの内容なども考えます。オザワークス氏は記事の書き溜めを行いません。思いついたネタを端っこにメモしておくぐらいのことはしますが、いつもぶっつけ本番です。理由は、そのほうが書いてる本人も先が読めなくて面白いのと、あとは、記事の鮮度が落ちるからです。このような情報系のブログでなくても、文章というものは皆鮮度があり、それが落ちると美味しくなくなります。以上、つまらん持論です。

お昼前くらいに無事インプレッサに乗って帰ってきました。本日の労働はとりあえずこれで終わりです。ここからいよいよカリスマトレーダーとしての活動が始まるわけですね? ないない、米国株専門ゆうてるのに日中なにをトレードするの? でもまあここからがやっと投資家としての時間ですね。

まずは朝も見た配当金をもう一度確認。そしてひとしきりニンマリ。ふい~、疲れが癒されていきますわ~。で、その後は情報収集。市場全体のサマリーやら銘柄ごとのニュースやら、株価もやっとここで確認します。しかし株価を見ると言っても、上っていたら「いやっほう!」と喜んだり、下げて「死ねやコラ!」なんていう感じではありません。ぼくが見るのは株価の一日の変動率です。プラスでもマイナスでも一日で5%くらい動いていた場合は、何かあった、と判断してその何かを調べに行きます。例えば決算が良かった悪かったとか、CEOが変わったとか大体そんなですね。しかしまあ、事後ですから。何かを調べたとしても後の祭り。自分にできる対処は何もありません。何があったとしても、静かに受け入れましょう。

そのあとは、他の投資家さんのブログを2,3見に行ったり、ぐらいですね。全然トレードしてないじゃないですか。するかそんなもん! 株を買わない日は大体こんなもんです。買った株をただ持っているだけの配当投資家にとって、一日のうち投資家でいる時間は約一時間。そのくらいで十分です。

それじゃ困る。儲けの秘密を読者は知りたいんだ。だから儲からないと何度言えば……。仕方ない。ではお給料が入って株を買う場合も説明しましょう。といっても別に血湧き肉躍る何かがそこにあるわけではありません。ただ淡々と株を買ってゆくだけです。まず、生活費を確保します。その残りから一万円、マネックス証券に入金します。これでなんでも欲しいもの(株)買いなさい。で、残りの全てをSBI証券のNISA口座に突っ込みます。その夜有り金全てでETFを買います。以上です。それぞれなにを買うのかは、事前に考えて調べておきましょう。それも投資の楽しみの一つです。

……いやこれ、思った以上に地味でつまらないな。これでは投資家というよりほとんどただの労働者と変わりません。そうです。配当投資は地味で退屈でつまらないものなのです。更に配当は貰っても貰っても全く儲かった気がしないので、全然株をやっている醍醐味がありません。た~だ毎日働いて、た~だ毎日配当を貰ってゆく。このしんどい人生が、配当投資家なのです。でもね皆さん、しんどい人生にも一つだけ良い事があります。それはですね、大きな声じゃ言えないんですがね、わたくしオザワークス、順調に資産が増えていっております。

そりゃそうだろ。貯金してるのとほとんど同じじゃねえか。といったところで今日はこの辺で、ってあれ? なんか一つ忘れてる? 他の投資家様のブログを読んだ後……ブログを読んだ後……ブログを……あ、自分もブログを書かなくちゃ! ひえー、恐怖のブログが睡眠時間を削り取る~。今夜も夜勤なのに~。しかも一時間早出出勤なのに~。んな~! ←いまココ

