2017年10月18日水曜日

配当10/17分 外国株CFDで攻める! 配当つまみ食い戦法<後編> 

皆さんこんにちは。オザワークスです。

今日も配当。10/17分です。

 

GSK/グラクソスミスクライン $16.00

10月合計 $223.09
2017年合計 $3224.57
CFD配当 ¥483 

 

 またもや1銘柄で踏ん張る。これで10営業日連続で配当入金です。今回はどこまで伸びるか。グラクソスミスクラインはイギリスの製薬会社。日本ではポリデント、シュミテクト、アクアフレッシュ、コンタックなどが有名ですね。あと、リレンザもGSK。

よし、ほいじゃ外国株CFDで配当つまみ食い戦法<後編>、行きますよ。

 

今回は皮算用が満載です。なんせまだ実行していませんからね。まずは前回のおさらいを簡単に。

 

配当つまみ食い戦法とは、銘柄を長期で保有せず、配当を得る権利日のみを狙って短期で保有売却する投資手法です。具体的には元手1万円で自動車のフォードを10/19(木)の晩に30株買い、10/20(金)の朝に配当の権利確定&配当金入金、同じく10/20の晩に30株すべて売却、という行動を予定しています。完全に短期で勝負、レバレッジ4倍です。

 

 さて、手法は前回お話したとおりです。今回はそれがどのくらいの利益を生むのか、そしてどのくらいリスクがあるのかを考えていきます。実はこの考えているときが一番楽しかったりするんですよね。結構同じ人いるのでは?

 

んで、まずやっぱり利益から考えましょうか。一番の狙い所の配当金、これは堅いです。予め額も決まっている、権利確定の日取りも決まっていますから。具体的にはフォードの配当は1株0.15ドルです。まあ、16円ですかね。これを30株ですから480円、これが今回得られる配当金です。

 

少ないと思われますか? フォードは米国株なので当然四半期配当です。つまり1年で4回配当金の支払いがあるのですね。1回の配当で480円、では1年分の4回では1920円になります。ぼくは1万円を投資するだけなので、仮に4回やったとしたら1万円で1920円の配当金を手に入れることになります。算出される配当利回りは19.2%です。もし1万円ではなく100万円を投資したら……これ以上はアホらしいので止めておきますね。

 

出資1万円でプラス480円が確実に取れる、まずはこれがいいですね。確実にプラスがある、ということが。もちろんこれはレバレッジを4倍まで引き上げているから見込めることです。

 

さらに、配当金の他に株価ですから値上がり益ももしかしたらあるかもしれません。これに関してですが、もし10/20(金)朝の段階で含み益があるようなら、10/20の晩に急いで売却せずにもう1日様子を見る、という選択もありかもしれませんね。その上で10/21(土)の朝で前日の終値以下であれば週明け月曜の晩に売却。続伸しているようならさらにもう1日様子を見る、と株価が上がり続けているうちは保有して、下がり次第売却というのが面白そうですね。よし、採用。

 

なので10/20の晩に確実に売却するという計画ではなくなりました。とはいえ、株価がそう何日も上がり続けるわけもないですから、遅くとも数日で売却されるところは変わりません。

 

さあ、見込めるリターンはこんなところですね。投資額が1万円としょぼいので額は小さいですが、配当金が確実に手に入る、これがあるので割りと計算が立てやすいです。お次は恐ろしいリスクを見てみましょう。

 

こちらは単純、株価の下げです。未来においてはフォードの減配ということもありうるかもしれませんが、とりあえずは今回それはありません。怖いのは株価だけです。

 

まず、こちらはレバレッジ4倍でフォードを買っているので利益も4倍ですが、同時に損失も4倍になってしまいます。さすがに短期でロスカットということはないでしょうが、さて、どのくらい株価が落ちると配当金という名のシールドを貫いて、本体の1万円がダメージを負うのでしょうか。

 

早速考えてみましょう。出てくる数字は、投資額1万円、株数30、そして確実に貰える配当金480円です。フォードの株価は今大体12ドルくらい、もし買値から0.1ドル下落すると、30株で-3ドル。大体330円くらい、マイナスで。

 

ぐっ、意外と厳しい……。0.2ドル落ちたら、-660円。ぐあ、もうシールドを食い破られた。うーん、きびしっすなあ。20セントくらい普通に動きますよね、プラスにもマイナスにも。

 

それともう一つ、CFDは買値と売値がそれぞれ別々に設定されています。なんでと聞かれてもそういうものなのです。売値は買値よりもほんの少しだけ安く設定されていて、この差が実はCFDの実質的な売買手数料だったりもします。FXではスプレッドと呼ばれるものですね。

 

で、フォードですが、こいつは買値より売値が常に0.05ドル安い状態です。つまりもし株価が買値からまったく動かなくても、売るときには自動的に0.05ドル損する仕組みになっているのです。仮に配当は関係なく売買だけで利益を出すのなら、最低0.05ドル以上の値上がりを実現する必要があります。これもまた泣きっ面に蜂というか、厳しいシステムですなあ。

 

……というわけでまとめると、結構難しいぞ、ということがわかりました。もちろん株価ですからどちらに転ぶかはわかりません。勝機はもちろんあります。ありますが、頼りの配当金は意外と脆い盾でした。

 

いや、CFDの本来の使い方である短期売買のトレーダーの皆さんは、本当にこんな取引してるんですかね、日常的に。ちょっとこれ、まぐれ勝ちはあっても勝ち続けるのは、うーん、どうかなあ……という気がします。とはいえ脆いけど配当金を盾として使うことによって勝率は上がるはず。自分を信じてどれひとつ、やってみましょう。結果は乞うご期待。

 

という感じで本日はここまで。文面からして明らかにちょっと弱気になったオザワークスでした。


やっぱりレバ4倍は刺激が強いなあ。
にほんブログ村 株ブログ CFD取引へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