2017年10月11日水曜日

配当10/10分 またやっちまった。CFDで配当金を出金する完璧な方法

皆さんこんにちは。オザワークスです。

いきなりですが、本日は王座戦の第4局です。羽生が勝つか中村が勝つか、楽しみです。その前に10/10の配当を。

 

STX/シーゲイト・テクノロジー $12.06
HYG/iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債(NISA) $6.57
EMB/iシェアーズJ.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券(NISA) $8.14
PFF/iシェアーズ米国優先株式(NISA) $7.88
AGG/iシェアーズ・コア米国総合債券市場(NISA) $4.10
LQD/iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債(NISA) $5.81
TLT/iシェアーズ米国国債20年超(NISA) $4.55
10月合計 $135.57
2017年合計 $3137.05
CFD配当 ¥483

  

はい、NISAがぞろりぞろりと。毎月第2週はNISAウイークですね。

え~、本日もCFDの話なのですが、まず始めに謝罪と訂正をさせて下さい。え~、わたくし前回の記事まで、CFDで貰った配当金は決済するまで何の役にも立たない本当のでくのぼう、などと書いておりますが、それは間違いでした。配当金はちゃんと役に立っております。でくのぼうはわたしです。適当なことを抜かしてすみませんでした。

 

いえ、どういうことかといいますとね、前回までのぼくの認識では、CFDの配当金はどこか4次元の金庫に仕舞われて再投資に使えない、決済しないと使えない、いまいちね、というものでした。しかしGMOクリック証券のサイトを良く見てみると、ぼくのCFD口座の時価評価総額(総資産額)が次のように計算されていたことに気づいたのです。

 

時価評価総額(総資産)=拘束証拠金(株を買うために使ったお金)+買付余力(これから株を買えるお金)+保有株の評価損益(買った株が上がったか下がったか)+貰った配当金-金利調整額

 

ちょっと長いですが、こういう感じです。実際の数字を入れてみると、こう。

 

31145円=29674円+6円+992円+483円-10円

 

CFDでは時価評価総額が一定の金額を下回ると、強制的に証券会社の方で決済されるロスカットという仕組みが作動します。このロスカットが起きてしまうと長期配当投資はジ・エンドです。あ、念の為に言っておきますとロスカットは忌むべきものではなく、本来は投資家の資産を守るためのものです。ぼくが個人的に本来長期投資向きではないCFDという舞台であえて長期配当投資をするにあたり、そのロスカットという親切機能が邪魔になるだけのことです。

 

説明が長くなりました。本筋に戻ると、CFDは時価評価総額が下がるとロスカットされてすべてがおじゃんです。要するに買った株が値下がりするとよくない、ということです。とはいえ株価はコントロールできぬもの。上がることも下がることもあります。だから株価の下落リスクを何か他のもので支えてあげると、時価評価総額は下がりにくくなります。

 

そしたらあるじゃありませんか。計算式の中に「配当金」の3文字が。式の中に貰った配当金が含まれているのであるならば、配当金をどんどん貰っていけばロスカットのリスクからどんどん遠ざかることになります。前回までの記事でぼくは、CFDでは配当金は何の役にも立っていない、とか言いました。しかし、まずこの時点で配当金はしっかり役に立っていることがわかります。株価が下がった場合の防御機能としてですね。もちろん、株を買ってから値上がりした場合でも、今度は利益をさらに上積みする攻めの表情を、配当金は見せてくれることでしょう。 


そのことがまず一点。配当金は既に役に立っていた。役立たずとか言ってごめんね。


しかしながら、貰った配当金が買付余力に反映されない、というのは変わらぬ事実です。現物株に慣れていると、どうしてもここは不便を感じてしまいます。配当金の再投資が出来ないわけですね。前回までのぼくはこの課題をクリアするために、以下のように考えていました。

 

貰った配当金の累計と保有株の含み損、両者がちょうど同じくらいのときに決済する。そうすれば一応この時点では損はしていない。そしてすかさず、前回買ったときよりも値下がりしているであろう同じ銘柄を同じだけまた買う。これで買い付け価格が下る。株価が無限に下がり続けることはないから、これを続けていけばいずれは底値で買うことができるはず。もちろん株価が上昇、ないし横ばいならば、そのまま保有。どちらにせよ配当を貰い続ける。

 

こんな感じです。配当を貰ったら決済して買い下がる、そういうふうに配当を使う以外に方法はないかな、と思っていました。自分で言うのもなんですが、かなりの屁理屈、無理矢理感しかない方法ですね。

 

ところがCFDの配当に対する勘違いが解けてみると、配当を再投資できないよ問題もキレイに解決です。今まで何がネックだったかと言うと、買付余力に配当金が加算されない、だから株を買えない、これでした。これの解決方法は、


普通に加算すれば良い。


です。ロスカットレートを変えてあげればいいんですよ、単純に。以前は宇宙空間に保管されていた配当金が実は時価評価総額の一部だということがわかったので、貰った配当金の分だけ普通にロスカットの値を引き上げてやればいいんです。そうすれば瞬時に買付余力が増加します。あとはそれで株を新たに買うでも、口座外に出金するでも、あなたの自由です。CFDにおける配当金の再投資、これにてコンプリート!

 

その際一つだけ注意が必要なのは、やはりレバレッジの問題ですね。ぼくは3万円を元本に計6万円ほどの米国株を買っています。レバレッジは約2倍です。2倍という低いレバレッジなので、配当金を引き抜いたとしてもまだまだロスカットまでは余裕があります。もしこれが4倍5倍とハイレバレッジでやっていると、やはりもう少し神経質にはなりますね。配当金を抜く=時価評価総額の低下=ロスカットレートに接近、ですからね。

 

とはいえ、CFDの魅力はレバレッジの魅力ですからね。低レバでちんたらやっててもつまらんのもわかります。なのでこれ以上は申しません。ぼくはぼくの、皆さんは皆さんが思うところのレバレッジでCFDライフをお楽しみ下さい。

 

本日は以上です。オザワークスでした。

 

いや~、CFDは難しいなあ。でも楽しい!
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