2017年6月20日火曜日

6/19分 米国株投資家にとって「株主総会の通知」は……○○しい

まいどっ、オザワークスです。

まずは恒例の配当をば。

IP/インターナショナル・ペーパー
MOS/モザイク

いや、なかなか毎日配当を貰うってのは難しいですね。去年のデータから予測すると、先週金曜日にはセンチュリーリンクという会社から配当が入ってくるはずだったんですが……今に至るもセの字も聞こえてきません。一体やつはどこへ行ったのか……。

さてさて6月ももう下旬、実に早いものです。ここでこの時期ならではの話題を一つ。実はぼくの父親も株式投資をしているのですが、6月はその父宛に株主総会のご案内がよく届きます。今日もアステラス製薬だったかな、届いていました。それを見て米国株投資家(ぼくのこと)は、

(ああ羨ましい)

そう感じてしまうのです。今まで誰にも言いませんでしたが、実は毎年羨ましかったのです。だって、米国株投資家には何も無いから。そう、米国株いくら持っていても、株主総会とか出られないんですよね。議決権が、無いんですよ。

いやいや、株主総会に出たいわけではないんですよ。ま一回くらいは経験してもいいかもとは思いますけどね。そういうことではなく、「株主様、この度第○○回株主総会を開く運びとなりました。お忙しいとは思いますが、ご都合がよろしければご参加ください」みたいな文面のお手紙を、ぼくも受け取りたい! これに尽きます。

そうです。なんでもいいんです。貴方様は株主様、というお手紙がほしいのです。ハガキではダメです。あの封書をビリビリ破いて、どれどれ仕方ないのう、みたいな感じでお手紙を読みたいのです。

しかし、現状米国株投資家には何もありません。何もです。電子メールでは、この渇き切った株主感を満足させることは不可能です。電子交付書面? 欲しいのはそういうもんじゃないんだ。物体なんですよ、物体。ビリビリ破る手間がほしいの!

各証券会社はこの現状を直ちに把握し、何か対策を打つべきだとぼくは強く思います。中身はなんでもいいんですよ。肩たたき券でもいいんだ。とにかく何かお手紙をください。我々米国株投資家は飢えている。飢餓状態です。

……はい、この辺にしときましょうか。飢えているのはきっとぼくだけですね。いやでも本当に株主関係のお手紙は羨ましいですね。株主総会のお誘いもそうですが、配当が出たときも確かお手紙来ましたよね、日本株は。これもまためちゃめちゃ羨ましい。もう配当金のお知らせで部屋を一杯にしたい。そこへ埋もれたい。泳ぎたい。

ゴミが増えて困ります。うちの父親もそういうお手紙が来ても、少し読んで、ポイなんですよね。せこい証券会社のせいでそういうの一切もらえないぼくからすると、なんてもったいないことを、と思います。もっと株主感を堪能すればいいのに、と。

今せこい証券会社とぼくは書きました。もし、証券会社や、今日配当をもらったインターナショナルペーパーが全世界の株主に向けて配当の度に郵便物を用意していたら、早晩そのコストで配当そのものが無くなるでしょう。証券会社であれば、取引手数料は10倍に、あわせて口座管理料なども徴収され、ネット証券とは……みたいな話になってしまいます。

ん? ということは、ネットではない証券会社、野村とか大和では日本株のみならず米国株の投資家相手にも何か紙でできたサポートを行っているかもしれません。わかりませんけど。

また話があっちこっち行きました。まとめると、日本株投資家の皆さん、日本企業からせっかくもらったお手紙です。読んですぐ捨てるはダメですよ。 枕の下に入れて、いい夢見ましょう。パンパン、神棚に飾りましょう。頬ずりして、自分は株主なんだ、株主でよかった、などと悦に入りましょう。それが、そのお手紙の本当の使い方です。

以上、お手紙をもらえない米国株専門投資家より。

お相手は、オザワークスでした。次回の配当もお楽しみに。

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