2017年10月7日土曜日

配当10/6分 CFDで貰う配当は、いつだってブタさんの貯金箱

皆さんこんにちは。オザワークスです。

やっぱりハナがズルズル星人。つらい。10/6の配当です。

HPQ/HP $12.38
BND/バンガード・米国トータル債券市場(NISA) $3.04
VCIT/バンガード・米国中期社債(NISA) $4.27
BIV/バンガード・米国中期債券(NISA) $3.25

10月合計 $86.46
2017年合計 $3087.94
CFD配当 ¥483

今月はNISA系が早くも始まったようです。まずはバンガード3兄弟から。HPは日本でもおなじみのヒューレットパッカードですね。ウチもプリンターがそうです。

しかし風邪早く治ってくれないかな。集中力ガタ落ちで色々やりたいことが手に付きません。それはともかく今日もCFD、前回書けなかったことを書いていきますぜ。



前回はCFDとはなんぞや、差金決済とはなんぞや、これを人に説明するにはどうするか、というしょーもない話題で始終してしまいました。今回はCFDを理解してもらったその先、CFDで貰った配当金の使い道、これを真面目に考えてみます。若干前回の記事ともリンクする部分があるかもしれませんね。

え~、では、CFDで米国株を買って持っていると、当然のことながら定期的に配当金を貰えます。オレたちゃ株主様ですからねっ。そこんところは現物株と一緒です。現物株というのは、SBI証券や楽天証券、それにマネックス証券で米国株を保有しているあなたの株、それのことです。もちろんぼくも持っています。CFDで米国株やるならGMOクリック証券をよろしくネ。

話が進まん。まあとにかく配当金は入ってくる。ここまではオーケー。でもCFDと現物では配当金の入り方が違うんですよね。まず現物の場合は、自分の証券口座にチャリンと普通に入ってきます。配当金が入ってくると株の買付余力(あといくら買えますよという金額)がその分だけ増えて、配当金で株を買い増していく「配当金の再投資」が可能です。配当金の再投資は資産を増やすのにはとても有効なのでぜひやりましょう。

一方、CFDの配当金は扱いが特殊です。そうですね、あれを思い浮かべてもらうと理解しやすいと思います。昔の漫画とかにありましたよね、あの陶器でできたブタさんの貯金箱。コインを入れるスリットだけが付いていて、出口はない。貯金を出すには割るしかない、あのブタさんの貯金箱。CFDでの配当金は、まさにあれです。

証券口座、つまりは買付余力には加算されず、ブタさんの貯金箱にチャリンチャリンと貯まっていく、そんな感じです。更に貯金箱は銘柄ごとに存在します。「ふぉ~ど」とか「えーてぃーあんどてぃー」とか、ブタさんの脇腹あたりに黒マジックで銘柄名が書いてあり、それぞれで配当金が出るたびに貯まっていきます。

ブタさんの貯金箱ですから、中に貯まった配当金で新たに株を買う、というようなことは出来ません。どうしてもそれをやりたいのなら、貯金箱を割る、つまりは持っているその株を売って下さい。投資家はその時初めて、CFDで貰った配当金を手にすることが出来ます。逆を言えば、売り決済をしない限りその配当金はまったく使えません。ここがまさにブタさんの貯金箱ですね。

CFDで長期配当投資を目指す場合に一番ネックになるのがここなんですよね。貰った配当金を自由に使えない、という点。これがどうにも窮屈です。ただ、この決済しないと「結果」が出ない、というこの取引のこの感じ、これがまさに前回説明できなかった差金決済なんですよ。

現物は株を買った瞬間に一つの取引が終わります。その後貰う配当金は、それはまた別の取引、という扱い。対してCFDは株を買った段階ではまだ取引の途中で、配当金を貰ってもまだ途中。計算式に例えれば、1+1+1+1+……と長い足し算の途中なんですよ。途中であるからまだ答えはわからない。最後の1を足して「=」が出てきて初めて結果がわかる。その「=」が決済なんですね。決済してやっとこ一つの取引が終わるわけです。

すいません、脱線しました。ただCFDを理解する上で結構重要な話ではあると思います。んで、なんだっけ? そうそう、CFDは配当貰ってもそれを使う手段がない、っつう話でしたね。でもCFD君配当利回りは高くできるから、なんとかして上手く活用したいっすよね~。

おまかせ下さい、このオザワークスめに。考えました。なんとかCFDで配当を上手く使う方法を。

が、しかし、気がつけば本記事は既に結構な文量に達してしまっているのでした。読み返してみればブタさんの貯金箱のことしか書いていない。……これでは~、人気も出ませんわ~。

でも今から続きを書くとなるとこの倍の文章量になってしまうのは必至。なのですみませんが、また次回に続くということでひとつお願いできますでしょうか。あ、いや、お怒りなのはごもっとも。すべてはわたくしの構成力の無さ、計画性の無さ、ろくでもなさ、これらによるところでございます。どうかひとつ皆様の寛大なお心で、次回の小記事をお待ちくださいませ。

続く続く商法はこれ限り。皆様に心の配当をお届けするオザワークスでした。



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