どうもお後がよろしいようで。オザワークスでした。明日も良き配当を。

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2017年7月5日水曜日

2017年下半期 配当入金日データベース

2017年個別株口座入金日      
1SJR/ショー・コミュニケーションズマネ7/4 8/2  9/410/3
2LVS/ラスベガス・サンズマネ7/4     10/3
3NOV/ナショナル・オイルウェル・バーコマネ7/4     10/3
4PPL/パシフィック・パワー・アンド・ライト・コーポレーションマネ7/5     10/4
5COH/コーチマネ7/7     10/4
6BAX/バクスター・インターナショナルマネ7/5     10/4
7GRMN/ガーミンマネ7/5     10/4
8HPQ/HPマネ7/7     10/6
9STX/シーゲイト・テクノロジーマネ7/10     10/10
10PM/フィリップ・モリス・インターナショナルマネ7/13      
11OXY/オクシデンタル・ペトロリアムマネ7/19      
12BCE/ビーシーイーマネ7/20      
13GE/ゼネラル・エレクトリックマネ7/27      
14GPS/ギャップマネ7/28      
15BNS/バンク・オブ・ノバ・スコシアマネ  8/1    
16T/エーティー・アンド・ティーマネ  8/3    
17VZ/ベライゾン・コミュニケーションマネ  8/3    
18CM/カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマースマネ  8/2    
19POT/ポタシュ・コーポレーション・オブ・サスカチワンマネ  8/4    
20OKE/ワンオーケーマネ  8/16    
21KMI/キンダー・モルガンマネ  8/17    
22ABBV/アッヴィマネ  8/17    
23NYCB/ニューヨーク・コミュニティ・バンコープマネ  8/22    
24CAT/キャタピラーマネ  8/23    
25RY/ロイヤル・バンク・オブ・カナダマネ  8/29    
26BMO/バンク・オブ・モントリオールマネ  8/31    
27ETR/エンタジーマネ     9/5 
28COP/コノコ・フィリップスマネ     9/5 
29FE/ファーストエナジーマネ     9/5 
30CMI/カミンズマネ     9/5 
31ENB/エンブリッジマネ     9/7 
32SO/サザンマネ     9/8 
33MAT/マテルマネ     9/20 
34CNP/センターポイント・エナジーマネ     9/12 
35EXC/エクセロンマネ     9/12 
36CVX/シェブロンマネ     9/13 
37IP/インターナショナル・ペーパーマネ     9/20 
38MOS/モザイクマネ     9/25 
39DUK/デューク・エナジーマネ     9/20 
40CTL/センチュリーリンクマネ     9/20 
41ESV/エンスコマネ     9/27 
42KSS/コールズマネ     9/22 
43GM/ゼネラルモーターズマネ     9/26 
44WMB/ウィリアムズ・カンパニーズマネ     9/27 
45GG/ゴールドコープマネ     9/27 
 ADR口座入金日      
1BP/ビーピーマネ7/4    9/28 
2HSBC/HSBCホールディングスマネ7/10    9/25 
3BBD/バンコ・ブラデスコマネ7/147/278/14  9/13 
4GSK/グラクソスミスクラインマネ7/19      
5SAN/サンタンデール銀行マネ  8/88/16   
6NGG/ナショナル・グリッド楽天  8/22    
7RDS.B/ロイヤル・ダッチ・シェルマネ     9/21 
8SSL/サソール楽天     9/27 
9RIO/リオ・ティント楽天       
 ETF口座入金日      
1-1HYG/iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債(NISA)SBI7/11 8/8  9/1310/10
1-2HYG/iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債マネ7/12 8/9  9/1210/11
2-1EMB/iシェアーズJ.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券(NISA)SBI7/11 8/8  9/1110/10
2-2EMB/iシェアーズJ.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券マネ7/12 8/9  9/1210/11
3-1PFF/iシェアーズ米国優先株式(NISA)SBI7/13 8/78/88/99/1110/10
3-2PFF/iシェアーズ米国優先株式マネ7/14 8/9  9/1210/11
4-1JNK/SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券(NISA)SBI7/13 8/10  9/1410/11
4-2JNK/SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券マネ7/14 8/14  9/1410/12
5-1DIA/SPDRダウジョーンズインダストリアルアベレージ(NISA)SBI7/18 8/15  9/12 
5-2DIA/SPDRダウジョーンズインダストリアルアベレージマネ7/19 8/16  9/13 
6BND/バンガード・米国トータル債券市場(NISA)SBI7/11 8/88/9 9/1310/6
7AGG/iシェアーズ・コア米国総合債券市場(NISA)SBI????? 8/8  9/1110/10
8VCIT/バンガード・米国中期社債(NISA)SBI7/11 8/8  9/1110/6
9LQD/iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債(NISA)SBI7/11 8/8  9/1110/10
10TLT/iシェアーズ米国国債20年超(NISA)SBI7/11 8/8  9/1310/10
11BIV/バンガード・米国中期債券(NISA)SBI7/11 8/8  9/1310/6
12XLE/エネルギー・セレクト・セクターSPDRファンドマネ     9/27

7/4分 やることないからマネックス証券で損出ししたら、異変が!?

