2017年6月9日金曜日

6/8分 ある少年が青年となり、投資の初心者として歩き始める話

どうもオザワークスです。

早速配当です。

SO/サザン
HYG/iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債(NISA)
EMB/iシェアーズJ.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券(NISA)
PFF/iシェアーズ米国優先株式(NISA)
BND/バンガード・米国トータル債券市場(NISA)
VCIT/バンガード・米国中期社債(NISA)
LQD/iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債(NISA)
BIV/バンガード・米国中期債券(NISA)

毎月8日はNISAの日、ということでいつも通りズラズラズラズラとETFが並んでおります。前から思っていたんですが、ETFってなんでどれも名前が長ったらしいんでしょうね。誰か教えてほしいですね。

さて、本題です。先日職場の同僚と投資の話をしたんですが、その同僚氏の息子さんが投資をするならどういう感じでやるべきか、という話になりました。今日はそこでぼくが話したことにアレンジを加えて書いてみたいと思います。若い人と投資、です。

同僚氏の息子さんは現在高校二年生ですから、今すぐ投資を始めるという話ではないです。高校を出て大学を出て就職して、初めてのお給料を頂いてから、彼の投資家人生は始まります。22歳の春のことでした。

ぼくなら彼にこうアドバイスします。

「アメリカの超巨大企業の株を毎月一定金額買い続け、そして配当を貰い続けなさい」

はい、ぼくがいつもいつも言っていることですね。アメリカ株、その中でも超巨大なグローバル企業を買い続け、受け取る配当金を増やし続ける。もう自分でも飽き飽きしています。配当金とかこのブログで何度書いたかわからないくらいの単語です。でも、この投資法がおそらく一番簡単にかつ確実に一人の若者をお金持ちへと変えてゆくことでしょう。

さてさて具体的な方法です。彼は就職して初めての月給を貰いました。その4月の給料からまず5万円、給料をもらったその日にエクソンモービルを買います。ガソリンじゃなくてもちろん株を買うんですよ。

ちょっと補足の説明を入れましょう。まず給料をもらったら即株を買うのは、若造なんてのはなんも考えなんですぐに使っちまうからです。だから最初に5万円を抜きます。もし5万抜くと生活できないくらい給料が少ない場合は、この時点では親を頼ってもいいです。後で絶対親孝行できるのでそのくらい安いものです。

もう一つ、なぜエクソンモービルと銘柄まで指定してくるのかは、エクソンがエネルギー企業で最大最高最強であり、3,6,9,12月に配当を出す会社だからです。4月の終わりに買うと、6月には配当がもらえます。これが彼の生まれて初めての配当金になります。

話を続けます。え~、4月の給料のうち5万円はエクソンモービルに捧げました。まだまだ給料も低い新入社員、5万円もの大金をポンと株に費やしてしまうのは大変抵抗があるでしょう。しかもすぐにお金持ちになれるわけではありません。成果と思えるほどの成果にありつけるのはもっとずっと先の話です。どこかに遊びにも行きたいでしょう、彼女が出来たりもするでしょう。しかし、今辞めてしまえばそれまで、ただの人で終わります。だからどんなにつらくても苦しくても投資し続けるのです。だから5月もハイ、5万円。あ、別に彼女とデートに行くのを禁止しているわけじゃないんですよ。5万円投資した後ならどう行動してくれてもいいのです。

なんか変な調子になりましたが、5月はフィリップモリスを5万円分買います。これはぼくも持っている銘柄ですね。あ、ちなみにエクソンはぼく持っていません。エクソンは高い。いや歴史的に見るとむしろ割安なんだろうけど、ぼくには高いというだけで……。

フィリップモリスは世界最大級のタバコメーカーです。配当は1,4,7,10月払い。5月に買うのは7月に配当を貰うためですね。

6月ももちろん5万円投資します。もうずっとこの毎月5万円が続きます。一回でも落としたらダメです。意外と盲点ですが、お金を貯めて例えば20万円分一気に買う、これもいけません。更に、今は株価が高いからもう少し安くなるのを待って……、はいこれも×。毎月毎月、給料をもらったその日に5万円すぐ投資します。その毎月5万円というのを毎月6万円にしたり10万円にしたりするのは、これは悪くないことですがとりあえず5万円でいいと思います。

彼はまだ若く投資の初心者でもあるので、あまり投資投資と前のめりに頑張りすぎると途中で息切れして続かなくなる恐れがあります。下落相場もありますしね。これが実は一番怖い。また新入社員に毎月5万というのはそこそこきついはずです。経済的にも、また精神的にも。このそこそこきついという感覚も絶対に一定の期間味わっておいてほしいと思います。いずれ様々な理由から投資し続けることが難しいような局面に出くわします。その時、きついけど頑張って続けてきた経験が役に立ってくれるのではないかと、ワタクシ考えております。

すんません、本線に戻ります。え~と、それで6月は何を買うんだっけ? あ、その前に6月はエクソンモービルから配当が貰える月でした。5万円分ですから、え~と、300円くらい? ……その額を見て彼はがっくりと項垂れます。あれだけ苦労してたったの300円、といったところでしょう。ははは、その寂しい背中なんだかちょっと懐かしいです。いや、笑っちゃ悪いですね。最初はそんなもんです。ただここで挫けて止めちゃいけない。続ければ、化けますから。

そうですね、6月はぼくの思い入れも深いAT&Tにしましょう。この米国最大級の総合通信会社は2,5,8,11月に配当を出します。はい、もうおわかりですね。米国株は、たった3社の株主になるだけで毎月配当金がもらえます。これでもう、彼は額は少ないですが毎月配当を得るようになりました。今後はその配当金を増やすために毎月5万円、順番に3銘柄に投資していくことになります。ですから7がつはエクソンモービル、8月はフィリップモリス、そして9月はAT%Tとループしてずっと買っていきます。

はじめは300円だった配当金も徐々に増えていくことでしょう。もちろんその配当金も投資へ回します。だから正確には毎月5万円+配当金、という感じになりますね。

さて、本来なら今日中にこの記事を書き上げてしまいたかったのですが、ちょっと長くなりすぎたようです。いやまだ続くんですよ。運用の基本はもうできたんですが、資産が増えると少し変化が起きます。そのことは次回、というか多分明日も配当が入ると思うので続きは明日に書きたいと思います。では以下、次回予告のつもりで。

さて、少し時計の針を進めてみましょう。投資を始めて2年ほど経った頃でしょうか。買い始めた3銘柄はそれぞれ50万円ほどに増えましたかね。配当金も毎月3000円ほどは入ってくるようになりました。まあ資産が増えたと言っても苦労して自分でお金を出して買い続けただけですけどね。ある月、彼がふと見るとAT&Tの評価額が50万円を超えていました。ここから彼の投資はもう一段回前へ進むこととなります。

次回に続く。

シーユーネクストディビデンド。お相手は、オザワークスでした。バイバイッ。

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