2017年11月29日水曜日

配当11/28分 毎日配当の敵! 配当支払日を変更してくる銘柄がある

皆さんこんにちは、オザワークスです。

緊急、緊急、嬉しい緊急。予期せぬ配当が入りました。

HSBC/HSBCホールディングス $19.94

11月合計 $267.09
2017年合計 $3551.30
CFD配当 ¥935

英国の大銀行HSBCの本来の配当支払は12月中旬のはずなのにまたえらい前倒ししてきました。別に年間通しての受取金額が増えたわけじゃないんですが、なんか嬉しいサプライズです。



というわけで今回は、配当の支払日を変更してくる銘柄がある、です。

ぼくは毎日配当金を貰うことを目指して株を買っています。それだけが目的じゃないですけれども。

となれば各銘柄からの配当金の受取日が重要になってきます。今もまさにやっていますが、受取日をデータ化し、去年がこうだったから今年も同じ頃だろう、とか色々予想をするわけです。

基本的に予想はしやすいです。ほとんどの銘柄は毎年同じ月の同じ日頃に黙々と配当金を振り込んでくれます。配当研究家としては頭が下がる思いです。

ところが、いくつかの反抗的な銘柄は、こちらの意図を知ってか配当の支払いタイミングを意識的にずらしてくる場合があります。実に困ったものです。

例えば、先日社名を変えた、アパレルブランド「コーチ」を擁するTPR/タペストリーは、2年前までは3月、6月、9月、12月の各月末に配当を受け取れていました。それが去年から1月、4月、7月、10月の月始めに入金するパターンへと変更しています。一週間ほど後ずれする格好ですね。

今日配当を受け取ったHSBCもなんだかんだで毎年配当の出る月が違います。2015年は5月、7月、10月、12月。2016年は、4月、7月、10月、12月。そして2017年は、4月、7月、9月、11月。

きっと基本は2016年の4,7,10,12パターンなんでしょうが、結局は毎年微妙にずらしてくる。読めないんですよね、こういう人。

極めつけは、ハードディスクメーカーのSTX/シーゲイト・テクノロジー、お前だ。こいつは元々2月、5月、8月、11月の各月末に入金するパターンでした。このパターンの銘柄は数が少なく、貴重な戦力と期待してぼくは買いました。

しかし、異変は去年の中頃突然起きました。2月末、5月末、とそれまでスケジュール通り従順に配当を産み出していたシーゲイトが8月、突如として配当の生産を停止、配当ストを敢行しました。

これは我々株主に対する明らかな反逆。許すわけにはいかないと、こちらもシーゲイトが立てこもる城を取り囲み、兵糧攻めで締め上げます。シーゲイトはシーゲイトで徹底抗戦の構え。両者睨み合ったまま、時間だけが過ぎてゆく9月でした。

そして秋の便りも聞こえ始める10月に入ってすぐ、突然シーゲイトが何やらスッキリした顔で城から出てきたのです。そして何も言わぬまま配当金を我々株主に振り込み、以後は1月、4月、7月、10月のパターンで現在まで入金は続いています。

5月末から10月初めまでのあの空白の4ヶ月は一体何だったのか、今持ってその謎を知るものはいません。これが後世の歴史家が言うところの「シーゲイト配当戦争」のあらましです。

しかし、我々株主が一つ忘れてはいけないことがあります。それは、2016年シーゲイトが配当を支払った月に答えがあります。2月末、5月末、そして10月初め。

てめー、こら! しれっと何食わぬ顔で年3回しか配当払ってねーじゃねーか! おい! オレは忘れねーぞ! なんとか言え!

……ま、このようなこともあります。皆様も、毎日配当を目指す際には、どうか配当支払日の一方的な変更にはご注意を。オザワークスでした。



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