皆さんこんにちは。配当大好きオザワークスです。

早速大好きな配当から書き記していきます。7/4入金分ですね。

SJR/ショー・コミュニケーションズ
LVS/ラスベガス・サンズ
NOV/ナショナル・オイルウェル・バーコ
BP/ビーピー

4銘柄です。BPはホントは6月中に入金する目論見だったのに。まったく何を出遅れとるか。まあいいけど。

本題に行く前にちょっとだけCFDのことを。先週金曜にフォードの買い付けをミスっていましたが、なんとか無事買うことが出来ました。ちょっと値上がりしてしまい、1000円を元手に11.66ドルで合計3株です。レバレッジがなかなか高いですが、さあここからは放ったらかしですよ。これでどうなるか、何か変化が起こればまた報告します。ああ、早く現物でフォードが欲しい。

さて本題です。7月に入って本業が忙しいのでこのブログもサクッと短めに済ませたいところです。いつも無駄にダラダラ長いので読むのも大変だとは思います。でも書く方は実はもっと大変です。もう書いているうちにあれも入れたいこれも書いとかなきゃ、って次々内容が浮かんでそれをまた全部入れてしまうので、結果一つの記事がズルズルと長くなってもう書くのも疲れる、というのがいつものパターンなのです。本当はぼくもさくっと一口サイズのブログのほうが好きなんですよ。いっくらスクロールしても全然終わらん、とか嫌じゃないですか。大体ですね、

って、いかーん!

いかんいかん。これまたいつもの悪いパターンだ。こうやって無駄に長くなってしまう。今日はもうノンストップで行きます。

今日は「損出し」についてです。損出しというものがどのくらい一般的なものなのか、ぼくにはわかりません。なのでちょっと説明します。

えーと、損出しはですね、まず株式投資で利益が出たとします。利益というのは、売買での利益。それから、受け取った配当金も利益と見ることが出来ます。投資したプラスの結果ですね。で、その利益には約20%の税金が掛かります。利益の20%をお上が持っていきます。例えば、100円で買った株を200円で売ったら100円の利益。でも利益の20%は税金で持ってかれるから、実際に自分の手元に残る利益は80円。配当金の場合も同じく、100円の配当を貰ったとしても20円引かれて実際手元に残るのは80円。多分ほとんどの方が開かれていると思う特定口座では、このような税金の計算がその都度自動で行われ、自動で納税されています。故に確定申告が必要ないんですね。

で、税金の世界というのは面白いもので、利益には税金が掛かる。しかし、反対に損失が出ている場合、利益と損失を合算してその結果に課税しよう、という仕組みになっているのです。どういうことかというと、ある人が一方で100円の利益を出しました。売買ででも配当金としてでもどちらでもいいです。そしてもう一方では100円の損失を出したとします。マイナスの配当金というものはありえないので、損失は必ず売買によって生まれます。利益が100円、同時に損失も100円。合算すると、あれ? この人は1円も利益を出していません。それ故に払うべき税金もありません。税金が発生するのは利益が出たときだけ。利益より損失のほうが大きい場合も、もちろん課税対象になりません。と、こういう感じの仕組みになっております。この損失の計算も、特定口座であれば自動で行われます。

それで、やっと損出しの説明になりますが、損出しというのはこの利益と損失の合算システムを考えて、あえて、わざと、利益に対して損を出して税金の支払いを逃れよう、というテクニックなのです。実際には利益が出たり配当をもらった都度都度20%納税しているので、支払いを逃れようというか、支払った税金が返金される形になります。利益にわざと損失をぶつけて相殺する。損出しはそんなイメージです。

