2017年9月5日火曜日

9/4分 CFD、始まったな……

皆さんこんにちは。外国株CFD研究中のオザワークスです。

まずは9/4の配当を。

SJR/ショー・コミュニケーションズ $4.24

額が少ないようですが、こいつは毎月配当銘柄です。案ずることはありません。



そんなことより、月の初めはCFDの日。ということでCFD研究の続報です。あ、待って、閉じないで。今回は結構儲かる、かも知れない情報ですよ。CFDを初めて早2ヶ月、色々と見えてきました。今日はそのご報告です。

じゃまずは前回までのおさらいから。ぼく、オザワークスは2017年7月の初めから外国株CFDを始めました。外国株CFDというのは、簡単に言えばFXの株版です。FXでは為替の取引をレバレッジを掛けたりしてやっていますね。それと同じようなことを米国株でも行う、といったことをやっております。

でそのCFD、始めた動機ははっきり言ってブログのネタのためでした。少し調べた段階でこれでは収益を挙げられない、とぼくは判断し、仕方なしにネタ要員にしたわけですね。で何も期待してませんから適当に1000円だけ投資資金を入金して、自動車のフォードモーターを3株買いました。あとは放ったらかしで適当に配当を貰いながら結局は「ほらやっぱり、保有コストが高すぎて話になんないよね」みたいな結論を付けて撤退する予定でした。その間にブログの記事を5つか6つ書ければそれで良し、ぐらいにぼくは考えていました。

ところが8月に入って奇妙なことに気づいたんです。あ、まずぼくが使っているのはGMOクリック証券の外国株CFDです。CFDのメリットは取引手数料は無料なので少額取引に向いていること。レバレッジを効かせられるので、手持ちの資金以上の株を買えること。これも投資資金がなかなか捻出できない方向けですね。と、幾つかのメリットが有るのですが、それらを打ち消す最悪のデメリットがCFDにはありました。

金利調整額、というものです。これは株を買ってただ持っているだけで毎日毎日取られてしまうコスト、まさに金利ですね。現物株にはないこの金利の高さが、CFDのネックでした。3.5%、ぼくが計算したCFDの年間金利です。仮に株価が変化しなかったとして、配当利回り3.5%の銘柄であれば、受け取る配当金額が保有するだけで取られる金利額にまるまる食いつぶされてしまうことになります。配当利回り3.5%の銘柄ってもうそこそこ高配当です。でもCFDの世界では最低限それ以上の利回りが必要とされる、というわけです。放ったらかしの配当投資こそ投資と考えるぼくは、これは使えん! と思いました。

ところがです。話が行ったり来たりして申し訳ないですが、CFDを始めて1ヶ月の8月初旬、フォードに掛かる金利調整額が思ったよりもずっと低いことにぼくは気づきました。具体的な数字を出しましょう。フォードは銘柄を保有している限り、1日0.13円金利を取られます。これが毎日掛かってきます。調べるとこの金利は一定ではなく、0.14円になったりまた別の日には0.15円になったりと、若干の変動があるようです。フォード3株の1ヶ月のコストを式にするとこうなります。

0.13×3株×30(1ヶ月)=11.7円

ま、大体1ヶ月で12円くらい。フォードの配当金の1ヶ月計算が大体16円ですから、やれやれという感じです。まったく実用的ではない。GMOクリック証券の画面でもそう表示されるんだろうなあ、と思っていたぼくは意外な数字を目にしました。

金利調整額、4円。

あれ? おかしいな、どうして? 12円だの4円だの金額がみんな小さいですが、どうにも計算が合いません。考えてもわからなかったのでとりあえず放置の選択肢をぼくは選びました。もう少し時間を置いてまた考えてみよう、ということです。

そして更に1ヶ月後の9月になりました。9月になったのでぼくはまたどれどれとGMOのサイトを見てみると……。

金利調整額、9円。

やっぱり少ない。理論値は24円くらいのはずです。ふーむ、ぼくは考えました。そして一つ仮説を思いつきました。

もしかして、持っている株数に関係なく、金利調整額は0,13円くらいなのでは?

つまり、保有する株が1株だろうが1000株だろうが、取られるコストは一律0.13円かも、ということです。早速計算してみましょう。

0.13×60(2ヶ月)=7.8円

うーん、ちょっと違うか? でも金利は途中若干変わりました。

0.14×60(2ヶ月)=8.4円
0.15×60(2ヶ月)=9円

あわわ、いーとこ出てきた。更に7月8月共に31日まである月です。もう計算はしませんが、そのことも加味すると、うーむこれは……。

仮説に信憑性が出てきました。いや、そんなの証券会社に電話して聞けよって話なのはわかっています。でもぼくはそういうことはしません! ぼくは人見知りだからです!

……胸を張って言うことではないですね、はい。でも恥ずかしいので電話もメールもなしです。今年37才のおじさんです。てへへです。

でもでもこういうこと考えるだけで楽しいじゃないですか。楽しくない? んー、しかしこの仮説に基づいた計算結果を見たら、醒めた大人のあなたも胸を熱くすると思いますよ。

宣言しますが、ぼくは9月からCFDへの投資金額を当初の10倍の1万円(ショボ!)に拡充して引き続き実験とモニタリングを継続します。買うのはもちろんフォード。株数は20株を予定しています。仮にフォード20株を1年間保有するとこんな感じになります。まずは貰える配当金から。

16円(1株あたりの配当)×4回(年間の配当回数)×20株=1280円

ふむ、それに対して年間のコスト。

0.13×365=47.45円。

大体50円。差し引きすると、手元に残る配当金は1230円! これは、熱いっす。何がって、よく考えてくださいよ、ぼくが投じたのはたった1万円ってことです。レバ掛けて2万5000円分の株を買うことで、1万円で年間1200円以上の配当金を得られるってことです。つまり、

配当利回りが12%ってことっす!

思わず改行しちゃった。いや、でも、そのぐらい熱いですよ。熱くないですか、これ? だってもし1000万ぶっこんだら配当金だけで120万ですよ。熱いでしょ? これは激熱でしょ? んでコストは相変わらず年間50円と。こんなもん好きなだけ持ってけと、目じゃないですわ。目じゃなきゃ何なんですかと言われると困るけど、金利はもう無視してオーケー。むしろ金利なんて初めから無かった。

いやいや、もう冷静になりましょう。CFDはこれまで金利がネックでした。と、ぼくは思い込んでいました。もちろんこの記事で書いたことはあくまで仮説でしかありません。しかし仮説通りだとすると、CFDはかなりいいです。かなりいけます。配当金をただただ貰い続ける投資をしたい人にはうってつけかもしれません。もちろん色々注意は必要です。フォードが減配するかもしれませんし、金利も上がるかもしれません。そして何と言ってもレバレッジを利かせているので株価の推移には要注意です。いや、それを踏まえてもなお、これはいいわあ。これは来てます。

ちょっと今日はテンションが高めなので文章が跳ねちゃってますね。今日のところはこの辺にして次回もう少し冷静なまとめをしてみたいと思います。今日書けなかったこぼれ話もありますしね。というわけで、本日はここまでです。最後に、CFD、始まったな!

オザワークスでした。

すんません。長くなりすぎました
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