2018年3月13日火曜日

配当3/12分 利益を確定しても儲かった気がしない病に罹ってしまった

皆さんこんにちは、オザワークスです。

このところ本当に暖かくなりました。バイクシーズンが近いです。

CNP/センターポイント・エナジー $13.96
CMI/カミンズ $7.76
PFF/iシェアーズ米国優先株式 $6.20
HPQ/HP(CFD) ¥104

3月合計 $229.71   2017年3月合計 $437.68
2018年合計 $719.21   2013年~2018年合計 $12234.90
2018年CFD配当 ¥1400   2017年~2018年CFD配当 ¥2727

外国株CFDで貰った配当額が2017年の分をここで超えました。本当にじわりじわりと不労所得が増えつつあります。配当に近道なし、誰の言葉か知りませんが、昔の人はいいことを言います。



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ここ何日かで現物株の売買をいくつかしました。その中で思ったことを記しておきます。

まず先週末、F/フォード・モーターを20株買い増ししました。フォードの株価が下がり、こちらは配当金が程よく貯まっていた、そのタイミングが合っての買い増しでした。

これで6月のフォードの配当金は、20株分純粋に増えることになります。配当金で株を買い増しし、配当金をさらに増やしていく。我ながら完璧な投資法です。みなさんもそう思うでしょう? まあ、フォードが減配すればパーですが、とりあえずは大丈夫でしょう。

この純粋な買い増しは、非常に正しい投資行動だと自分でも思います。メリットが単純明快で、その説明も簡単です。

しかし問題は、つい昨日行ったHPQ/HPの利益確定売却とそれに絡む他銘柄の買い増しです。問題……実はこれが問題かどうかも自分で判断がつかないくらい、あやふやでふわふわとした感覚が自分の中であります。詳しく説明しますので、皆さんでも考えていただけると嬉しいです。

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ぼくの投資ルールでは、1銘柄大体1500~2000ドル分の株を買ってあとは配当を貰い続ける、ということになっています。そこから株価が下がれば買い増し、逆に株価が上がって上がって評価額が3200ドルを超えたら半分売却、これが大体のルールです。今回HPを売ったのもこれに該当します。

ぼくはHPを2年前に130株買いました。株価は2倍以上になり、今回60株売りました。売却益は1500ドルくらいで、本来ならばこれは喜ぶべきことです。まあ儲けているわけですからね。

ところが、HPを60株売却した状態、この状態のままでいると当然のことながら貰える配当金は減ります。それは嫌なのでHPを売って得たキャッシュで次なる配当銘柄を買うわけですが、ここでぼくは、どうなのかな? と考え込んでしまうわけです。

配当狙いで買った銘柄から別の配当銘柄への乗り換え、これは単純に得なのかな、と。

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仮に配当利回りが3.5%の銘柄を売って、同じく3.5%くらいの別銘柄を買った場合、ちょっとその意味を考えてしまう。どこにメリットがあるのか、むしろ手数料分損してるんじゃないのか?

実際にぼくはHPが配当利回り4%のときに購入して、それを売って利回り4%のXOM/エクソン・モービルを買っています。両者ともに増配していて、この先もそれは続きそう。ぼくはHPとエクソンをただ取り替えただけなのか?

配当利回りが5%、6%の銘柄を買えばいいじゃないかとも思います。が、そいつらが減配しないとも限らないし、結局遠い先の増配率までは誰にもわからない。将来は増配率という名の海に溶けていて見えないのです。

配当金を集めて、または自己資金を投入して新しく株を買う。これは単純に受取配当金を増やします。そういうイメージが簡単に描けます。

しかし、何かを売って、そのお金で別の何かを買う場合、なんだかちょっと難しい。その行動が自分の保有株式全体の配当額を引き上げている、という明確なイメージが持てません。良いことなんだろう、という気もしますが、ただ交換しているだけじゃ? という感覚もあります。

自分には判断できない。なにか考え落ちしている気もします。

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株価についてもまたモヤモヤとした気持ちがあります。今回ぼくはHPを売っていくばくかの利益を得たわけですが、これはぼくの戦略眼が優れていたわけではなく、ただ単に相場環境が良かっただけです。つまり大体どの銘柄も上がっている状況なだけです。

そんな中で売ってしまい、次にさあ買おうと思っても、どれもこれもここ1、2年で株価が伸びている銘柄ばかり。ちょっと買いづらいんですよね。

それでも買うんですけど、やっぱりただ交換している感覚があります。仮に新たに買った銘柄のほうを先に買っていたとしても、今は同じだけ利益が載っていて、売って、買うのか? 鏡に映したように同じ行動をとっている。

では株価が下がるのを待つのか。そんなもの、いつどれだけ下がるかなんて誰にもわからない。下がらないかも知れない。株価こそ、先のことは誰にもわかりません。

売ったはいいが、すぐに買うのか、下がるまで待つのか、どうすれば良かったのか結局モヤモヤします。

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駄目だ駄目だ、脳がふやけている。もう考えるのはやめよう。

とりあえず売却益の1500ドル は得た。今回はそれでいいじゃないですか。そう思うことにします。きっと大枠で戦略は間違っていないんだから……。

五里霧中、そんな言葉が浮かんだ、オザワークスでした。



うーん、このモヤモヤ感を上手く表現できない別のモヤモヤ感
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