皆さんこんにちは、オザワークスです。
先日の記事、「ついに損失は100万へ。もっとだ、もっと私を嗤ってくれ」で書いた通り、ぼくはこの2月の株価下落で生じた100万円もの含み損を、自分の周囲に自分で吹聴しまくっています。
理由は、あの人株なんかやって損してるかわいそうな人だ、と今はあえて嘲笑われ、ナニクソ! とそこから這い上がる気力を自分の中で盛り上げるためです。リアルで投資仲間がいなくて慰め合えないため、このような自作自演にも似た行為が必要なのです。
ところが、内2人から意外な反応が返ってきました。
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オザワークス「いやあ、3日間で100万蒸発よ? もうだめだわ」
非投資家某氏「でもオザワークス君は配当でしょ? 株価じゃないとか言ってなかった?」
あり? この時点でちょっと予想していた返答とは違う。もっとこう、嘲笑うようなのを期待してこっちは気合い入れて来たのに。ぼくはなおも食い下がります。
オザワークス「その配当なんか2月たった2万すよ? マジ焼け石に水。そうでしょ、ね?」
非投資家某氏「それでも長期で配当貰い続けてれば、株価だって、今は下がったけど」
オザワークス「それは、株を長期的に保有して配当を貰いまくればあとのことは知らん、ということですか? それでいいと思ってるんですか? 株なんてギャンブルと一緒でしょ!」
非投資家某氏「だって、そうだって、言ったじゃん」
オザワークス「……」
先輩、完敗です。ぼくが日々口を酸っぱくして言うてること、ちゃんと理解してるじゃないですか。完璧ですよ。それこそが正しい、投資です。
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自分の投資の哲学など、所詮誰にも理解されない。特に普通の人々、非投資家には。ならば逆に、この機に彼らの中にある投資に対する悪しきイメージを増大させ、投資家を嘲笑させることで自分自身強くあろうとしたこの姑息な作戦。
誤算によって失敗しました。
ただ、嬉しい誤算です。思ってた以上に、ぼくの投資に対する関わり方は理解されていました。正直拍子抜けです。
大変失礼な話ですが、株式投資の経験がない方でも噛み砕いて何度も説明していると、本質を理解できる人「も」います。もちろんほとんどの方にとっては、それでも株なんて楽して稼ごうとするズルでしかありません。
でも、一応解ってくれる人もいる、そのことが証明されました。ぼくはこれが無性に嬉しいです。もうそこまで行ったら投資も始めちゃえばいいようなものですけれど、どうもそれはまた別のハードルがあるようで、そういう人は一人もいません。
まあ、良しとしましょう。マスコミやら大昔のバブル崩壊やらで定着した株式投資のイメージ。それとは別のイメージが彼彼女の中にあるだけで、緩やかに現実は変わってゆくものです。
この記事をご覧の皆さんの中にも、投資に対する家族や恋人からのいわれなきバッシングに苦しむ方がいるかもわかりません。株と聞いただけで「ゲええ!」みたいな反応を示す奥さんや恋人も、多分イメージの問題だと思います。時間を掛けてゆっくりと何度も説得するのも、またコミュニケーションが取れていいんじゃないでしょうか。
オザワークスでした。
オレにはそんな相手、いねえけどな!
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