2017年7月12日水曜日

7/11分 米国株投資家のネット銀行事情その2 ~楽天銀行編~

皆さんこんにちは。配当をこよなく愛するオザワークスです。

早速7/11入金の銘柄がこちら。

HYG/iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債(NISA)
EMB/iシェアーズJ.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券(NISA)
BND/バンガード・米国トータル債券市場(NISA)
VCIT/バンガード・米国中期社債(NISA)
LQD/iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債(NISA)
TLT/iシェアーズ米国国債20年超(NISA)
BIV/バンガード・米国中期債券(NISA)

以上7銘柄です。予想通りNISA口座の銘柄がばばーっと一気に入ってしまいました。なんですかね、毎月分配型のETFってこう、配当の入金日がばらんばらんにならないものですかねえ。どれもこれもみんな同じなんですよね。こうして大挙して来られちゃうより、少額でも配当を貰う喜びがこまめに続くほうが、ぼくは好みだなあ。同じ趣味の方、どこかにいらっしゃいませんかねえ。いませんねえ。

とボヤいていても始まらない。えーと、今日の話題は、そうです。楽天銀行のうまい使い方。といっても、色々条件付きです。

はい、言わずと知れた楽天銀行。ネット銀行の中では、どうなんですかね? 業界NO.1? ジャパンネット銀行があるので楽天はNO.2? ちょっとわかりません。まあ多分、楽天銀行とジャパンネット銀行で、ネット銀行界の1位2位どちらかでしょう。そこからやや離れた地点に3位の住信SBIネット銀行かな? 業界勢力図はこんな感じじゃないかと思います。適当に。

楽天銀行はあれですね。あの、楽天証券の口座とパイプで常に繋がる、SBIハイブリッド預金の猿真似の、なんでしたっけ? そうそう、マネーブリッジだ。その口座の利息が0.1%なんですよね。マイナス金利のこのご時世に普通預金で利息0.1%は激高ですね。多分こんなに高いの楽天だけじゃないですかね。同じようなサービスのSBIハイブリッド預金は、以前は楽天と同じく0.1%だったんですが、今じゃ0.01%ですもんね。これは一つ優れている点ですね。じゃあどうして楽天銀行だけがこんなに高い利息を維持できるのかというと、ぼくもよく知らないんですが、なんか楽天銀行は楽天カードの決済に使われることが多いらしく、金利収入よりもカードの手数料が主な収入らしいです。だからマイナス金利になろうが、楽天カードで買い物する人が増えれば関係なし、らしいです。

そうそう、楽天銀行のサイトを見ていて思わずくすっと笑ってしまったことがありました。あのですね、上記のマネーブリッジの宣伝をするバナーなんですが、自社の利息が大手銀行の普通預金金利の100倍! とデカデカと書いてあるんですよ。実にデカデカと誇らしげに。しかしですね。今現在メガバンクその他の銀行の利息は、たったの0.001%です。無に等しい。で確かに楽天のマネーブリッジは0.1%よ。その差は仰るとおりに100倍だ。しかし、ちょっと、こう言っちゃなんですが、目くそ鼻くそというか、0.1%でも同じくないようなもんだろう。その倍率を20年前にやってみせてくれと、そう言いたいですね。そんなことは関係ない、とにかく他社の100倍なんだ! と言わんばかりのそのバナーが、なんだかちょっとおかしかったという話。ちなみにぼくは3%の利回りで配当を貰っています。3000倍だ!

つまらん自慢をしたつもりが、低金利時代には銀行預金などゴミで株式投資をするべき、という違う側面が立ち現れてきてしまいました。この辺のことも、生活費と絡めながらいつか記事にしたいと思います。

いつも通り余計なことばかり書いていて一向に話が進まない。ここからやっと投資絡みの話題です。皆さんも証券口座に銀行から入金するとき、あれ使いますよね。即時入金サービス。まあサービス名は証券会社各々、ネット銀行それぞれで違うんですけど、機能はみんな一緒です。証券口座と銀行口座の間で、日本円を即時にやり取りする。しかも大抵は手数料も取られない。有名所のネット証券は、大体どこもやってるサービスですね。SBI証券とSBI銀行はそれを外貨でやるからすごいってのは前回書きました。今回は日本円の話です。

で、その即時入金サービスなんですが一つ問題があって、すべてのネット証券がすべてのネット銀行と即時入金で提携しているわけではない、という壁があります。ぼくを例に出しましょう。まずぼくのメインの証券会社はマネックス証券です。マネックスへは毎月1万円入金しています。そしてぼくの生活費その他を置いているネット銀行は、住信SBIネット銀行です。投資へ振り向けるお金はすべてこの銀行から出ています。しかしながら、マネックスとSBI銀行の間には即時入金サービスがありません。と、こういう問題が多々発生するのです。

別に即時入金サービスじゃなくても普通の振込でもいいじゃん、という意見もあるでしょう。確かに大手ネット銀行の中には、回数は有限ではあるものの振込手数料が無料のところもあります。しかし、このサービスの魅力は「即時」というところにあると思います。振込だと下手すると翌日までかかったりしますからね。自分は今すぐ猛烈に株が買いたいんだ! この気持はやはり大事にしたい。ですから、即時にこだわってぼくは独自の送金ルートを開拓しました。以下その説明です。

まず、SBI銀行から楽天証券へなけなしの1万円を即時入金します。この2社それぞれ対立する陣営に属していますが、ここでは提携しているようですね。そうじゃないと利便性が悪すぎてお客にそっぽ向かれてしまうのでしょう。次に、楽天証券から楽天銀行へ即時入金。「らくらく入出金」というやつですね。ここはまあ同系列ですから、当然というか、ね。そして最後、楽天銀行からマネックス証券へ即時入金。これで無事完了。可愛い可愛い1万円がようやくぼくのマネックス口座にたどり着きました。

SBI銀行→楽天証券→楽天銀行→マネックス証券。この流れです。文字で書くとなんかすごく面倒そうですが、まあなれてしまえば5分くらいで完了します。もちろん手数料は完全に無料です。マネックスをよく使っていて、かつSBI銀行も贔屓にしている方限定の方法ですね。それ以外の人には完全にどうでもいい情報ですよ。けどまあ、これも結構おすすめですね。もちろん条件に合う方に、ですけど。

うーん、思うのは、やっぱりSBI銀行より楽天銀行の方が知名度が高いというか、顔が広いというか、こういう即時入金サービスの提携先なんかでも差が出ますね。ぶっちゃけるとSBI銀行不便ですもん。今回紹介したオザワークスオリジナル入金システムも、結局は楽天さんの幅広い人脈を頼りにしているわけですから。とはいえ、外貨を扱うならSBIに軍配が上がるんですよね。うーん、一長一短ですね。それぞれの上手いところを使っていくっていう平凡な結論しか出ませんね、今回は。

といったところで本日これまで。待て、次回。お相手はオザワークスでした。センキュ!

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