2017年7月5日水曜日

7/4分 やることないからマネックス証券で損出ししたら、異変が!?

皆さんこんにちは。配当大好きオザワークスです。

早速大好きな配当から書き記していきます。7/4入金分ですね。

SJR/ショー・コミュニケーションズ
LVS/ラスベガス・サンズ
NOV/ナショナル・オイルウェル・バーコ
BP/ビーピー

4銘柄です。BPはホントは6月中に入金する目論見だったのに。まったく何を出遅れとるか。まあいいけど。

本題に行く前にちょっとだけCFDのことを。先週金曜にフォードの買い付けをミスっていましたが、なんとか無事買うことが出来ました。ちょっと値上がりしてしまい、1000円を元手に11.66ドルで合計3株です。レバレッジがなかなか高いですが、さあここからは放ったらかしですよ。これでどうなるか、何か変化が起こればまた報告します。ああ、早く現物でフォードが欲しい。

さて本題です。7月に入って本業が忙しいのでこのブログもサクッと短めに済ませたいところです。いつも無駄にダラダラ長いので読むのも大変だとは思います。でも書く方は実はもっと大変です。もう書いているうちにあれも入れたいこれも書いとかなきゃ、って次々内容が浮かんでそれをまた全部入れてしまうので、結果一つの記事がズルズルと長くなってもう書くのも疲れる、というのがいつものパターンなのです。本当はぼくもさくっと一口サイズのブログのほうが好きなんですよ。いっくらスクロールしても全然終わらん、とか嫌じゃないですか。大体ですね、

って、いかーん!

いかんいかん。これまたいつもの悪いパターンだ。こうやって無駄に長くなってしまう。今日はもうノンストップで行きます。

今日は「損出し」についてです。損出しというものがどのくらい一般的なものなのか、ぼくにはわかりません。なのでちょっと説明します。

えーと、損出しはですね、まず株式投資で利益が出たとします。利益というのは、売買での利益。それから、受け取った配当金も利益と見ることが出来ます。投資したプラスの結果ですね。で、その利益には約20%の税金が掛かります。利益の20%をお上が持っていきます。例えば、100円で買った株を200円で売ったら100円の利益。でも利益の20%は税金で持ってかれるから、実際に自分の手元に残る利益は80円。配当金の場合も同じく、100円の配当を貰ったとしても20円引かれて実際手元に残るのは80円。多分ほとんどの方が開かれていると思う特定口座では、このような税金の計算がその都度自動で行われ、自動で納税されています。故に確定申告が必要ないんですね。

で、税金の世界というのは面白いもので、利益には税金が掛かる。しかし、反対に損失が出ている場合、利益と損失を合算してその結果に課税しよう、という仕組みになっているのです。どういうことかというと、ある人が一方で100円の利益を出しました。売買ででも配当金としてでもどちらでもいいです。そしてもう一方では100円の損失を出したとします。マイナスの配当金というものはありえないので、損失は必ず売買によって生まれます。利益が100円、同時に損失も100円。合算すると、あれ? この人は1円も利益を出していません。それ故に払うべき税金もありません。税金が発生するのは利益が出たときだけ。利益より損失のほうが大きい場合も、もちろん課税対象になりません。と、こういう感じの仕組みになっております。この損失の計算も、特定口座であれば自動で行われます。

それで、やっと損出しの説明になりますが、損出しというのはこの利益と損失の合算システムを考えて、あえて、わざと、利益に対して損を出して税金の支払いを逃れよう、というテクニックなのです。実際には利益が出たり配当をもらった都度都度20%納税しているので、支払いを逃れようというか、支払った税金が返金される形になります。利益にわざと損失をぶつけて相殺する。損出しはそんなイメージです。

株の売買によって得た利益は、その後損を出すと2~3日で証券口座に損を出した分だけしれっと入金されています。一方、配当金が入金する度に支払っていた税金は、いつ損を出しても翌年の1/5くらいに一年分まとめて損益が計算され、どかっと入金されます。こちらは完全にお年玉感覚です。

そんなお年玉が来年も欲しいがために、ぼくも先日損出しをやりました。生きている証券口座は3つありますが、損出しをするのはマネックス証券だけです。SBIはNISAしか使っていないし、楽天はそもそも大したものを置いてないので配当などほとんどないためです。あ、ちなみにNISA口座で損出しをする意味はありません。NISA口座ではそもそも利益を出しても税金が発生しないので、わざわざ損を確定する意味が無いのです。

で、マネックスで行うぼくの損出し方法ですが、まず今年マネックスで貰う配当金はいくらくらいかなあ、と考えます。まあ、大体30万円くらいです。利益が30万円ということです。なので、30万円くらい損を出せば、おそらく今年1年で払う配当関係の税金は全額戻ってきます。まあそこまで無理に損を出すこともないんでしょうけどね。

次に保有銘柄の中で含み損を抱えてるのがないか見ます。含み損というのは、買ったときよりも値下がりしてしまっているけど、まだ売ってはいないダルい銘柄です。大抵青い数字です。ここで売って損を確定せずにこのまま持っていれば、もしかしたら株価が上昇してプラマイゼロ、更に含み益を発生させることになるかもしれませんが、それは誰にもわかりません。えいや! と売り払って損を確定するのが損出しです。