株の売買によって得た利益は、その後損を出すと2~3日で証券口座に損を出した分だけしれっと入金されています。一方、配当金が入金する度に支払っていた税金は、いつ損を出しても翌年の1/5くらいに一年分まとめて損益が計算され、どかっと入金されます。こちらは完全にお年玉感覚です。

そんなお年玉が来年も欲しいがために、ぼくも先日損出しをやりました。生きている証券口座は3つありますが、損出しをするのはマネックス証券だけです。SBIはNISAしか使っていないし、楽天はそもそも大したものを置いてないので配当などほとんどないためです。あ、ちなみにNISA口座で損出しをする意味はありません。NISA口座ではそもそも利益を出しても税金が発生しないので、わざわざ損を確定する意味が無いのです。

で、マネックスで行うぼくの損出し方法ですが、まず今年マネックスで貰う配当金はいくらくらいかなあ、と考えます。まあ、大体30万円くらいです。利益が30万円ということです。なので、30万円くらい損を出せば、おそらく今年1年で払う配当関係の税金は全額戻ってきます。まあそこまで無理に損を出すこともないんでしょうけどね。

次に保有銘柄の中で含み損を抱えてるのがないか見ます。含み損というのは、買ったときよりも値下がりしてしまっているけど、まだ売ってはいないダルい銘柄です。大抵青い数字です。ここで売って損を確定せずにこのまま持っていれば、もしかしたら株価が上昇してプラマイゼロ、更に含み益を発生させることになるかもしれませんが、それは誰にもわかりません。えいや! と売り払って損を確定するのが損出しです。

それでポートフォリオを見てみると、おおあるわあるわ、ダルい連中がゴロゴロと。真っ青です。特に少し前に買ったエネルギー銘柄がひどいですね。まあ配当は出してくれてるんでいいですけどね。で、損出しというのは当然含み損の銘柄がなければできないわけです。むん、ぼくは条件クリアです。いっぱいあります。

その含み損銘柄から特に損失のひどいのを幾つかチョイスしてとりあえず売り払うんですが、ここからちょっとぼく独自のやり方になっていきます。皆さんも御存知だと思いますが、ぼくは配当が大好きです。しかし、持っている株を売って手放す、ということはここから先その銘柄からは配当をもらえなくなることを意味します。それだけは断じて許せません。

配当は命です。でも損出しもしたいな。そんなワガママなぼくは、ある銘柄を売ったら、次の瞬間同じ銘柄を売った分だけ買い戻すのです。この方法であれば、損出しをしつつぼくはぬくぬくと株主で居続けることができます。やり方は簡単。まず適当に全部売る。そしたらすぐに同じだけ買う。行って帰って手数料はしっかり取られますが、株価や税金面に関係する為替はほとんど変わりません。まさに損だけを何処かへ捨ててくる感じ。いや、これ売った翌日買い戻すとかではダメなんですよ。株価が大きく値上がりしてしまうと、同じ株数買い戻せませんからね。同じ日にぱぱっと瞬間的にやるからこそ、確実に目的を達成できる。うむ、我ながらこの方法、あったまいいなあ。

と、思っていたのもつかの間でした。後日、口座の保有株一覧を見ていると、ん? なんか変。あれ? この銘柄って損出ししたやつだよね? 全部売って、同じだけ買い戻した。なのに、なんでこんなに評価損が出てるの? 調べてみると、損出ししてから(買い直してから)株価が下がっているわけではありません。なので本来であれば、評価損益はほぼほぼプラマイゼロのはずです。ぼくもそうだと思っていました。でも4万円も含み損の状態になっている。うーん……。

その後いろいろ考えて、一つ仮説が生まれました。仮説なのはそれが正しいのかどうかよくわからん、ということです。ただ、ぼくは正しいと思っています。どういうことかというと、どうもマネックス証券では、一つの銘柄を同じ日に「売ってから買う」と、何故かわかりませんが、マネックス的には「買ってから売る」という処理になってしまうらしい。

