2017年7月1日土曜日

6/30分 配当の再投資を実感したとき、投資家は一皮むける

皆さんこんにちは。配当ハンター、オザワークスです。

はい、本日の配当です。

RDS.B/ロイヤル・ダッチ・シェル

シェル様が入って、6月の配当も無事に終わりました。シェルとコンビのBPは前回同様次の月にズレ込んだ模様です。

いや~、今年も半分終わりました。あっという間。今日は過ぎ去ったこの6ヶ月をちょっと振り返ったり、下半期の展望なんかをまた書き散らしたいと思います。

でもその前に。前回の記事まで4回連続で続いたCFDシリーズ、全然閲覧数が伸びねえ。……のはまあ想定内。だってCFDって全然人気がないんですもの。「外国株CFD ブログ」で検索するとこのブログが上から3番目に出てきますからね。その人気のなさが伺えます。

で、ご報告。昨日ぼくはフォードを4株買う注文をCFDで出したんですが、今朝見たら全く買えていませんでした。軍資金1000円は残ったままです。あれ、と。だめでしたか。なんとなく約定しないような気がしていましたが、やっぱり駄目でしたか。どうも、GMOクリック証券のシステムが良くわかりません。これは予想ですが、成行などの注文は市場が開いているときにしか受け付けてくれないような気がします。つまり、米国株の場合だったら夜起きてパソコンの前にいる必要があるということです。実は仕事が夜勤なので、ちょっとそういうわけにもいかないんですよねえ。

んー、まあ、その辺の確認&裏作業は何らかの方法で、こっちでちょこちょこっとやっておきます。で、何か動きがあったらまたこのブログで報告してゆくという感じで。CFDについては以上です。

さて、今年も半分過ぎてしまいました。気がつけばもう梅雨の季節です。そういえばこの一週間はずっと天気がぐずぐず言っていて、全然バイクに乗れていませんね。もったいないことです。車もいいんですけどね。やっぱりバイクは車にはない魅力がありますからね。まあ、どっちもいいものです。

投資の方はですねえ。実はそれほどなんというか、イベントというか、波というか、配当投資の場合強弱がないんですよねえ。常に無風というか。あるのは退屈との戦いだけですね。

そうですねえ。証券口座の使い分けの話でもしますか。えーと、ぼくは現在3つの証券口座で米国株を保有しています。その3つを使い分けているか、といえばまあそうなんですけど、そんなに専門的なわけでもないですし、程々に気ままです。本来は一つにまとめていいと思います。

まずは、一番保有額の少ない楽天証券です。未だに手数料の高い楽天ですが、ぼくはここには年間の配当回数が2回の銘柄を置いてます。サソールと鬼門のナショナルグリッドの2銘柄です。この口座に限らず1銘柄あたり1500~2000ドル程度買う、という取り決めがあるので合わせても3000ドルほど。ほとんどオマケみたいな感じで毎日配当にはあまり寄与しません。もうちょっとサービスの改善をしてくれないときっとオマケのままでしょう。

次にSBI証券です。ここではNISAの口座だけ使ってます。ぼくはNISAを2014年、15年と日本株で枠を使ってしまい、それらを一旦売却して2016年から改めて米国株を買っていっています。NISA枠で買付手数料が無料のETFだけを買っています。そのETFも、分配が毎月のやつをまず買おうと思って、それは今も継続中です。ETF3大ブランドで、時価総額が50億ドル以上で、毎月分配で、配当利回りが2.2%以上のETFがターゲットです。利回りがちょっと低いんですが、まあしゃーねーかなと。

NISA口座に関しては時間切れがあるので、まず最優先に毎年NISA枠を埋めに行ってます。しかしこの120万円という枠がなかなかに大きい。薄給の身にはこれが地味に辛い。さらにETF限定で利回りも低め、と書いていてテンションが下がります。たとえ今年の枠を使い切ったとしても今度は来年のNISA用に貯金をしていかないと、来年困ることになります。あー、やだやだ。

やだやだなんて書いてますが、NISA口座も保有額が2万ドルまで積み上がってきており、上で言った通り全銘柄毎月分配型ETFなので毎月毎月安定した配当をくれよります。といっても月50ドルほどですけど。ちょっと横道にそれますけど、この月に50ドル、という数字を聞いて、投資の経験がない人ほど「何だそんなに少ないんだ。よくやってられるね」みたいな反応を示す気がします。はいはい、あなたたちはがんばって宝くじ当ててね。

