2018年2月27日火曜日

確定申告と外国税控除を完全ペーパーレスで。できてる、できてない?

皆さんこんにちは、オザワークスです。

やっと確定申告が終わりました。もう一生やりたくない、国税庁のわっかりにくい画面とか絶対見たくない。

……と今は思っていますが、きっと来年もまたヤダヤダ言いながらもやるのでしょうね。



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2018年は、生まれて初めて外国税控除に挑戦してみました。めんどくせえんだろうと思っていたら案の定のややこしさで、それ系のサイトを多数参考にしながらやらせて貰いました。

ちょっとここでぼくのやり方をご紹介。ほんのちょっと簡単にね。

まず、申告の作業はすべてe-Taxで行いました。国税電子申告・納税システムというやつで、つまりはインターネットで確定申告できるやつ、です。なので申告書や添付書類などを税務署に送りつける等の「物理的な行為」を一切してません。最初から最後まで全部ネットで完結です。

ネット上で申告書を作成してそれをプリントアウト、関係書類も一緒に提出、という方が多いようですが、ぼくは今回完全なるペーパーレスで行こうと決めていました。だってそのほうが楽だし。

んで、e-Taxの画面をドンドコ進んでいくとやって来ました、株関係の入力画面。ここではネット証券のサイトで見られる「特定口座年間取引報告書」、これに書いてあることをそのまんま入力してやればいいだけなので簡単です。ものの数分で済みます。

そしていよいよ外国税控除へ、冒険は進んでいきます。

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この外国税控除がやはり問題でした。要は去年1年間で得た国外所得と払った外国税、総額とその明細を入力すればいいだけなんです。総額はさっきの特定口座年間取引報告書にありますから書き写すだけで簡単です。

ところがその明細となるとやばい。保有銘柄が1つとか2つという人は、すべてを包み隠さず書けばよろしい。しかしこちらは70銘柄から持っています。去年頂いた配当の回数は、数百回にのぼります。で、逆に入力できる最大数は30コですから、これはもう無理ですね。ではどうするか?

答え。ある程度まとめた。

外国銘柄の税込みの配当金と外国税のデータを国別にまとめて入力しました。別に銘柄名を書くような欄はないので、これでもいいのではないでしょうか。

とはいえその国別のデータを作るのがえらい苦労。特定口座年間取引報告書には、何月何日にどの銘柄から配当金が入って税金も払った、という一覧表も付属しています。が、残念なことに国別にはなっていません。

そうです、自分で計算するしか無いのです。一応PDFファイルの特定口座年間取引報告書をエクセルにぶち込む事もできるらしいのですが、なんかロックが掛かっており、パスワードを要求されてデジタル音痴のオジさんそれもできず。結局全部電卓叩いて計算しました。そう、自らの指で。

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一週間後、データが無事完成。この時点でオジさんの体力はもうレッドです。

結局国別にまとめても計9カ国になりました。米国を筆頭に、カナダ、スペイン、ブラジル、アイルランド、南アフリカ、英国、オランダ、スイス。なんてワールドワイド。

英、蘭、スイスなんて外国税がないから省略しても良さそうなのに、国外所得の総額と合わなくなるから計算せざるを得ないこの苦しみと虚しみ。

で、くたくたになりながらなんとか9カ国分入力して、無事送信。はい終わり、となりました。税込みの国外所得が52万円、払済の外国税が58000円、還付される税金が2万円ほどのようです。それだけの価値があるのかどうか。

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今回の教訓。国別のデータを作るのがかなりの手間なので、もっと早い時期から始めてコツコツ進めておこう。特定口座年間取引報告書は1月のアタマには閲覧できるので、その段階からデータ作りをしておいたほうが良さそうです。

特にぼくの場合は、まだまだ銘柄数を増やしていく予定です。つまり今年より来年が、来年より再来年がもっともっと地獄になる、ということです。宿題を貯めずに早めの対応が肝要です。

以上がぼくのやり方でした。一応送信はしましたが、これで無事還付されるかどうかはわかりません。税務署に問い合わせをしたわけでもないですしね。この方法でキャッシュバックされればそれで良し、ダメならネタにするまでです。

今はただ、とにかく終わったことにホッとしている、オザワークスでした。



このe-TaxのときだけIEを使う。なんてどんくさいブラウザだ!
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