どういうことだ? 特定口座簿価単価明細照会というページを見ると、取引をした順に上から表示されるのですが、まさに上から「買付」「売付」の順になっています。もともと40株持っていた銘柄が、買い付けで残数量80株になり、同日に40株売って、だから今また40株だよん、と書いてあります。それぞれの株数は正しいのですが、売りと買いが見事に逆です。

ではそれで何が問題なのかというと、損を全部出しきるつもりが半分残っとる、というのが問題です。何故そんなことになるか? 40株持っていて8万円の含み損を抱えた銘柄を全部売るとします。損は、8万円です。きれいに全部損が出せました。その後、40株を買い直してとりあえず今は評価損なしです。これが理想でした。しかし、マネックスでは次のように処理されていると思われます。40株持っていて8万円の含み損。ここに更に40株を買い増しします。すると80株で8万円の含み損です。その後で半分の40株売りました。すると半分売ったわけですから、含み損8万円の半分が消えて4万円の含み損が残りました。これが現実の姿です。

おそらくこの仮説は当たっているでしょう。しかしなぜこういうふうになってしまうのかぼくにはわかりません。別の銘柄で売った次の日に買い戻したら、それは狙ったとおりの損出しができていました。あくまで同じ日に売りと買いを両方実行すると起こる現象のようです。もしかしたら、差金取引の関係のなんやかんやが影響してるのかもしれませんが、その辺の知識に関してはぼくにはもう手におえない気がします。

ちょっと、マネさん? 困りますよ? もう、ぼくはチキンハートだから電話で問い合わせとか出来ないからね? しっかりやってくださいよ。もう……。

でも、まあいいか。まあいいかと思えるのは、ぼくが投げやりな性格だからだけではありません。そもそも損出しは、含み損がなければ出来ません。それがあったとしても、何千円とか1万円とかの軽微な含み損では、高い手数料を払ってまで損出しをする価値があるか疑問です。そして損出しを続けていくと、いずれ含み損の銘柄はなくなります。あっても僅かになるはずです。ということはつまり、損出しという行為そのものに、その効果に、自ずと限界があるのです。

いや、そんな断言はできないな。限界があるような気がするのです。このぐらいにしておこう。だからまあ、損出しにそれほど拘る必要もないでしょう。適当に気が向いたときにでもしておけば良いこと。そのぐらいでいいと思います。ぼくも今年損出しして、まあ、マネックスの変なルールに翻弄されましたが、もう来年はほとんど損を出すような銘柄はないんじゃないかなと思います。受け取る配当金に対して含み損が足りません。だから、まあいいかな、と思えるのです。損出しに関しては以上ですね。

それでは本日もこの辺で。結局また長い記事になってしもうた。オザワークスでした。

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2017年7月1日土曜日

6/30分 配当の再投資を実感したとき、投資家は一皮むける

皆さんこんにちは。配当ハンター、オザワークスです。

はい、本日の配当です。

RDS.B/ロイヤル・ダッチ・シェル

シェル様が入って、6月の配当も無事に終わりました。シェルとコンビのBPは前回同様次の月にズレ込んだ模様です。

いや~、今年も半分終わりました。あっという間。今日は過ぎ去ったこの6ヶ月をちょっと振り返ったり、下半期の展望なんかをまた書き散らしたいと思います。

でもその前に。前回の記事まで4回連続で続いたCFDシリーズ、全然閲覧数が伸びねえ。……のはまあ想定内。だってCFDって全然人気がないんですもの。「外国株CFD ブログ」で検索するとこのブログが上から3番目に出てきますからね。その人気のなさが伺えます。

で、ご報告。昨日ぼくはフォードを4株買う注文をCFDで出したんですが、今朝見たら全く買えていませんでした。軍資金1000円は残ったままです。あれ、と。だめでしたか。なんとなく約定しないような気がしていましたが、やっぱり駄目でしたか。どうも、GMOクリック証券のシステムが良くわかりません。これは予想ですが、成行などの注文は市場が開いているときにしか受け付けてくれないような気がします。つまり、米国株の場合だったら夜起きてパソコンの前にいる必要があるということです。実は仕事が夜勤なので、ちょっとそういうわけにもいかないんですよねえ。

