はたと思う。2月はもう配当貰えないかもしれない。寂しい。
さてさて、人事異動のこの時期、朝の仕事の上司が変わりました。仕事場の駐車場に見慣れない車が停まっているのでぼく、わかるんですよねえ。案の定、挨拶がてらに探りを入れてみたらそうでした。さて、着任した新しい上司の愛車は、これ。
正確にはこれの1コ前ですね。まだ顔つきがもうちょい柔らかい頃のモデルです。
……ねえ、アウディですよ。現行モデルでも色々グレードありますけど一番安いやつでも470万、高いやつだと1000万行きます。
恐らく新車で買ったと思われます。さらにリアウイングを付け替え、フロントも何やらスポイラー的なものが付いていて、ホイールもBBSのたっかいやつに履き替えられております。私が調査しました。
コイツはガチです。ガチで高い車です。しかし乗っているのは太ったおっさんです。おとっつぁんです。多分家に帰るとこんな狭苦しいスポーツカーとは別に、ステップワゴンとかが置いてあるはずです。
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……はあ、やっぱ金あるなあ。まあ立場と給料の額が違いますからねえ。異動していった前の上司はスバル レガシィ アウトバック（現行、新車320万～）、前の前の上司はトヨタ ハリアー（現行、新車290万～）。
くそお、攻撃力が高え。それに比べてぼくは……。
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その後の会話。なんか一家で車好きみたいで、奥さんと娘さんがそれぞれミニに乗っているそうな。はいはい、もうお腹いっぱい、自慢乙。
それでもさすがに新車をキャッシュで買えず、ローンは組む。うんうんそれはそうでしょう。アウディなんか現ナマで買えっかよ。今までもローン組んで新車に乗って、ローンが終わったらそのタイミングでまた新車を買う。もちろんローンを組んで。
あら？
これは？
もしや？
圧倒的給料差に激しく打ちのめされ、その場に崩れ落ちていたぼくがピクリと反応しました。
ローンが終わったらまたすぐに新しいローンを組む、だと。一体いつの時代の話ですか。まだそんな人がこの21世紀のデフレ大国ニッポンにいたとは。
せっかく借金を返し終わったのにまたすぐに借金をするような人が、その給料の額に見合った貯蓄ができているとは思えません。いわんや株式投資など夢のまた夢。多分彼は考えたこともないでしょう。
嗤うべし！ 昭和のおじさん。一生借金を返し続ける負のループを生きるが良い。そのループは高い給料にのみ支えられているのだ。
ぼくは違う！ ぼくは米国株に長期投資することによって、一生増え続ける配当金を得るのだ。さらにその配当金をもまた投資して、さらなる配当金を獲得し続ける。これが正のループである。
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……とは言ったものの、まだまだです。まだまだ全然昭和のおじさんたちには勝てません。けれども粘り強く、諦め悪く、投資を続けていこうと思います。未来の勝利を信じて。
新しい上司には大変失礼な物言い（内心）をしましたが、とりあえずいい人そうです。
以上、ときにはブラックなオザワークスでした。
アウディかあ、いいなあ
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