2017年7月28日金曜日

7/27分 労働しているからこそ、不労所得に涙するのではないか? 

皆様こんにちは。ご無沙汰しております。一週間ぶりのオザワークスです。ま、配当が入らないときはこんなものです。

で、7/27入金のその配当は、

GE/ゼネラル・エレクトリック
BBD/バンコ・ブラデスコ

の2つです。安定のGEに、今月配当2回目のバンブラ。個別株なのに一ヶ月の間に2回も3回も配当を放り込んでくる変な銀行ですよ、コイツは。

さて、本題。もう記憶も彼方の前回で宣言したように、今回は不労所得ってマジやべえ、って話です。まあ、不労所得とざっくり言いましたけど、ぼくの場合はもちろん配当所得です。で、改めて言い直すと、配当金って思ってるよりスンバラシイ、となります。あれ、いつも言ってることと一緒だ。そうですよ。いつもぼくは「配当ラブ! 配当ラブ!」と連呼しております。それは配当金が不労所得、つまりは働いてもいないのに勝手にお金が入ってくる種類の収入だからです。この、何もしてないのにお金が入ってくる、ことの素晴らしさ、ワンダフルさを今一度しつこく書いてみたいなあ、と今日は思っておる次第であります。皆さんどうぞおつきあいください。

まずここに2人の男がいます。A君とB君、としましょう。2人は共に30歳で独身、夜中は同じ職場で力を合わせて働く2人です。A君は夜勤が終わったあとも引き続き、午前中は別の職場でアルバイトに精を出します。それはB君も同じで、B君の方は午後また別の場所で額に汗して働いています。2人の労働収入はほとんど同じか、B君の方がやや多いぐらいの感じです。ふむ、なるほど、2人ともがんばりますね。

A君とB君、2人はなんでそんなにがんばるのでしょうか。これには理由がありまして、まずA君は、好きなスポーツカーを買ってしまいました。そうですね、スバルBRZ新車で300万、ってとこですかね。うらやましい。一方のB君、彼はバイク狂いです。最新のホンダCBR1000RR、もちろん新車で200万、と。こちらもうらやましい。そうです、彼らは2人ともローンを抱えているのです。月々の借金返済のためにがんばって働いているのです。そのローンの返済を早めるために2人とも更にもう一つアルバイトでもしようか、と考えたこともありましたが、止めました。体がキツイと判断したからです。

まあ、最近の若者はあまり車もバイクも熱心じゃないので、ちょっとモデルとしては古いですか。しかしまあ、いかにもよくある光景。結構高い買い物をしてしまって、そのリカバリーにアルバイト増やしてがんばって働く。あるいはもっともっと高い、住宅ローンでもいい。そしたらもうがんばって働き続けるしかない。働いて稼いで、稼ぐためにまず働く。これが日本で今でもよくよく見かけるごくありふれた光景です。

しかし、ここで日本人には見慣れないものを投入しましょう。先程のA君、実は彼は1000万円ほど株を保有しています。そしてその株から毎年30万円ほどの配当金を受け取っている、としたらどうでしょう。30万円は大体彼らの月収と同じです。1ヶ月働いて得た給料と同じだけの現金が、何もしてないのに入ってくる。1年12ヶ月働いて給料をもらう、これはみんなが知っている当たり前。ここへ更に13ヶ月目の給料のごとく配当金が舞い込んでくる。13ヶ月目の労働はしていないのに。繰り返します。働いていないのに、1ヶ月分の給料と同じだけのお金をもらっているんです、A君は。

まず、車を買うに当たって株を売らなかったA君を褒めたい。キミはえらい! 賢い! そして配当金30万円、これは何に使ってもいい。ローンの返済に当ててもいいし、車の維持費に当てても十分お釣りが来ます。生活費に使ってもいいし、再投資するのももちろんアリです。毎日毎日働くA君を、30万円の配当金が強力にバックアップします。「強力に」という言葉に誇張はありません。だってその30万円、働いてないのに貰えてるんですよ。ここしつこいですよ。もうA君は精一杯働いています。もうこれ以上働くのを増やすのは、無理そうです。そこへ来て、天から30万円ですよ。いや、20万円、なんだったら10万円でもいい。たった10万ポッチ。でもその10万円は、メチャメチャ苦労して働いて疲れてやっと稼いた10万円じゃなくて、寝てる間に誰かが財布に入れてくれた10万円なんです。あれ、10万入ってる、的な10万円です。