んー、まあ、その辺の確認&裏作業は何らかの方法で、こっちでちょこちょこっとやっておきます。で、何か動きがあったらまたこのブログで報告してゆくという感じで。CFDについては以上です。

さて、今年も半分過ぎてしまいました。気がつけばもう梅雨の季節です。そういえばこの一週間はずっと天気がぐずぐず言っていて、全然バイクに乗れていませんね。もったいないことです。車もいいんですけどね。やっぱりバイクは車にはない魅力がありますからね。まあ、どっちもいいものです。

投資の方はですねえ。実はそれほどなんというか、イベントというか、波というか、配当投資の場合強弱がないんですよねえ。常に無風というか。あるのは退屈との戦いだけですね。

そうですねえ。証券口座の使い分けの話でもしますか。えーと、ぼくは現在3つの証券口座で米国株を保有しています。その3つを使い分けているか、といえばまあそうなんですけど、そんなに専門的なわけでもないですし、程々に気ままです。本来は一つにまとめていいと思います。

まずは、一番保有額の少ない楽天証券です。未だに手数料の高い楽天ですが、ぼくはここには年間の配当回数が2回の銘柄を置いてます。サソールと鬼門のナショナルグリッドの2銘柄です。この口座に限らず1銘柄あたり1500~2000ドル程度買う、という取り決めがあるので合わせても3000ドルほど。ほとんどオマケみたいな感じで毎日配当にはあまり寄与しません。もうちょっとサービスの改善をしてくれないときっとオマケのままでしょう。

次にSBI証券です。ここではNISAの口座だけ使ってます。ぼくはNISAを2014年、15年と日本株で枠を使ってしまい、それらを一旦売却して2016年から改めて米国株を買っていっています。NISA枠で買付手数料が無料のETFだけを買っています。そのETFも、分配が毎月のやつをまず買おうと思って、それは今も継続中です。ETF3大ブランドで、時価総額が50億ドル以上で、毎月分配で、配当利回りが2.2%以上のETFがターゲットです。利回りがちょっと低いんですが、まあしゃーねーかなと。

NISA口座に関しては時間切れがあるので、まず最優先に毎年NISA枠を埋めに行ってます。しかしこの120万円という枠がなかなかに大きい。薄給の身にはこれが地味に辛い。さらにETF限定で利回りも低め、と書いていてテンションが下がります。たとえ今年の枠を使い切ったとしても今度は来年のNISA用に貯金をしていかないと、来年困ることになります。あー、やだやだ。

やだやだなんて書いてますが、NISA口座も保有額が2万ドルまで積み上がってきており、上で言った通り全銘柄毎月分配型ETFなので毎月毎月安定した配当をくれよります。といっても月50ドルほどですけど。ちょっと横道にそれますけど、この月に50ドル、という数字を聞いて、投資の経験がない人ほど「何だそんなに少ないんだ。よくやってられるね」みたいな反応を示す気がします。はいはい、あなたたちはがんばって宝くじ当ててね。

おっと、本性が。スマイルスマイル。一応自分の頭の中にはぼんやりとした計画があって、毎月型のETFも来年の前半には、条件に合うものは全て買い終わります。その後ですが、今度は年4回配当のETF、その中でもじわじわ増配していってくれそうなのを買い揃えていこうかなあ、などと考えております。ただ、年4回配当はどれもこれも3,6,9,12月配当でそこばっか集中しちゃうのもどうかなあ、とも思います。SBI証券は米国個別株も手数料が安くなったし、個別株をまた何か別のテーマで買っていくのも、それはそれでありかもしれません。

最後は、米国株といえばのマネックス証券です。やっぱりここが一番面白い。えー、面白い、というのはなにも証券会社が面白いのではなくて、マネックス証券の自分の口座の動きというか、雰囲気のようなものが見ていて面白いのです。それを説明して今日は終わりですね。