それでポートフォリオを見てみると、おおあるわあるわ、ダルい連中がゴロゴロと。真っ青です。特に少し前に買ったエネルギー銘柄がひどいですね。まあ配当は出してくれてるんでいいですけどね。で、損出しというのは当然含み損の銘柄がなければできないわけです。むん、ぼくは条件クリアです。いっぱいあります。

その含み損銘柄から特に損失のひどいのを幾つかチョイスしてとりあえず売り払うんですが、ここからちょっとぼく独自のやり方になっていきます。皆さんも御存知だと思いますが、ぼくは配当が大好きです。しかし、持っている株を売って手放す、ということはここから先その銘柄からは配当をもらえなくなることを意味します。それだけは断じて許せません。

配当は命です。でも損出しもしたいな。そんなワガママなぼくは、ある銘柄を売ったら、次の瞬間同じ銘柄を売った分だけ買い戻すのです。この方法であれば、損出しをしつつぼくはぬくぬくと株主で居続けることができます。やり方は簡単。まず適当に全部売る。そしたらすぐに同じだけ買う。行って帰って手数料はしっかり取られますが、株価や税金面に関係する為替はほとんど変わりません。まさに損だけを何処かへ捨ててくる感じ。いや、これ売った翌日買い戻すとかではダメなんですよ。株価が大きく値上がりしてしまうと、同じ株数買い戻せませんからね。同じ日にぱぱっと瞬間的にやるからこそ、確実に目的を達成できる。うむ、我ながらこの方法、あったまいいなあ。

と、思っていたのもつかの間でした。後日、口座の保有株一覧を見ていると、ん? なんか変。あれ? この銘柄って損出ししたやつだよね? 全部売って、同じだけ買い戻した。なのに、なんでこんなに評価損が出てるの? 調べてみると、損出ししてから(買い直してから)株価が下がっているわけではありません。なので本来であれば、評価損益はほぼほぼプラマイゼロのはずです。ぼくもそうだと思っていました。でも4万円も含み損の状態になっている。うーん……。

その後いろいろ考えて、一つ仮説が生まれました。仮説なのはそれが正しいのかどうかよくわからん、ということです。ただ、ぼくは正しいと思っています。どういうことかというと、どうもマネックス証券では、一つの銘柄を同じ日に「売ってから買う」と、何故かわかりませんが、マネックス的には「買ってから売る」という処理になってしまうらしい。

どういうことだ? 特定口座簿価単価明細照会というページを見ると、取引をした順に上から表示されるのですが、まさに上から「買付」「売付」の順になっています。もともと40株持っていた銘柄が、買い付けで残数量80株になり、同日に40株売って、だから今また40株だよん、と書いてあります。それぞれの株数は正しいのですが、売りと買いが見事に逆です。

ではそれで何が問題なのかというと、損を全部出しきるつもりが半分残っとる、というのが問題です。何故そんなことになるか? 40株持っていて8万円の含み損を抱えた銘柄を全部売るとします。損は、8万円です。きれいに全部損が出せました。その後、40株を買い直してとりあえず今は評価損なしです。これが理想でした。しかし、マネックスでは次のように処理されていると思われます。40株持っていて8万円の含み損。ここに更に40株を買い増しします。すると80株で8万円の含み損です。その後で半分の40株売りました。すると半分売ったわけですから、含み損8万円の半分が消えて4万円の含み損が残りました。これが現実の姿です。

おそらくこの仮説は当たっているでしょう。しかしなぜこういうふうになってしまうのかぼくにはわかりません。別の銘柄で売った次の日に買い戻したら、それは狙ったとおりの損出しができていました。あくまで同じ日に売りと買いを両方実行すると起こる現象のようです。もしかしたら、差金取引の関係のなんやかんやが影響してるのかもしれませんが、その辺の知識に関してはぼくにはもう手におえない気がします。

ちょっと、マネさん? 困りますよ? もう、ぼくはチキンハートだから電話で問い合わせとか出来ないからね? しっかりやってくださいよ。もう……。

でも、まあいいか。まあいいかと思えるのは、ぼくが投げやりな性格だからだけではありません。そもそも損出しは、含み損がなければ出来ません。それがあったとしても、何千円とか1万円とかの軽微な含み損では、高い手数料を払ってまで損出しをする価値があるか疑問です。そして損出しを続けていくと、いずれ含み損の銘柄はなくなります。あっても僅かになるはずです。ということはつまり、損出しという行為そのものに、その効果に、自ずと限界があるのです。

いや、そんな断言はできないな。限界があるような気がするのです。このぐらいにしておこう。だからまあ、損出しにそれほど拘る必要もないでしょう。適当に気が向いたときにでもしておけば良いこと。そのぐらいでいいと思います。ぼくも今年損出しして、まあ、マネックスの変なルールに翻弄されましたが、もう来年はほとんど損を出すような銘柄はないんじゃないかなと思います。受け取る配当金に対して含み損が足りません。だから、まあいいかな、と思えるのです。損出しに関しては以上ですね。

それでは本日もこの辺で。結局また長い記事になってしもうた。オザワークスでした。

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