おっと、本性が。スマイルスマイル。一応自分の頭の中にはぼんやりとした計画があって、毎月型のETFも来年の前半には、条件に合うものは全て買い終わります。その後ですが、今度は年4回配当のETF、その中でもじわじわ増配していってくれそうなのを買い揃えていこうかなあ、などと考えております。ただ、年4回配当はどれもこれも3,6,9,12月配当でそこばっか集中しちゃうのもどうかなあ、とも思います。SBI証券は米国個別株も手数料が安くなったし、個別株をまた何か別のテーマで買っていくのも、それはそれでありかもしれません。

最後は、米国株といえばのマネックス証券です。やっぱりここが一番面白い。えー、面白い、というのはなにも証券会社が面白いのではなくて、マネックス証券の自分の口座の動きというか、雰囲気のようなものが見ていて面白いのです。それを説明して今日は終わりですね。

マネックス証券が、ぼくのメイン口座です。10万ドルという保有額がメインたらしめています。いや自慢したいとかじゃなくてですね、特にまだ投資を始めて間もない方、配当金なんかほとんど貰ったことのない方にちょっとここを読んでもらって、投資のスケールって大事よ、ってことを感じて帰っていってほしいなと思う次第です。

でこの口座なんですが、10万ドルの株を買って、ただ放り込んであるだけです。そしてそこからにじみ出る配当金を貰い続ける、というこのブログで何回書いたかわからないフレーズをまたここで書くわけです。一方で、この口座に対する新規の入金は、というとこれが決まっていて、毎月1万円だけ入金が許可されています。もちろんそんなルールを作ったのは自分です。SBIのNISA口座への入金が最優先ですから。

するとですね、毎月毎月新規で投入される諭吉1枚よりも、既に持っている株からの配当金の方が、額としては多いわけです。そうですね、生々しい金額を書くのは実はちょっとためらいがあるのですが、まあいいですか。毎月配当金は大体200~300ドルくらいで、これに諭吉1枚、すなわち90ドルくらいを加えて、さあ今月も何か買いましょか? というのがいつものパターンです。

冷静になって考えてみてください。これって、すごくないですか? だって、ぼくがもし証券口座をマネックスだけしか持っていないとすれば、毎月たった1万円を投じるだけで、毎月何かしらの新たな株が数万円分買える。そして、そこで買った株がまた配当金を連れてきてくれる。自分の財布から抜くお金は少ないのに、株の方は勝手にどんどん増えていく。この感覚、これが面白いとぼくは感じます。

一連の入金から株を買う動作は、ぼくにとってはもうほとんど自動化されたようなもので、正直、なんか他人事というか、自分の口座なのにすごくドライに見れますね。えーと、例えるなら自分の家の隣の敷地に何か家が建ち始めたと。ぼんやりそれを見ていると、どうもなかなかでかい家を建てているらしい。基礎から作って、だんだん立派な建物になってゆく。そんな様を見て「ああ、へー、いいね」みたいな淡々とした面白さというか、なんだろ、どうもうまく説明できませんね。

今日から投資の積立を始めて、毎月1万円積み立てたとします。もちろん最初の頃は配当金なんて貰えませんし、貰ったとしても雀の涙。ほとんど無きに等しい。資産総額だって、毎月1万じゃ増えては行くけどとにかく全体の額が少ない。これがスケール感です。対して今のぼくは同じ1万円を投資するだけでもその数倍の額を買い増ししていける。スゴイ自慢気なことを書いてますけど、この感覚がなんか面白いんですよね。投資の不思議というか。資産のスケールを大きくしていくことが大事で、大きくなればなるほど自分の財布からなけなしのお金を出す必要が薄れていく。

世のお金持ちはぼくよりもっとスケールが大きく、そうなるともう自分のお金を使う必要もなく、ほとんど自動でお金からお金が生まれ続けます。じゃあ、自分が稼いだお金はどうしているの? そりゃあ、フェラーリ買ったりしてるんでしょう。うん、納得。

投資を始めたばかりの方、投資金額が少なく、なかなか投資している手応えを感じられない方、どうか息の長い投資を諦めないでください。続けていけば、どこかのタイミングで、あれ? なんか今までと違うぞ、配当金の存在が大きいぞ、と気がつくはずです。そこからはちょっとだけ加速しますんで、どうかそこまでは我慢して目をつぶって投資を続けてください。

最後に、どうも自分の資産額をこういったところに書くのは抵抗がありますね。まあ投資ブログを自称する限り数字を載せないで記事を繋いでいくのは、ある種の片手落ち感があるのは認めますが。しかしながら、自分はウン千万も運用してるんだ、自分はすごいんだ、みたいなブログはそうそうないにしても、しれっと億持ってますとか隅っこに書いてあると、「うるせーや、別に知りたかねーよ」と僻み根性で個人的にはあまりいい印象はない。うーん、ここんところが難しいところです。

それでは今日はこの辺で。次の配当を待つよろし。byオザワークスでした。

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