マネックス証券が、ぼくのメイン口座です。10万ドルという保有額がメインたらしめています。いや自慢したいとかじゃなくてですね、特にまだ投資を始めて間もない方、配当金なんかほとんど貰ったことのない方にちょっとここを読んでもらって、投資のスケールって大事よ、ってことを感じて帰っていってほしいなと思う次第です。

でこの口座なんですが、10万ドルの株を買って、ただ放り込んであるだけです。そしてそこからにじみ出る配当金を貰い続ける、というこのブログで何回書いたかわからないフレーズをまたここで書くわけです。一方で、この口座に対する新規の入金は、というとこれが決まっていて、毎月1万円だけ入金が許可されています。もちろんそんなルールを作ったのは自分です。SBIのNISA口座への入金が最優先ですから。

するとですね、毎月毎月新規で投入される諭吉1枚よりも、既に持っている株からの配当金の方が、額としては多いわけです。そうですね、生々しい金額を書くのは実はちょっとためらいがあるのですが、まあいいですか。毎月配当金は大体200~300ドルくらいで、これに諭吉1枚、すなわち90ドルくらいを加えて、さあ今月も何か買いましょか? というのがいつものパターンです。

冷静になって考えてみてください。これって、すごくないですか? だって、ぼくがもし証券口座をマネックスだけしか持っていないとすれば、毎月たった1万円を投じるだけで、毎月何かしらの新たな株が数万円分買える。そして、そこで買った株がまた配当金を連れてきてくれる。自分の財布から抜くお金は少ないのに、株の方は勝手にどんどん増えていく。この感覚、これが面白いとぼくは感じます。

一連の入金から株を買う動作は、ぼくにとってはもうほとんど自動化されたようなもので、正直、なんか他人事というか、自分の口座なのにすごくドライに見れますね。えーと、例えるなら自分の家の隣の敷地に何か家が建ち始めたと。ぼんやりそれを見ていると、どうもなかなかでかい家を建てているらしい。基礎から作って、だんだん立派な建物になってゆく。そんな様を見て「ああ、へー、いいね」みたいな淡々とした面白さというか、なんだろ、どうもうまく説明できませんね。

今日から投資の積立を始めて、毎月1万円積み立てたとします。もちろん最初の頃は配当金なんて貰えませんし、貰ったとしても雀の涙。ほとんど無きに等しい。資産総額だって、毎月1万じゃ増えては行くけどとにかく全体の額が少ない。これがスケール感です。対して今のぼくは同じ1万円を投資するだけでもその数倍の額を買い増ししていける。スゴイ自慢気なことを書いてますけど、この感覚がなんか面白いんですよね。投資の不思議というか。資産のスケールを大きくしていくことが大事で、大きくなればなるほど自分の財布からなけなしのお金を出す必要が薄れていく。

世のお金持ちはぼくよりもっとスケールが大きく、そうなるともう自分のお金を使う必要もなく、ほとんど自動でお金からお金が生まれ続けます。じゃあ、自分が稼いだお金はどうしているの? そりゃあ、フェラーリ買ったりしてるんでしょう。うん、納得。

投資を始めたばかりの方、投資金額が少なく、なかなか投資している手応えを感じられない方、どうか息の長い投資を諦めないでください。続けていけば、どこかのタイミングで、あれ? なんか今までと違うぞ、配当金の存在が大きいぞ、と気がつくはずです。そこからはちょっとだけ加速しますんで、どうかそこまでは我慢して目をつぶって投資を続けてください。

最後に、どうも自分の資産額をこういったところに書くのは抵抗がありますね。まあ投資ブログを自称する限り数字を載せないで記事を繋いでいくのは、ある種の片手落ち感があるのは認めますが。しかしながら、自分はウン千万も運用してるんだ、自分はすごいんだ、みたいなブログはそうそうないにしても、しれっと億持ってますとか隅っこに書いてあると、「うるせーや、別に知りたかねーよ」と僻み根性で個人的にはあまりいい印象はない。うーん、ここんところが難しいところです。

それでは今日はこの辺で。次の配当を待つよろし。byオザワークスでした。

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