これスゴくないすか? スゴくないすか? 3回目、スゴイっすよね? ぼくもまあ人並みに働いてるんでわかりますけど、10万円って大人にとってはそれほど大きな金額ではないはずです。稼ぐにしても使うにしてもです。でも、その10万円を、ハイ、って渡されるのは、また全然状況変わってきますよね。やっぱある意味「タダで」お金をもらうとスゴイ。額にかかわらず強烈。これが30万とかになると、自分の労働の価値とは……みたいな感じで逆に悩み始めます。

働いてないのに、というか特に何もしていないのに、お金がもらえる。いわゆる雇われ労働だけじゃなくて、一日中チャートとにらめっこしてなくていいし、ブログを時間かけて書いているわけでもない、ぼけ~っとしててもお金が入ってくる。それこそが不労所得、それこそぼくが震えが来るほど配当金が素晴らしいと思う理由です。こんなお金の稼ぎ方があるなんて、世のお金持ちたちはこうやって稼いでいたなんて。そんな資本主義の一面を目の当たりにした瞬間から、ぼくのこの世界を見る目が変わりました。一変しました。

このブログを読んでらっしゃる方の中には既に配当金を定期的にもらっている方もいらっしゃるでしょう。ぼくももちろんもらっています。そしてぼくと同じく皆さんも、投資家であり労働者でもあると思います。そんなハイブリッド投資家の皆さんに言いたい。

配当金が不労所得だと、もう一度思い出して。

今日もらった配当金と同じ額を働いて稼ぐのって、大変でしょ? しかも今自分がしてる仕事にプラスアルファで働かなきゃいけない。ぼくなんか考えただけでしんどいですわ。でも、それが寝ている間に音もなく入金している。これはもう、額に関係なくまず感動でしょう。だって働いてないんですよ? 自分の代わりに誰かが働いてくれてるんですよ? それが株式会社だから~とかそういう理屈の前にまず感動しますね。少なくともぼくはそうですね。今でも毎回配当金を貰う度に、うわあ~、って感激してますよ。

これがちょっとベテランの投資家さんになると、全てに慣れてしまって事務的になってしまうのかもしれないけれど、そんなのダメダメ。だって株持ってるだけでお金くれるんですよ、まずは万歳三唱から入らなきゃ。まあ、それは大げさだとしても、やっぱり不労所得が来たこと、それから不労所得を稼ぐ自分に対してまず、自分ってすげえなあ、と自分を肯定しましょうよ。多くの日本人が知りもしない、自分が働くだけじゃないお金の稼ぎ方を実践しているのですから。そうです。投資家は偉くて賢いのです。

どうでしょうか。ここまで書いてきましたが、ぼくの言いたいこと、伝わっているでしょうか。いまいち自信がありません。要は、配当ってスゴイんだぜ、それを受け取ってる投資家ってスゴイんだぜ、ってだけなんですけど。その凄さや感動が、読む人に伝わっているのでしょうか。やっぱり文章力にいかんせん問題が……。投資をする多くの人が、まず「儲けよう」と考えるわけですが、地味な配当金だって立派な不労所得だし、むしろ配当金こそ不労所得の王道であるとぼくは感じています。そして自分が労働者であるからこそ、不労所得のありがたみや労働所得との違いもわかります。儲けるのはそれはそれで結構ですが、自分が労働者兼投資家としてもっと根本的なところを考えていくこんな文章が、たまにはあってもいいでしょう?

色々書きたいことはぐるぐるしてるんですが、ちょっともうまとまりません。今日はここまでとしたいです。どうにも頭の追い付かないオザワークスでした。

ふう、今夜も労働か……
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